リトミックとは!?子供にどんな効果があるの!?先生に資格は必要!?

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保育園や幼稚園が教育内容でいわゆる「売り」にするものがあります。

英語教育や体操教育、ヨコミネ式なんかもそうですね。

また、モンテッソーリ教育やシュタイナー教育というものもあります。

そんな教育の中の一つにリトミックというものがあります。

最近注目されてきているリトミック。

今回はそんなリトミックについてまとめてみます!

リトミックはそもそも何なのか?という基本情報から、その効果や資格まで調べました☆


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目次

リトミックとは?

リトミックってどんな教育なのか、想像もつかないという人もいると思います。

リトミックは簡単に言うと音楽教育です。

スイスの音楽教育家&作曲家だったエミール・ダルクローズが開発しました。

リトミックは「ダルクローズ音楽教育法」とも言われます。

リトミックの創始者は美術や体育・音楽の教育を子どもが自分で進んで学ぼうとし、その感覚を身に着けていくのを目的にしています。

楽器の演奏訓練をするのではなく、音を聞いたり感じたり、理解したうえで楽器に触れるのが大事だと説いたのです。

リトミックは今では音楽教育の一環として保育園や幼稚園でおこなわれていますね。

しかし元々は舞踏の専門や演劇の専門家のトレーニングに利用されていました。

最近では障害児教育にも取り入れられています。

リトミックは英才教育の一つというとらえ方もあり、それを商売にしている教育産業ももちろんあります。

しかし、本来のリトミックはそのようなことを目的にはしていないのです。

曲に合わせて手遊びをしたり、体操をしたり、楽器に触れてみたり。

楽しんで音と接するのがリトミックの神髄です。

リトミックにはどんな効果が期待できるの!?

ではリトミックには効果が期待できないということなのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

リトミックにはちゃんと効果があります。

まず、「心と体のバランスが整う」というものがあります。

子どもは胎児の頃から聴覚が発達しているという話を聞いたことがあるでしょう。

音を聞いてリズムに合わせること、メロディーに身を任せることで子どもの心は安定します。

心が安定すると自律神経が整います。

すると健やかに発達する…という理論ですね。

「コミュニケーションの力が付く」
音楽で感じたことを表現することがリトミックにはあります。

この練習を重ねていることにより、自分の気持ちや思いを上手に表現できるようになります。

表現に深みや幅が出るという感じですね。

また、ほかの子どもと違う表現をすることもリトミックにはあります。

自分とは違う考えも受け入れるという経験になりますね。

「身体能力が上がる」
スポーツが得意な人はリズム感がイイと言われますね。

リトミックは音に合わせて体を動かすのでこの点が知らず知らずのうちに鍛えられることになります。

例えば「赤とんぼ」の曲に合わせて両腕をぴんと横に伸ばしてトンボになりきって走り回るというものがあります。

曲がなっているうちは走り回るのですが指導者が曲を止めた時にはトンボは止まらないといけません。

しかも片足で。

これは反射神経もかなり鍛えられますよね。

「集中力がつく」
上記の「赤とんぼ」の例でもわかりますが、リトミックは「耳で聞いて体で表現する」というものです。

しっかりと集中して聞いていないとできません。

これによって瞬時に集中する力が自然に鍛えられていくのです。

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リトミックを教えるのに資格は必要なの!?

リトミックを教えるには資格は必要なのでしょうか?

リトミックの保育園などに入れたい保護者の方も気になると思います。

また、子どもにリトミックをしてみたいなと思った保育士の方も気になるでしょう。

リトミックには資格があります。

しかし、民間資格という感じです。

音楽学校やカルチャースクールなどでカリキュラムを修了すればOKです。

リトミックは基本的に「実技・実演あってこそ」というものなので、通学して履修するというものが大半ですね。

リトミックの資格が取れるスクールは
・リトミック研究センター
・国立音楽院
・リトピュア

などがあります。

最初に紹介したリトミック研究センターがいちばん本格的ですね。

2年~4年の通学が必要です。

初級指導資格、中級指導資格、上級指導資格、ディプロマB資格、ディプロマA資格というものがあります。

もちろん、お金もそれなりにかかります。

実際に勤務していた保育園でもこのディプロマA資格を持っている人がいました。

保育をやりつつリトミックもという勤務でしたので、給料は手当がつく程度ではありました。

しかし、リトミックの資格を持っているというのは強みであり、音楽教室等でもこの先やっていけるかも!と言っていたのが印象的です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

リトミックは子どもにとっても楽しいことです。

保育士として働いていたころ、「明日はリトミックをやろうね!」というと子どもたちがすごく喜んでいたのを記憶しています。

子どもが楽しみながらいろいろな技能を獲得していけるリトミック。

これからどんどん注目されていくでしょう。

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