しかし漫然と見学に行ってもあまり意味はありません。
希望を出す園すべての見学に行くけど優先順位をどうつけたらいいのかわからないという話もよく聞きます。
今回は元保育士の視点から「保育園見学でチェックすべきポイント」をお伝えしていきたいと思います。
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目次
保育園の見学のポイントはここ!
では主題の保育園見学に行くときに見ておきたいポイントを紹介していきましょう。ポイント①園児の様子 見知らぬ保護者にも挨拶をしたり身構えたりしない子どもたちがいる園はいい園です。
先生屋保育園に子ども自身が絶対的な信頼を置いているから知らない人に身構えないのです。
子どもたちが安心して過ごしている園ということですね。
また、元気に遊んでいて笑い声がたくさん聞こえるか(けんかの声よりも)も大事です。
先生になついているかやオモチャで安心して遊んでいるかも見ておくといいですね。
ポイント②先生の様子 保育士たちが子どもと同じ目線で話しているかも見てください。
また、露骨な感じの上下関係やぎすぎすした関係が透けて見えないかどうかも見てください。
保育園の案内をしてくれる先生は大抵ベテランの先生です。
その先生に対する若い保育士(若手)の態度などを見ましょう。
おどおどしているようなら保育士の連携がうまくいっていない可能性があります。
ポイント③施設の安全性 地震や火災の時はどうしているのか、不審者対策はどうしているのかなどもチェックしてください。
以前勤めた保育園では、入り口に一番近いクラスが0歳児。
職員室が一番奥というケースがありました。
本来なら職員室が一番入口近くにして不審者をシャットアウトすべきですよね。
部屋の関係でできないのならば門のところに誰か立って守衛の役割をしているかどうかなども聞いておくといいでしょう。
また、おもちゃは古くないか、汚くないかなども見ておきます。
ポイント④給食の内容 給食は毎日子どもが楽しみにしているものなので、チェックは欠かせません。
給食室は見学ができないことが多いのですが(衛生面の問題で)給食を用意している子どもの姿は見ることができます。
試食ができる場合もありますので、できるならしておくことをお勧めします。
また、配膳などを衛生的にしているか、アレルギー児を預ける場合はアレルギーの対応の仕方などもチェックしましょう。
保育園の見学で出来ればチェックしたいポイントは!?
では必須ではないができたら見ておきたいポイントも紹介します。ポイント①おやつの内容 おやつは子どもにとっての補食です。
なので、お菓子ばかりというのはどうかなと思います。
以前勤務していたA園でのおやつは基本的に手作りでした。
ふかしイモやおにぎり、蒸しパンやお好み焼き、パウンドケーキ等が出ていました。
ところがB園ではおやつは基本的に市販品。
おせんべいや菓子パン、クッキー、ポテトチップスでした。
どちらがイイかは家庭の方針によるとは思いますが、もし、A園のようなおやつを望んでいるのにB園のようなおやつしか出なかったら…キツイですよね。
ポイント②事故への対策について プールの事故は毎年必ずありますね。
プールの監視体制なども聞いておくといいですよ。
また、園外保育での事故への対応や対策についても質問しておきましょう。
赤ちゃんを預けるという場合はSIDSの対策はどうしているのかも聞いておくと安心です。
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保育園の見学に行く時期やアポイントの取り方は?
では保育園の見学はいつ頃行くのがイイのでしょうか。これは迷いますよね。
勤務している時は、基本的にいつでも見学OKでした。
なぜなら保育園の入学式は4月に設定してはいますがお母さんの仕事の都合で途中入園してくる子供もいるからです。
途中入園の場合は保育園の希望申請をだす前に見学に来ました!という方が多かったと思います。
つまり、いつぐらいがイイのよ?という疑問にもお答えしましょう。
見学の時期は早い方がいいです。
具体的には申し込みの時期の4か月前くらい。
遅く手も2か月前くらいには見学をしていたほうがイイです。
じっくりと時間をかけてみるだけの余裕もありますし、どうしても気になったときはもう一度見学に行くことだってできます。
もしも4月に入園をするという子どもの場合は申し込みの締め切りが前の年の11月~12月です。
その4か月前なので夏あたりから見学が増えてくるという感じですね。
夏からの見学はいいのですが、できれば避けたい時期もあります。
それは運動会前やインフルエンザが流行しているとき!
運動会前は子どもたちも練習で普段の生活が見れない可能性もあります。
またインフルエンザなどの病気が流行しているときは通園している子どもを守るために見学を断る保育園もあります。
保育園の見学に行くときは電話でアポイントを取ってください。
急に行くのはマナー違反です。
急に行ってその対応を見たいという保護者もいるとは思います。
しかし、急に行くと見学のための人員を割かなければならずに保育が手薄になってしまうこともあるのです。
親の印象が悪いので子どもの入園を断るということはないのですが、マナーは守っておきたいですよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?たくさんの園を見ているとどこの園もステキに見えてくると思います。
実際に子どもはどこの園に行っても楽しく過ごせると思います。
後は親の教育方針と円の保育方針があっているかどうかが重要になります。
見学でしっかりとチェックしてみてくださいね!
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