風邪をひくことがなくなった
小学生のうちの娘。
でも、小学校に上がる前までは、
夜中に突然高熱を出すこともよくあったし、
いつも鼻がつまってつらそうにしていたり…と、
結構大変だったんです。
「なんでこんなにうちの子は熱を良く出すんだろう?」
と疑問に思いながらも、これといった解決策がないまま、
症状が出れば小児科を受診し、薬を飲んで
回復を待つことを繰り返す日々。
そんなうちの娘の症状の原因は、実はこんなところにありました。
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目次
長引く風邪の症状と思っていると高熱を出す悪循環の日々
満一歳を迎えて職場復帰をするのをきっかけに保育園に入園させるまでは、風邪一つひかずに順調に成長していた娘。
そんなこともあって、「うちの子は健康優良児だわ」と
周りに自慢していたくらいでした。
ところが、保育園に入園させた途端、しょっちゅう病気をする子へ大変身。
最初にひどい高熱が起きたのは、保育園入園からわずか3日目のことでした。
それまで、24時間365日母親の私が常にそばにいる状態で過ごしていた娘は、
母親のいない寂しさと慣れない環境への不安のためか、
一日中泣き続けていたらしく、お迎えに行く頃には完全に声が
変わってしまっているほど…。
そのせいもあってなのか、3日目には、39℃を超える高熱を出し、
保育園からお迎えの連絡が来る羽目になってしまいました。
この事件があってからは、それまで一度も経験したことがないほどの高熱を
頻繁に出すようになった娘。
さすがに不安に思ったものの、保育園の先生からは、
「精神的に落ち着いて来たら、症状も落ち着くはずですよ」といわれ、
とりあえず様子を見ることに…。
たしかに、保育園に行くのを嫌がらなくなった頃には、
娘の症状もほとんどでなくなり、これで一安心だとほっとしていた矢先に、
新たな症状がみられるように…。
それが、長引く鼻水・鼻詰まりの症状だったのです。
●いつまでも鼻水が続くのもただの風邪?
最初は、ただの鼻風邪をひいたものだと思い、かかりつけの小児科病院に連れていき、
風邪薬を処方してもらっていたうちの娘。
きちんと指示された通り薬を飲み続けるのですが、
なぜかいっこうに症状が回復しません。
もちろん、ひどい鼻水や鼻詰まりは解消するのですが、
「完全に鼻水が止まる」「鼻から呼吸が出来る」という状況まで治ることがなく、
そのままいつまでも病院で薬をもらい続ける日々。
しかも、症状が完全に治らない状況が2週間以上続いたころ、
突然高熱を出してしまうため、一か月のうちに一度も
病院を受診しない事がないほど、病院漬けの毎日になってしまいました。
それでも、「保育園に通えばいろいろな病気になるから心配ないよ」
という周囲の言葉もあり、とりあえずは、症状が出たら
小児科に行くということを繰り返していました。
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高熱の原因は鼻づまりだった
少しずつ高熱を出すタイミングに時間が開くようになってきたものの、「鼻水が出る→鼻がつまる→高熱を出す」のルーティーンは
その後も変わることがなかったうちの娘。
そのため、親としては、なんとか鼻水が出ないように
気を付けるくらいしか予防法が見つかりませんでした。
そんなある日のこと。
保育園で1歳のころからずっと担当をしていた保育士さんから、
「もしかしたら鼻が悪いのが原因かもしれないですよ?」と指摘された私。
小児科に通い続けても、いっこうに良くならないことに悩んでいたこともって、
思い切って子供を耳鼻科に連れていくことにしました。
●原因は「鼻がつまる→口呼吸する→熱が出る」だった
耳鼻科医院でこれまでの症状や経過を説明すると、担当の先生は、
「お子さんの熱の原因は、鼻にありますよ」とあっさり回答。
話を聞いてみると、小さな子供のうちは、鼻水が出たり鼻がつまっていたとしても、
上手に鼻をかむことが出来ず、症状がどんどん悪くなってしまうのだといいます。
症状が悪化して鼻詰まりがひどくなると、鼻で呼吸をすることが難しくなるので、
自然と口呼吸の回数が増えます。
口で呼吸をすると、乾燥した空気や風邪ウイルスなどの病原菌が、
直接喉の奥に入ってきます。
その結果、喉の炎症がおこり、一気に高熱が出てしまうのだとか…。
これは、うちの娘の症状に思い当たることだらけだったため、
「こんなところに原因があったのか…」とガックリ。
でも、この耳鼻科受診のおかげで、何が原因で
娘が頻繁に高熱を出してしまうのかが分かったことは、大きな収穫でした。
こまめに鼻をチェックすると風邪はひきにくくなる?
うちの娘の高熱の理由が分かったことで、大きく変わったことがあります。●鼻水はただの風邪症状と思わない方がいいかも
風邪の初期症状の一つである鼻水ですが、上手く鼻をかむことが出来ない子供の場合、
その症状が長く続くと、そのことがきっかけとなって
高熱を引き起こすことがあるようです。
私もそれまでは、鼻水が出るようになったらすぐに小児科に行って
風邪薬を処方してもらうようにしていたのですが、原因が分かってからは、
小児科ではなく耳鼻科に行ってつまった鼻水を吸引してもらうようにしました。
すると、鼻水が出たら必ずセットで高熱を出していた娘が、
高熱を出さずに済むようになり、いつの間にか、
症状も早めに回復するようになっていきました。
耳鼻科の先生には、自宅でも鼻水が出てきたらこまめに取ることで
早く治るとアドバイスをもらったのですが、やはり自己流では限界があるようで、
きちんと病院で吸引してもらった方が早く治りました。
●鼻の症状が強い場合は耳鼻科の方が早く治る
耳鼻科といえば鼻水だけかと思いがちですが、
実際には、風邪の処方箋も出してくれます。
高熱が出る場合は、熱さましを出してくれることもありますし、
鼻がつまっている時は吸引処置もしてくれるので、子供の負担もかなり減るようです。
まとめ
子供の風邪の症状は、どんな症状が強く現れるのかを良く見極めるのが一番。うちの娘の場合は鼻の症状が強く出やすいタイプだったので、
小児科ではなく耳鼻科の方が相性は良かったみたいです。
もちろん、子供によってタイプが違うので一概には言えないでしょうが、
もしもうちの娘と同じ症状で悩んでいるなら、一度耳鼻科を受診してみては?
鼻が原因で起きる風邪であれば、早めに処置を始めれば、
症状がひどくなる前に治してあげることが出来るはずですよ。
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