しかし、最近では早期教育は良くない!みたいな話も聞きますよね。
正直、いつからどんな習い事をすべきなのか迷っている人も多いと思います。
(私もですが)
ということで、今回は子供の習い事は意味ないの?というお話をしていきたいと思います。
保育園で勤務していた経験も含めてお話できればなと思います。
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目次
子供の習い事は意味ない説!
子供の習い事は意味がない!という説が最近よく聞かれますよね。脳科学の先生が「語学は8歳から」とか、「早期教育は脳に良くない」などと言っているからだと思います。
また、保育者など子どもの専門家も「習い事以外のことから学ぶものの多さ」を挙げたりもしますね。
ということで、今の子供達は
・習い事をバリバリやっている派
・一つの習い事だけやる派
・全く習い事をしない派(←最近になって増えてきましたね)
に分かれます。
また、最近の子供は忙しいと言われています。
幼稚園や小学校から帰ったら宿題をして、動画を見て、テレビを見て…。
というように体を動かす時間や、自分で考えて遊ぶ時間が少ないようです。
ここに習い事をしていたら?
更に少なくなりますよね。
動画やテレビを辞めさせればいいのでしょうが、それも子どもにとっては楽しい息抜きの時間なので、そう簡単にやめません(笑)
そうなると、子どもはいつも「先生と自分」「コーチと自分」「親と自分」という枠の中で生活することになります。
早期教育や早期の習い事がイイとされていた10年くらい前だと「先生、次は何して遊んだらイイの?」「ママ、何したらいいの?」と指示待ちをする子どもが一気に増えましたよね。
子供の習い事が無駄ってホント!?
ではやっていて無駄だった習い事というのも見ていきたいと思います。これは東大生が選ぶ無駄な習い事ランキングというものがあるので、見ていきましょう。
・ドッジボール
・公文
・そろばん
・習字
・サッカーなどなど。
人気の習い事も入っていますよね。
では何をもって「やっていて無駄だった、意味ない」と言っているのでしょうか?
それはおそらく、「その道で一番になれなかった=意味ない、無駄」ということだと思います。
でも、本当にそうでしょうか?
例えばお習字を習うときは書道家になれないと意味がない?
もしも、子供を書道家にしたいと考えているならそうでしょう。
でも、筆を扱うという繊細な手の動きを練習する。
字を丁寧に書く習慣を付ける。
道具を丁寧に扱う。
等の目的で習うなら「お習字は習っても意味ない」とは言えませんよね。
ドッジボールもそうです。
習ってまで!?という思いはあるかもしれません。
でも、それで身体をたくさん動かして遊ぶことができる。
チームワークを体験する。
自信を付ける、という目的なら?
「ドッジボールは意味ない習い事だよね~」と言えるでしょうか?
子供の習い事に意味ないものは少ないと、思います。
しかし、子どもの成長にとって意味ないばかりか、悪影響だろうなという習い事もあります。
保育士として勤務していたときのエピソードからお話しますね。
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子供と習い事の関係
年少さんの女の子だったのですが、ピアノを習い始めました。保育園でも「ちゅうりっぷ」を小さな手で引いてくれたり、ピアノ教室ごっこをしたりととても楽しそうでした。
状況が変わったのが年長さんくらい。
土曜日に仲良しのお友だちと遊ぶ約束も、「ピアノの日だから」でキャンセル。
月曜日には休日の楽しかった話で盛り上がるお友だちの輪には入れず…。
という日が続きました。
保育園でも楽しそうに弾いてくれていたピアノも触ろうとしなくなりました。
子供が楽しい!と思っているうちは習い事は意味のあるものです。
しかし習い事が楽しくない、習い事のせいでほかの楽しいことを我慢しないといけないという状況になったときどうでしょうか?
習い事は意味ないだけではなく、子供の心に寂しい気持ちを宿らせてしまうものになりえます。
また、ほかにも
・宿題が多すぎる
・練習していないから怒られる
というのを苦痛に思っている子供も少なくないのです。
ニコニコで「先生、私○○を習うんだ!」と言っていた子が数か月後に「もう辞めたいな」ということはよくあります。
子供が楽しんで通えるというのが習い事では一番大事なことなのかもしれませんよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?習い事はお金もかかるしそう簡単に始めたり辞めたりはできません。
だからこそ、子供とよく話し合ってから始める方がイイでしょう。
また、体験などを利用して実際に習ったらどんな感じになるのかを子どもに体験してもらうのもイイと思います。
今回は子供の習い事は意味ない?というテーマで書いていきましたが、基本的に意味ない習い事はないと思います。
しかし、習い事に意味を見いだせなくなることは結構頻繁にあります。
意味ないなと感じたら辞めるという決断も大事ですよね。
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