保育料ってどうやって決まるの!?計算方法や平均額を教えて。

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保育園に子どもを入園させることができたらひとまず安心!と思ったら今度はほかの問題が出来します。

それが保育料です。

保育料はどのくらいかかるのでしょうか?

計算方法などはあるのでしょうか?

また、月額の平均はどのくらいなのでしょうか?

保育園の料金について知りたいことをまとめてみました☆


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目次

保育料はどうやって決まっているの!?

保育園の料金はどのように決まっているか知っていますか?

保育園の料金は親の年収によって決まります。

同じクラスで同じ保育を受けていても0円で通っている子どももいれば、数万円かけて通っている子どももいます。

当然ですが、高い料金を支払っているからと言ってその分ほかの子どもとは違う特別な保育を受けられるというわけではありません。

先生たちも保育料までは把握していないのでひいきなども生まれようもないのです。

保育園の料金は、『子ども・子育て支援法』という法律で決まっているのです。

保育料がかからない世帯は
・生活保護世帯
・中国残留邦人
・在宅障害者(障害児)のいる家庭
・母子家庭
・父子家庭

です。

後は市民税の課税状況や所得税によって変わってきます。

そして一番気を付けないといけないのは保育料は住む自治体によって多少の差があるということです。

全国で一律ではないのです。

自治体のホームページなどで保育料は公表されていますので簡単に見ることができますよ!

保育料金が決定するには認定区分を見ないといけません。

1号認定、2号認定、3号認定というものですね。

でもよくわからない…という人のためにざっくりと説明しておきたいと思います。

1号認定は満3歳以上で教育標準時間は4時間です。

いわゆる「幼稚園」や「認定こども園」の幼稚園部分に通う子どもですね。

2号認定は満3歳以上で保育標準時間は11時間。

保育園や認定こども園に通う子どものことです。

3号認定なのは3歳未満児。保育標準時間は11時間です。

保育園や認定こども園、地域型保育事業に通う子どもたちです。

2号認定と3号認定の差は年齢だけですね。

保育料の計算方法は?

では具体的な保育料の計算方法をチェックしていきましょう。

まずは源泉徴収票を用意してください。

最初に見るのは「①給与所得控除後の金額」です。

あと「②社会保険料などの所得控除の金額」を見てください。

①-②=住民税を課税するための額です。

これは千円未満は切り捨てでOKです。

所得控除の部分は家庭の状況で変わってきますね。

配偶者控除や生命保険、地震保険の控除、医療費の控除などがあります。

次に行うのは調整控除です。

これは所得税と住民税の計算方法が違うのでそれが不平等にならないようにということでやるものです。

住んでいる自治体によって違うので役所に確認するといいですよ!

「住民税を課税するための額」が分かったらそこに市民税の税率を掛けます。

市民税の税率は住んでいる市町村のホームページで確認できます。

「住民税を課税するための額」×「住民税」=「住民税の所得割額」です。

これを国の保育料の表に当てはめて確認します。

○号認定というのは自分で好きなもの(預けたい時間や年齢等)を選びます。

後は計算で出した所得割額と交わっている部分を確認するだけです。

ちなみに国の保育料は上限額です。

ということで基本的に他の保育園ではもう少し安い保育料になっています。

市区町村で保育料の助成があったりもしますね。

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保育料の平均額って?

では保育園の料金の月額平均ってどのくらいなのでしょうか?

気になりますよね。

全国で平均すると子ども一人当たりの平均保育料は月額で20491円だったそうです。

(平成24年、厚生労働省調べ)

そんなに多くはないなと思った方もいると思います。

しかしこれは0円世帯が結構いるからだとも言えます。

多くの人は2万円~3万円を支払っているようです。

保育園に子どもを通わせているおうちの8割が3万円未満の支払いで済んでいるということもわかっています。

なので、毎月3万円以上の支払いになることが極めてまれでしょう。

また、今までの保育園の料金の話は認可園でのみ通じる話です。

認可外だとその園が独自で保育料金を設定できます。

特殊な教育をしている認可外園(モンテッソーリとか)だと月額で6万円なんて言うケースもよくあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

保育料を実際に計算してみると、どのくらい毎月かかるのかが分かるので少し安心できますよね。

保育料金は年の収入額をベースにしているので、残業をしまくると必然的に保育料も上がります。

その点を考えても子育ての間は残業ナシという社会の風潮が確立されたらいいのにな~と思いますよね!

保育料金の計算は簡単な計算ツールもあるようですので、利用してみるのもイイかもしれません。

自分で計算するにせよ、ツールを使うにせよ、源泉徴収票は必要ですので絶対になくさないように取っておきましょう☆

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