お母さん方はすごく心配で夜もあまり眠れずに睡眠不足になってしまうことと思います。
今回はそんな子どもの高熱について、保育園ではどのように保護者の方にお話ししていたかをまとめてみます。
お医者さんに行く目安や、急に高熱を出した子どもがママのお迎えを待つ間に保育園でしていた対処法等もお伝えしていきますね!
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目次
子供が急に高熱を!
子どもは急に高熱を出します。と言っても体温を計測する時間帯で子どもの体温って違うものですよね。
基本的に体温は午前中の方が低いです。
そして午後から夕方にかけては高くなります。
また食後や遊んだあとは高くなります。
これらのことを踏まえておくだけでも熱を測る時間帯を調節することができますね。
ちなみに37.5度以上は微熱、38度以上を高熱としています(感染症法では)
熱の測り方も大事です。
きちんと計測しないと体温が低く(もしくは高く)出てしまいます。
熱を測るときのポイントは
・運動後や入浴後は30分おく
・わきの下の汗を拭く
・検温中はじっとしている(保育園では特別にアンパンマンのビデオを見せていました)
・予測式の体温計の場合は10分くらい挟んでおく
というものです。
計る場所も大事です。
わきの下の真ん中のくぼみに下からグイッと突き上げるようにして検温します。
実際につき上げなくていいんですが、子供がいたがらない程度にしっかりと差し込んであげてください。
上半身に対して30度くらいの角度が目安です。
地面と水平になるようにして計測している人も多いかと思いますがそれだときちんと計測できない場合が多いです。
子供が急な高熱を出した時に保育園でしていた対処法
では子どもが高熱の時、少しでも楽にしてあげる対処法もお伝えします。保育園ではママのお迎えまでの間、保健室や事務室など先生の近くで隔離して子どもを見ることになります。
その時、薬は使えません。
保育士は医者でもないですし、保護者でもないからです。
ということで、薬以外の方法で対処しないといけません。
私が保育士をしているときに看護師(保育園に常任でいました)から聞いた高熱の対処方法は
・子どもが熱いと言ったら薄着にさせる(熱が上がりきった証拠なので)
・子どもが寒いと言ったら毛布を巻くなどして温かくする(熱が上がる途中なので)
・水分を少しずつでいいので多めに取らせる。
・呼吸などを細かくチェックする
というものでした。
高熱は体がウイルスと戦っている証拠です。
というか熱を下げてしまうと熱に弱いウイルスが活発になってしまうそうです。
本人が気持ちいいと言えばおでこに冷えピタもOKです。
しかし熱を下げる効果はないと考えて下さい。
わきの下などのリンパのある部分を冷やして熱を下げる方法もあります。
しかし下手すると熱が下がりすぎて低体温症になってしまいます。
もしリンパを冷やす場合はつきっきりで十分に注意してと指導されていました。
冷やす時間も5分程度でいいと言われていました。
ちなみに病院で貰える解熱剤ですが、使用するのは「高熱かつ機嫌が悪いとき」だそうです。
これは娘のかかりつけ医に聞きました。
高熱でゆっくり眠れないようなときは解熱剤を使って少し下げてあげるといいよ~と。
風邪やウイルスに打ち勝つためには、よく寝てよく食べるのが基本だそうです。
それが出来なさそうなら解熱剤の力を少しだけ使うのもいいんだよと。
気持ちが楽になりますね。
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子供の高熱で病院に行く目安は?
では高熱が出てしまったときに病院に行くべきかどうか…。これは悩みますよね(汗)
というのも、高熱のくせして(←というのも変な話ですが・笑)子どもは元気なことが多い。
遊びたがったり、外に行きたがったりしますね。
こういう時は比較的大丈夫です。
おうちでゆっくりしている方が早く治る場合が多いです。
ではどういうときに病院に行くべきなのでしょうか?
・生後3カ月未満
・ぐったりしている
・水も飲めない
・おしっこの回数が少ない
・嘔吐がある
・ものすごく機嫌が悪い
・意識がない
・腹痛を訴える
・ひきつけ(痙攣)がある
なんていう場合。
このような時はなるべく早急に病院に行ってあげたほうが良いですね。
特にインフルエンザ等は全身症状が出て、大体の子どもはぐったりします。
インフルエンザは適切なタイミングで薬を服用しないと、回復にも大きな差が出ると言われているので、高熱が出たときはなるべく早く病院を受診させてあげて下さい。
子供の急な高熱の原因は?
子どもの高熱を目の当たりにすると原因は何だろう?もしかして危ない病気じゃないかな?と思いますよね!ここでは子どもの高熱の原因も見ていきます。
主な症状もつけますのでチェックしてみましょう。
☆インフルエンザ(高熱、全身倦怠感、関節痛)
☆気管支炎(強い咳、胸の痛み)
☆肺炎(高熱、胸の痛み、強い咳、鼻水)
☆プール熱(アデノウイルス。熱、目が痛くなる、のどが腫れる)
☆扁桃炎(のどの痛み、高熱)
☆中耳炎(高熱、耳の痛み)
☆はしか(高熱、赤い湿疹)
☆おたふく(高熱、ほっぺの腫れ、耳の後ろの腫れ)
☆溶連菌(高熱、のどの腫れ、いちご舌)
という感じです。
予防接種などで予防できる物も多いですので打ってくと安心ですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?子どもが高熱を出すと「明日の仕事はどうしよう?」「保育園(幼稚園)いけるかな?」といろんなことが頭を巡りますよね(汗)
おうちでしっかりと治して、早くいつもの日常に戻れるといいですね。
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