過ごす時間が圧倒的に長くなります。
学校に出かけていく時間から帰宅するまでの時間も、
一日の活動時間の大半を占めるようになり、
活動の幅もそれまでと大きく変わってきます。
そうなると、保護者として心配になるのが、
水分補給ですよね?
たしかに、最近では学校活動中での熱中症なども
ニュースとして取り上げられることもあり、
学校内は保護者の目が行き届かない場所ということもあって
不安を感じる人も多いはずです。
そこで今回は、小学生のお子さんにしっかりと水分補給をさせるために
大切な水筒の選び方について、ポイントを抑えながら説明していきましょう。
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目次
小学生の水筒の選び方
小学生の場合、学校で過ごす時間が幼稚園と比べて長くなります。しかも、活動の幅も、幼稚園と比べると格段に広がります。
ですから、ちょっとしたはずみで倒してしまったり、
落として壊してしまうこともあります。
そこで、小学生の水筒を選ぶ時には、「耐久性」と「容量」がポイントになります。
●耐久性のポイントは?
耐久性のポイントとなるのは、やはり素材です。
幼稚園よりも体力が格段に上がっている小学生ですが、
そうはいっても低学年の間は、大きな水筒を持って登下校は大変です。
普段から教科書やノートなどの筆記用具のほか、体操着や絵の具セットなどを
もっていかなければならない日もあり、日によって荷物の量も変わってきます。
それに加えて、水分補給用の水筒をもっていかなければなりませんから、
水筒そのものの重量はできるだけ軽いのが良いです。
ただし、軽さを追究してプラスチック製にするのは、
小学生の水筒としてはあまりおすすめしません。
学校生活の中で水筒を倒したり落として、破損させてしまうこともよくあるからです。
ですから、素材としては、ステンレス製を選ぶのがおすすめです。
最近では、軽量化されたステンレス製の水筒もありますので、
重さが気になる場合は、このような水筒を選んでみるのもいいでしょう。
●容量のポイントは?
幼稚園の場合、300~450mlでも十分に間に合いますが、
活動時間が長く活動範囲も広がった小学生では、0.8~1ℓサイズの水筒を
選ぶのがおすすめです。
容量が大きいものであっても、それほど水分補給を頻繁に行わなくてもよい季節では、
半分~八分目程度入れて持たせてあげればよいですから、
あらかじめ大きめのサイズを選ぶのが良いでしょう。
●その他のポイントは?
耐久性があってしっかりとした水筒を選べば、
小学校の6年間を同じ水筒で過ごすこともできるはずです。
とはいえ、パッキンなどの消耗品は、劣化によって破損することもあります。
そこで、長く使うことを前提に、パーツのみ販売しているメーカーの 水筒を選ぶというのも、小学生の水筒選びにはおすすめのポイントです。
これであれば、劣化によってパッキンが壊れてしまっても、
パーツのみ購入してとりかえれば、その後も使い続けることが出来ます。
小学生の水筒の飲み口は?
水筒の飲み口には、「ストロータイプ」「直飲みタイプ」「コップタイプ」の3つがあります。
幼稚園児ではストロータイプが人気なのですが、
小学生になると、衛生面や飲みやすさから、それほど人気ではなくなります。
その代りに人気が上がってくるのが、「直飲みタイプ」と「コップタイプ」です。
●直飲み水筒
ワンタッチでダイレクトに飲むことができる直飲みタイプの水筒は、
小学生の低学年や男子に人気のタイプです。
たしかに、手間もなく、飲みたい時に一気に飲むことができるので、
小学生に人気なのもうなずけますが、直接飲み口に口を付ける為、
飲むたびに唾液がついて不衛生だという意見もあります。
●コップ水筒
女子や高学年に人気のタイプです。
飲む量が目で確認できることや、飲むときの見た目の良さで、
女子から人気があります。
衛生面では、直飲みタイプよりも安心です。
ただし、低学年の場合は、飲むたびにコップを開けなければいけなかったり、
水筒を倒して中身をこぼしてしまうなど、面倒だと感じるケースもあります。
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小学生におすすめの水筒のポイントは?
小学生の場合は、男女または学年によっても、はっきりと好みが変わってきます。せっかくいい水筒を買うのなら、長く使ってもらいたいもの。
ですから、好みに合わせてあげるというのも、小学生の水筒選びには必要です。
●専用ポーチ付きがいい
高学年になると、手提げかばんの中に入れて持ち運ぶのも苦じゃないでしょうが、
低学年の場合は、基本的に両手に何も持たずに登校できるのが理想です。
ですから、紐を付けて肩から下げることができる水筒がおすすめです。
さらに、専用ポーチがついていれば、汚れが気になったら洗濯することもできます。
毎日持ち歩く水筒ですから、いつもきれいな状態で使わせてあげたいですね。
●洗いやすい水筒
毎日使う水筒ですから、衛生面で不安がないことが一番です。
そのためにも、日々の手入れは必要ですが、構造が複雑なほど、手入れは面倒になります。
言い返せば、出来るだけシンプルな構造の水筒ほど、手入れはしやすいということですから、
この点も、水筒選びのポイントとして覚えておくといいでしょう。
まとめ
小学生になると、幼稚園で使った水筒を卒業し、機能を重視した水筒にバージョンアップさせるという人が多いようです。
たしかに、小学生になれば、一日に飲む水の量も増えますし、
熱中症対策としても積極的に水分補給をしてほしいものです。
家で過ごす時間よりも長い時間を小学校で過ごすようになるわが子のためにも、
せめて、安心で美味しい飲み物をを持たせることで、
一日元気に過ごせるように応援してあげたいものですね。
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