それが節分です(笑)
子どもにとっては鬼が来るのですから必死になりますよね。
今回はそんな節分の行事を保育園で体験させてあげるときの流れや担当分けなどをチェックしていきます。
私が実際に行ったときの例も盛り込んでいこうと思います。
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目次
節分を保育園で体験!当日の流れは!?
では当日の節分の流れを見ていきましょう。大体の園では
・節分の由来を聞く(劇などを見るケースも)
・自分の中にいる悪い鬼(悪い心)を思い浮かべる
・それの権化である鬼が入ってくる
・豆をまいて退治する
という感じではないでしょうか?
豆まきの大事な部分は「自分の中の悪い心を自覚してやっつける」ことにあります。
「鬼が逃げていって良かったね」というよりも「悪い心をやっつけたぞ」という感じです。
節分の由来や目的をしっかりと保育者間で共有し、子どもにも話さないとただ、怖がらせるだけで終わってしまいます。
節分の行事の最初と最後の「先生のお話」が節分成功のカギを握っていると言っても過言ではありません。
また節分の由来を説明するときに絵本を活用するのもお勧めです。
素話だとまだまだ伝わりにくい年齢の子どもたちも保育園にはいますよね。
なので、絵本だとすんなりと理解できることもあります。
おすすめなのは
「おにはそと」せなけいこ
「おなかのなかにおにがいる」おざわたかこ
「せつぶんだ まめまきだ」桜井信夫
などです。
特に「おなかのなかにおにがいる」は節分で豆まきをする意味をしっかりと踏襲している絵本ですので、保育園で行事前に読み聞かせるのにおすすめですよ!
また鬼に関係する歌を子どもたちみんなで歌うのもイイと思います。
おにはそと~ふくはうち~が有名ですが、鬼のパンツも子どもたちは大好きですね。
当日の流れとしては鬼は低年齢のクラスから回るようにしてください。
食事の時間等もありますので、いつもの活動の時間をすぎないように注意することも大事です。
私の勤務していた園で年長さんの有志が0歳児クラスに鬼をしに行ったときは午前10時ちょい。
0歳児さんはそのあと軽くお散歩に行き11時から昼食でした。
鬼役の年長さんが戻ってから3歳以上児は合同で行事を始めましたので10時30分近くから11時20分までという感じ。
間違ってもお散歩から帰ってきた未満児さんが廊下で鬼に遭遇しないようにとタイムスケジュールを作りました(笑)
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節分の当日までに決めておくべきこと
なんの行事でもそうなのですが、当日までの段取りが大事です。「節分の当日までに決めておくべきこと」をチェックしていきます。
①何歳児のところに鬼が来るのか、どんな鬼が来るのかこれはすごく大事です。
先生が鬼をやるのか、地域のおじいちゃんたちが本気の鬼をやるのか(笑)
地域のおじいちゃんたちにお願いする場合は事前に依頼書を持って話に行ったりしないといけませんよね。
当日も控室にお茶菓子やお茶等を用意する手間(←ひどい言い方だ・笑)もあります。
また何歳児のところに鬼が来るのかも大事ですね。
0歳児や1歳児等のうそっこが分からない年齢の子どものところに本気の鬼が来てしまったら大変です。
夜泣きや情緒不安定になりかねません。
低年齢のクラスには「明らかに人間がやっていると分かる鬼」がくる程度で十分でしょう。
私の勤務していた園では年長さんの有志が鬼のお面を作ってそれを頭にかぶり、「おにだぞ~~」と0歳児~1歳児のところに来ました。
いつもと違うお兄ちゃんお姉ちゃんの姿に圧倒されつつも怖がることなく豆まきができました。
②まくのは豆?
最近だとアレルギーの子どもも増えています。
まくのは豆なのか?問題です。
豆は掃除しきれなくて0歳児さんの誤飲につながることもありますよね。
わたしの勤務していた園では落花生でした。
アレルギーの子どもがたまたまいなかったので落花生で対処しました。
東北の方だと落花生を殻ごとまくこともあるんですよね。
子どものアレルギーによってはボーロをまくこともあります。
落花生もボーロもNGな年には新聞紙を小さく丸めたものをまいていました。
作るのが大変だった…。
③鬼の衣装はどうする?
保育園なら鬼の衣装くらいある場合が多いですよね。
しかし鬼役に抜擢された先生は一度、試着をしておきましょう。
着つける手順の確認の意味もありますし、サイズチェックの意味もあります。
金棒などは段ボールでも作れますね。
④写真撮影は専任で!
鬼役、担任のほかに写真撮影をする人を専任でつけておくといいです。
写真屋さんが入る園もありますよね。
節分は親が参観することがあまりない行事です。
写真を撮っておいて保護者の方に見せることができるといいと思います。
出来れば担任ではない人が撮影できるといいですね。
担任は子どものケアに追われます(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか?先生も子どもも実はちょっとドキドキしている節分当日。
ぜひ楽しい豆まきになることをお祈りしております☆
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