最初は参加チーム10組から始まったこのイベントも、26回目となった2017年には、参加チームも多く観客数も200万人を超える大イベントに成長!
実はこのイベントの裏には、数々のエピソードが隠されていました。
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目次
YOSAKOIソーラン祭りの感動は、由来にもあった
多くの人を惹きつける北海道のYOSAKOIソーラン祭りですが、多くの感動のスタートも、心温まるエピソードがありました。実は、YOSAKOIソーラン祭りは、北海道大学のある学生が、がん治療のために入院することになった母親の看病のために訪れた、高知県での出来事がきっかけになっています。
医師として働いていた兄の病院が高知県にあったため、北海道からはるか遠い高知県へと移転した長谷川青年は、偶然、そこで行われていた本場のよさこい祭りを目にします。
そして、目の前で広げられるダイナミックな数々の踊りに感動!
「この光景を北海道でも見せてあげたい」という想いが、ふつふつと沸き上がってきたのでした。
この想いを胸に、地元北海道に戻ってきた長谷川青年は、学生仲間などに声をかけ、実現に向け始動します。
こうして1992年6月に初めておこなわれたのが、「第1回YOSAKOIソーラン祭り」なのです。
しかも、この感動の実現のために動いたのは、道内にある16大学の実行委員会たち!
「町は舞台だ!日本は変わる」を合言葉に、企画・立案・運営が、北海道内の大学生たちの手によって作り上げられていきました。
母親の看病によって偶然知った高知のよさこい祭りが、北海道のソーラン節と融合し、次世代を担う若者たちからの強いメッセージによって生み出されたイベント、それが北海道の「YOSAKOIソーラン祭り」だったのです。
YOSAKOIソーラン祭りの踊りにはどんな決まりがあるの?
高知県の「よさこい祭り」と北海道の「ソーラン節」が融合してできている、「YOSAKOIソーラン祭り」ですから、踊りにもきちんとしたルールがあります。まず、踊りで使用する曲ですが、「ソーラン節を使う」または「ソーラン節のフレーズを入れる」というのが条件にあります。
曲調は自由に選ぶことが出来ますが、基本的に「ソーラン節」とわかる部分が必要になります。
次は、踊り。
もともと、このイベントのきっかけとなった「よさこい祭り」ですが、実は戦後から始められた比較的新しい祭りでした。
ですから、よさこい祭りで踊られるものも、高知地方の民謡である「よさこい節」をベースに、鳴子を打ち鳴らしながら自由に踊るというものです。
これが基本となっているため、よさこい祭りは、独創的な振り付けと衣装で観客を魅了する、パフォーマンス要素の高い祭りとなりました。
このよさこい祭りの魅力を引き継ぐ形となったのが、YOSAKOIソーラン祭りです。
そのため、鳴子を使ってセンスや大旗などを持ち踊るのがルールになっています。
もちろん、鳴子の使い方やデザインは自由!
だから、YOSAKOIソーラン祭りでも、いかに独創的なパフォーマンスを行うかということが、ポイントになってきます。
最後が、チーム編成。
YOSAKOIソーラン祭りは、ステージ形式とパレード形式の2形式に分けられますが、チーム編成は決まっています。
踊り子・楽器演奏者・旗や幕などの持ち手、道具運搬スタッフまでを「踊りを構成する人」としていますが、この人数が150人以内であることとされています。
さあ、これでYOSAKOIソーラン祭りの入門編は終了です。
次は、気になる2018年の日程や見所について、しっかりと抑えていきましょう。
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2018年YOSAKOIソーラン祭りの日程や見所はここ!
では、2018年に行われる第27回YOSAKOIソーラン祭りの日程と見所です!もちろん、ここまで魅力を知ってしまったからには、
ぜひとも参加してみたいという人も必見ですよ♪
●2018年YOSAKOIソーラン祭り開催日時
日時:2018年6月6日(水)~10日(日) 会場は、ものすごくたくさんありますから、現在発表されている「大通会場」を会場番号順に紹介します。
詳しいアクセスなどは、公式ホームページなどで確認してください。
YOSAKOIソーラン祭り公式ホームページはこちら
会場番号 会場名
① ・② 大通南北パレード
③ 大通公園西8丁目
④ ワオドリスクエア(飛び入り参加型)
⑤ 一番街・三越前
⑥ 一番街・丸井今井前
⑦ 道庁赤れんが
⑧・⑨ ファミリーマート FUNKY!すすきの
⑩ JR札幌駅南口広場
⑪ サッポロファクトリー
⑫ わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)会場
⑬ 新琴似
⑭ 平岸
⑮ 新さっぽろ「あつこい」
⑯ ファイターズ通り会場
⑰ サッポロガーデンパーク
⑱ 白い恋人パーク
●見所
YOSAKOIソーラン祭りの見所は、ありすぎてお伝えできません!
だって、毎年参加しているチームであっても、新たな振り付けと衣装で2018年のステージに挑んでくるに違いないのです!
ですから、どこのチームがどんな振り付けでYOSAKOIソーランを見せてくれるのかを予想するのも、このイベントの魅力でもあります。
ですが、見る時の場所というのも、見所を左右するものです。
その点でアドバイスをするとすれば、やはり席の確保がポイントといえばよいでしょう。
パレード形式を楽しむ場合には、パレード会場の横が最も迫力があります。
市内20か所ある会場は、基本的には無料で観覧できますが、それだけに混雑は必至です。
そんな時は、パレード会場に設置されている桟敷席を確保するのがおすすめ。
有料ですが、桟敷席の真横でパフォーマンスが行われますから、迫力満点です。
もちろん、ステージ形式を楽しむ場合も、おすすめの席があります。
特設ステージの正面で、心行くまでYOSAKOIソーラン祭りのステージ演武を堪能できるのが、「特別観覧席」です。
有料ですが、何しろステージ正面に設置された席ですから、見ごたえ満点!
今紹介した「大通会場 桟敷席」と「特別観覧席」ですが、 なんと『4月16日(日)午前10時』よりチケット販売します!
YOSAKOIソーラン祭りを特等席で観覧したい人は、ぜひこのチャンスをお見逃しなく!
YOSAKOIソーラン祭り公式ホームページはこちら
まとめ
6月の札幌を熱く盛り上げるYOSAKOIソーラン祭り。公式ホームページでは、YOSAKOIソーラン祭りの基礎知識や、過去の参加チーム一覧なども紹介されていますから、ぜひこちらもチェックしながら楽しんでみてくださいね!
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