そばで見守るしかできない母親にとっても
辛い現実です。
「できれば子供の症状を変わってあげたい」
と思うのは、親として当然のことなのですが、
もしかしたら子供の乾燥肌を母親の手で
何とかしてあげることが出来るかもしれません。
そこで今回は、
「子供温乾燥肌に効果があるスキンケア」
について、徹底解説します。
また、保湿クリームや入浴剤時の
おすすめの方法なども紹介してきますよ!
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目次
子供が乾燥肌になりやすい理由を知っておこう
大人と比べて子供が乾燥肌になりやすいのは、実は次のような理由があります。
●大人と比べて子供の肌は薄い
子供の肌を触ると、モチモチとした柔らかさを感じますよね?
これは、子供の皮膚の厚さが、大人の肌と比べて
約半分しかないということが関係しています。
大人であっても、気温や環境の変化に反応して
肌の乾燥を起こすことがあるわけですから、
大人の半分ほどの厚みしかない子供であれば、
そのリスクも単純に考えるだけでも2倍はあるということになります。
●皮脂の分泌量が不安定
肌の水分を保つためには、皮脂の分泌が必要不可欠です。
ところが、子供の場合、皮脂腺の働きが未熟なため、
一定の皮脂量を分泌し続けることが出来ません。
そのため、肌が乾燥しやすい状態になっています。
●あせも対策が乾燥肌の原因になっている
気温が高くなる夏の時期は、大人であっても汗をかきやすいものです。
特に大人と比べて新陳代謝が高い子供の場合、
気が付くと大量の汗をかいているということもよくあります。
この汗は、放置しておくとあせもの原因になるため、
積極的に拭き取ってケアする人が多いでしょうが、
この時に汗と一緒に皮脂も拭き取ってしまっているということを
忘れてはいけません。
過剰に汗を拭いたり体を洗うというのは、肌の乾燥を防ぐために
大切な皮脂を奪い、余計に乾燥肌を深刻にさせる
可能性があるということを、理解しておきましょう。
●食べ物アレルギーの可能性はない?
3歳までの子供の場合、食物アレルギーの可能性もあります。
3歳未満の子供に食物アレルギーが起こる原因は、
消化器官が未熟である点が原因にあると考えられます。
そのため、身体が成長するにつれ、アレルギーが治るということもよくあります。
食物アレルギーのアレルゲンといわれる乳製品や卵、大豆、米などを食べた後に
乾燥肌やかゆみが見られる場合は、早めに専門医の診断を受けるように
してみてくださいね。
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子供の乾燥肌のスキンケア!保湿クリームや入浴剤はこう使う
乾燥肌のスキンケは、「肌を清潔にしてから保湿する」が基本です。これは、子供の場合だけでなく、大人も同じです。
ですから、肌を清潔にする習慣である「お風呂」は、
スキンケアでも大切になります。
●お風呂は素早く入る
お風呂に入るとかゆみが増していやがる子供も多いでしょうが、
お風呂に入ることがかゆみを助長させるのではなく、
「お風呂によって体の水分が蒸発するために
肌の乾燥がひどくなることによっておこるかゆみ」なのです。
ですから、「かゆがるからお風呂には入らない」というのは、
ちょっと違っています。逆にお風呂に入らないと、
肌の汚れが落ちないわけですから、かゆみの症状が
ひどくなることも考えられます。
ですから、肌の乾燥を防ぐために、
「手早く20分以内にお風呂を済ませる」ということをこころがけましょう。
●保湿クリームは、お風呂上がりの10分以内に済ませる!
お風呂で汗をかくことによって、お風呂上がりの体は
水分が不足しがちな状態です。
この状態は、肌の乾燥にも関係してきます。
特に、お風呂上がりから10分経過すると、急激に肌の水分が失われていくと言います。
ですから、10分以内に保湿クリームなどを塗って乾燥肌対策をすることが大切です。
●入浴剤は使っていいの?
乾燥肌の子供にも、入浴剤を使うことはできます。
ただし、乾燥肌の子供に使う場合は、必ず入浴剤に含まれている
成分をチェックすることが必要です。
入浴剤には、肌を刺激する成分が含まれている場合があります。
特に、大人の半分程度しか皮膚の厚みがない子供ですから、
乾燥肌でなくても、入浴剤を使う時期には注意が必要です。
他にも、入浴剤を使用する場合には次のような注意点が必要です。
■開封してから時間のたったものは使わない
出来るだけ、開封してから時間が経過していない入浴剤を使用しましょう。
場合によっては、開封後時間が経過することによって
成分が経年劣化することもあります。
■無添加で香りが少ないものを使用する
入浴剤の香りは、合成香料が含まれているのがほとんどですから、
これも肌を刺激する原因になりえます。
また、入浴剤の成分も、無添加で肌の刺激がないものを選ぶことが大切です。
■はじめは少量から試してみる
まずは、乾燥肌の子供でも使用できるかどうか、
少量で試してみることが大切です。
肌の状態やかゆみの症状などを観察しながら、
徐々に量を増やしていくといいでしょう。
まとめ
子供の乾燥肌は、症状をうまく訴えられない子供の症状であるだけに、日々の細かなチェックが大切です。
その中でもお風呂は、全員の肌の状態を隈なくチェックする大切なタイミングです。
その上、肌の乾燥を守るための「入浴時間」と
「スキンケアのタイミング」さえしっかり守っておけば、
ボディタッチで親子のスキンシップを図る大事な時間でもあります。
ぜひ、今回紹介したポイントを参考に、
子供の乾燥肌のスキンケアにチャレンジしてみてくださいね。
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