雛人形を処分するにはどんな方法があるの!?保管しておいたほうが良い!?

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小学生のころまでは飾ると喜んでくれた娘たちも、中学校に入ると部活や友達と過ごす時間の方が長くなり、だんだんと出番がなくなっていった雛人形。

「今年もそのまま押し入れで」を繰り返すうちに、ふとよぎるのが、「雛人形の処分方法」です。




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目次

雛人形の処分って決まった方法とかあるの?

雛人形の処分には、特殊な方法はありません。

様々な処分の方法がありますが、シンプルに「ごみ」として処分する方法もあります。

ごみとして出す場合、基本的に雛人形は陶器製が多いですから、「燃えないゴミ」になります。

もしもガラス製の人形ケースに入っているのであれば、人形ケースは「燃えないゴミ」になりますし、サイズが大きいもの(市区町村によってサイズには指定があります)は「粗大ごみ」として出す必要もあります。

また、ガラスではなくプラスチック製の人形ケースに保管していたのであれば、「燃やすごみ」になります。もちろん、これも大きなものになれば、「粗大ごみ」として出す必要があります。

ここまで説明してきましたが、雛人形をここで紹介したような「ゴミ出し」という方法で処分するという人は、ほぼいません。

ごみの日に、指定のごみ袋に無造作に雛人形が入れられているのを見たという人も、ほとんどいないでしょう。

たぶんそれは、「雛人形に子どもの魂が移っているかもしれない」という気持ちが、日本人の親であればだれもが持っているからだと思うのです。

ですから、雛人形の処分としてゴミに出すという方法は全く問題がないのですが、ほとんどの場合、この方法を選択していないのが現実なのです。


みんなは雛人形をどんな方法で処分するの?

昔から人形を処分する方法として有名なのは、神社仏閣で行われる「人形供養」です。

ここでは、娘の健やかな成長を見守り続けてくれた雛人形に感謝を込めて、お寺や神社に奉納し、そこでしっかりと供養していただいたあと、お炊き上げをしていただきます。

最近では、「人形供養」という名称以外でも、「人形感謝祭」という名前で同じような供養を行うケースも見られるようになってきました。

気になるのは、人形供養のお値段です。

まず、調べるポイントは、「人形供養に関する供養料が指定されているのか」ということです。

神社や寺によっては、人形供養の布施がきちんと提示されている場所も多いです。提示されている場合は、決められたお布施を準備します。

また提示されている場合でも、「一体ずつ」「一箱ずつ(ダンボール人形をまとめて入れる場合)」に分かれていることもあります。

ですので、依頼する場合には、この点もしっかりと確認しておきましょう。

神社やお寺によっては、お布施の金額を提示していないこともあります。

この時は、本来のお布施の意味を考慮し、あなたのお気持ちの額を包んでお渡しするのが正しいマナーです。

ですから、数万円を包む人もいますし、子どもが自分のお小遣いから出せる範囲で包むということもあります。

もちろん、人形供養を代行するサービスというのもあります。

これなら、わざわざ人形供養の現場に立ち会わなくても、引き受けてもらえます。

このように神社仏閣で行われる人形供養といっても、様々な方法・費用の違いがありますので、Webサイトなどでそれぞれをしっかりと比較するようにしてくださいね。

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雛人形を処分せずにスッキリ保管する方法もある

雛人形の処分を考えるのは、多くの場合が、引っ越しや大掃除などがきっかけになるようです。

普段は押し入れや納屋の奥の方に保管されている雛人形ですから、よほどのことでない限り、毎日の生活の中で雛人形の存在を思い出すことはありません。

でも、引っ越しや大掃除となると話は別です。

久しぶりに取り出してみて、改めてその大きさを認識することで、「これを処分したら、ずいぶん部屋が片付くわ」という想いがわいてきます。

そんな思いが出てきたとしても、なかなか処分に踏み切れないのが、雛人形ですよね?

それなら、「トランクルームで保管する」という方法もあります。

限られたスペースを有効活用する方法として最近人気があるトランクルームですが、主に利用している20~50代の男女が実際に預けているもののランキングベスト10の中に、「雛人形」が入っています。

この理由にあるのは、やはり雛人形とともに過ごしたわが子との思い出でしょう。

さまざまな思い出が詰まった雛人形ですから、「手放す」という選択肢ではなく、「保管する」という方法を選ぶ人が多いようなのです。

さらに、最近のトランクルームでは、温度や湿度の管理が徹底されている物件も増えてきているというのも、利用者が増加している理由のようです。

「大事な人形を適切な環境で保管してくれる場所があれば、できるだけ処分せずに残しておきたい」という人には、このようなトランクルームに預けて家の中をスッキリさせる処分の方法もおすすめですよ。


まとめ

雛人形は、買う時もいろいろ悩みますが、処分する時もそれなりに悩みます。

たくさんの思い出が詰まった雛人形ですから、親も娘もそれぞれが納得できる処分の方法を探してみてくださいね!


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