特に都市部ではその傾向が強いですよね。
今回は幼稚園児のならいごとは いくつが妥当なのか?という問題についてお話していきます。
人気の習い事や、たくさん習い事をしたときの弊害についてもお話していきましょう。
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目次
幼稚園児の習い事事情はこうなっている!
では最近の幼稚園児の習い事といえばどのようになっているのでしょうか?習い事で人気があるのは
・スイミング
・ピアノ
・幼児教育
・英語
・体操教室
・リトミック
・ダンス
・空手などなど。
小学生で習うようなことももう、幼稚園児の時代から習っているんですね。
「幼児教室」というのは訊きなれないかもしれません。
これは「○○式」みたいな感じで、子ども同士での問題解決を目指すお教室のようなものです。
知育おもちゃで遊んだり、先生が学びと気づきを援助したりというものですね。
オールイングリッシュで行うというお教室もあるようです。
ちょっと珍しい習い事だと
・絵画教室
・プログラミング
・レゴスクール等があります。
感性を刺激したり、思考するような習い事が人気であるということが分かりますね。
幼稚園児の習い事っていくつくらいが平均!?
では幼稚園児の習い事はどのくらいがベストなのでしょうか?何を習うかも問題ですが、いくつやるかというのも親にとっては気になるところですよね。
目安としては
年少さん→多くても1つ
年中さん→多くても2つ
年長さん→多くても3つという感じです。
これは「この個数がイイんだ!」ということではなく、あくまで平均です。
もっと習っている子もいますし、幼稚園時代は何も習ってないよ?という子どもももちろんいます。
年少さんだと「もう幼稚園だけで精いっぱいです!」という子がほとんどだと思います。
まだ慣れない環境かもしれませんので幼稚園でかなり頑張っています。
年少さんのうちは幼稚園にいるだけでもかなり多くのことを学んできます。
なので習い事は本人がどうしてもやりたい!と言ったもの一つくらいでいいと思います。
年中さんになると、お友だちとの関係もできてきますね。
「○○ちゃんがピアノやってるんだって!」「○○君のサッカー教室、楽しいって」など、子どもが習い事の情報を仕入れてくることも(笑)
また、一年間幼稚園に通ったことで「しっかりと座って話を聞く」ということもできるようになります。
習い事を始めるのに絶好の時期ですよね。
年長さんになると「お勉強の習い事」をやり始める子もいます。
公文式やチャレンジが多いのではないでしょうか?
小学校の学習を先取りして少しでも楽に…という親心ですね。
しかし、これは子どもから「やりたい!」と言い出したことでない限り、続けるのは大変です。
自分で宿題をしなさい!ではなくて、たくさん褒めながら一緒にお勉強をするというスタンスで習えるといいですね。
また年長さんになるとお友だち関係がより強固になって「今日は○○ちゃんと遊ぶ約束した!」なんてことが結構あります。
習い事ばかりだと幼稚園で「昨日○○ちゃんのおうちにいったんだ~!」などとお友達に自慢されて寂しい気持ちになる子もいるでしょう。
習い事はおおくても3つくらいにして、自由に遊べる日も設けておくと安心ですね。
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幼稚園児なのに習い事が5つ!?弊害はないの?
幼稚園児の時から習い事が5つ!という子も中にはいます。5つ…。
毎日幼稚園から帰ったら何かしらの習い事があるという状況です。
正直、キツイですよね(汗)
では習い事をたくさんしている弊害についてもお話したいと思います。
まず一番の弊害はお金の問題です。
習い事が多くなればなるほど、金銭的な負担は増えますよね。
そのせいで「宿題は全部やったの?」「休まないで行きなさい!」「いくらかけてると思ってるの!?」ということになったら…。
子どもはすごく嫌な気持ちになりますよね。
またそのほかにも弊害はあります。
習い事が多すぎてたくさん遊べなかった子たちは、モノを得ることで満足しようとする傾向が強いように感じます。
習い事の帰りにご褒美のお菓子を買ってもらう。
このくらいならかわいいのですが、そのうちご褒美をもらわないと頑張らない!という流れになってきます。
そしてご褒美のお値段の方も上がってきます。
また、お友だちとしっかりと関わり、トラブルを経験することをしていない子は人間関係を構築するのがちょっと大変そうです。
毎日習い事もしないで幼稚園で遊び倒している子が小学校ですぐにほかの子どもたち(学年を超えて)と仲良くなるのに対して、習い事浸けの子はなかなか自分から行けないことが多いです。
全部の日を習い事で埋めてしまうのではなく、自由に過ごせる日というものを作って友達と遊ばせるのも大事です。
社会性を身に着けるという無料の習い事をしているようなものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?周りが習い事を始めているとちょっと焦りますよね。
でも、周りに流されて習い事をするのではなく、子どもが興味を持ったことを楽しんで習える。
これがベストだと思います。
習い事の種類はたくさんありますから、どれがイイか、お子さんと一緒に検討してみてくださいね☆
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