急に仕事を休むと言うことに、うしろめたさがありますよね。
子どもの病気に対して戦々恐々なのではないでしょうか?
病気は治ったけどまだ本調子じゃないからゆっくりさせたい…。
そんなときに利用したいのがこの病後児保育です。
病後児保育とは何なのか?という基本的なことから紹介していきましょう。
また、預けていい基準やどんなことをして過ごすのかまでまとめてみました☆
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目次
病後児保育とは!?
子どもは熱を出したり風邪をひいたりしやすいですよね。小さな子供は一年で10回の風邪をひくなんて言われることもあります。
そんな中、仕事を休んで看病するお母さん方、お疲れ様です。
子どもが熱を出したときなど、どうやってお仕事休んでいましたか?
多くの人は有休を使っているのではないでしょうか?
最近だと「看護休暇」と言って特別に看護のために休むことができる制度を設けている会社もあります。
しかしこれは年間で5日ほど。
正直…1回風邪ひいたら終わりじゃん!くらいの日数しかありません(汗)
そんな時に強い味方になるのが病後児保育です。
病後児保育、最近は浸透してきたのではないでしょうか?
病後児保育とは37.5度以上の熱が出ていても預かってもらえる保育園のことです。
基本的な保育園だと37.5度以上はあずかれないことになっているのですが、病後児保育なら大丈夫なのです。
病後児保育というのは認可保育園に併設しているケースや、病院に併設しているケースが多いです。
また、依頼者のおうちを訪問して看病するというサービスも出てきているようですね。
併設している施設の場合は定員が5名くらいになります。
ゆったりとした環境で静かに過ごすことが多いです。
病後児保育として預けられる基準は!?
では、病後児保育に預けていい基準を紹介していきましょう。基本的に決められているのは
・病気が回復傾向にあってかかりつけの病院から病後児保育に行ってもイイと許可が出ていることです。
病後児保育室によってはこの証明書を提出しないといけません。
子どもの症状や処方箋の内容等が記載されています。
病後児保育を利用する子どもの大まかなケースも紹介しておきましょう。
・風邪や胃腸炎等のよくある病気で急性期は終わったけど保育園に行くのはちょっと…な時
・水疱瘡や風疹などで登園許可は出ているけどまだまだ本調子じゃないな~というとき
・ぜんそくなどの慢性的な疾患で収まってはいるけど保育園では不安な時
・骨折ややけどなどで保育園に行くにはなんとなく不安な時
などです。
ちなみに「はしか」は感染力がとても強いので病後児保育でも預かれないケースが多いですよ!
また、ほかの子どもからの感染症をもらったことで重篤な症状に陥りやすい既存病を持っている子も断られるケースが多いです。
場合によっては、事前に病後児保育に登録して面接をしないといけないという場所もあります。
お母さんの勤務が決定したらとりあえず登録をしておくと安心ですよね。
では、インフルエンザやおたふくなど、感染性が強い病気にかかっていた場合はどうなのでしょう?
回復期にあるからと言って病後児保育を利用できるのでしょうか?
この点については「施設の定める基準に従う」のが正解です。
施設によって発症後3日以上経過しているという基準のところもあります。
別室がある場合は発症からもっと短い期間でも預かれるという場合もあります。
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病後児保育ではどんなことをするの!?
病後児保育室ではどのように子どもが過ごしているのか。気になるお母さん方もいるでしょう。
ここで病後児保育の基本的な流れを紹介していきたいと思います。
随時…登園(医師の許可証を持参)
遊び
9:30朝のおやつ
遊び
11:30お昼(園によってはお弁当を持参)
昼寝
14:30起床
15:00おやつ
遊び
という流れです。
他の保育園と違う点と言えば
①子どもが横になりたいときはすぐに横になれる
②カリキュラム通りに活動しなくても良い
③外遊びや運動遊びはナシ
ということでしょうか。
全体的にゆったりとした雰囲気の中で子どもの気持ちややりたいことに寄り添っていくという保育をします。
先生の中にも保育士と看護師の資格を持った人や子育てを経験している人などが多いですので、その点も安心ですよ!
ちなみに保育料ですが一日2000円~2500円くらいのところが多いようです。
そのほかに給食やおやつがある場合は300円~500円くらい徴収されます。
いずれにしても、ものすごく高い!というわけではないので利用しやすいのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?病後児保育は働くお母さん方の強い味方になりますね。
難点を言うと
・定員が少ないため激戦になる季節がある
・延長保育がないのでちょっとでも遅れたらブラックリスト入り
というものがあります。
早め早めに手を打って園ごとの利用基準をしっかり守りながら、上手に利用してみてくださいね☆
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