節分の豆まきの正しい方法とは!?そのやり方間違ってない!?

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「鬼は外~ 福は内~」の掛け声で始められる節分の豆まき。

昔から、鬼の役目は父親ということが多いため、いつの間にかに節分の日の夕方から夜にかけて行われるようになっていますが、それって正しい豆まきのやり方なんでしょうか?

そこで今回は、意外と知られていない節分の豆まきのやり方や、正しい豆まきの時間など、節分の豆まきに関する疑問をまとめてみました。


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目次

節分の豆まきの正しいやり方は?

豆まきのやり方は、地方によって様々です。

ですから、どれが正しいとは言い切れません。

ただし、共通しているやり方があるので、ここではそこに注目してみたいと思います。

●豆まきの豆 豆まきに使う豆は、福豆と言われます。

この福豆は、必ず炒った豆を使うとされています。

★生の豆は縁起が悪い
豆まきの豆を必ず炒るのには、拾い残してしまった豆から芽が出てくると縁起が悪いという考えがあるからです。

そのため、必ず炒った豆を使います。

こうすれば、拾い残してしまっても、決して芽が出ません。


●豆まきには準備が必要 節分の豆まきでは、ちゃんとした準備が必要です。

大事なことは、家の中に紛れ込んでいる鬼を、家の外に追い出すということ。

そのため、鬼が侵入してきそうな玄関や窓は、すべて開けておきます。


●お父さんは「鬼の役」ではなく「豆まき係」 そもそも、節分の豆まきでは、豆をまく役目は一家の長と言われていました。

そのため、本来であれば、お父さんが豆をまく係。

でも、最近では、本来の豆まきというよりは、節分の時期の風物詩として家族で楽しむイベントとなっているので、イベントを盛り上げる役としてお父さんが鬼の役をする方が、一般的になってきましたね。


●豆まきは家の奥→玄関が基本 鬼は、家の中のどこに潜んでいるかわかりません。

そのため、豆まきをするときは、家の一番奥の部屋から順に豆をまいていき、最後に玄関に豆をまくのが基本です。

玄関に豆をまき終わったら、鬼が入ってこないように、すぐに玄関を閉めます。


●豆の投げ方は「下手投げ」 豆をまくときは、豆を投げつけるようにしてまくのではなく、下から種をまくようなイメージでまいていきます。


●「鬼は外、福は内」は間違いだった? 豆をまくときの掛け声といえば、「鬼は外 福は内」がワンフレーズになっているものが定番ですが、実はこれ間違いのようです。

そもそも、家の中に潜む鬼を外に追い出した後、福豆を使って福を家の中に招き入れるのが節分の豆まき。

なので、鬼を完全に外に追い払って玄関を閉めた後、「福は内」と唱えながら、部屋の中に豆をまいていくのが、正しい豆まきのやり方のようです。

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節分の豆まきの時間はいつやるのが正しいの?

節分の豆まきは、家の中に入り込もうとする鬼に向かって行います。

鬼が家に忍び込んでくる時間は、実は真夜中のこと。

そのため、正しい豆まきの時間は、「夜」と言われています。

節分の豆まきでまいた後の豆はどうするの?

節分で家の中にまいた豆は、そもそも福豆と言われています。

ですから、拾って豆を食べれば福が来るという意味があるのだとか…。

でも、鬼を払うための豆には、「摩の目=豆」という意味があり、鬼の目をつぶすための豆という意味があったはず。

豆まきが終了したばかりの家の中には、福豆だけでなく「摩の目」の残っているはずなので、これはどうするべきなのだか…。

謎は深まるばかりですが、何はともあれ、鬼を払った後の家の中には、悪さをするものは何もないはずですから、ありがたく拾って福をいただくのが一番なのでしょうね。

まとめ

「お父さんが鬼の面をつけて豆をぶつけられる」というのが、現代人の豆まきの定番だと思われていますが、本来の意味に戻ってみると、大事な家族を鬼から守る役目であるお父さんが、率先して豆をまくという方がしっくりきます。

由来や正しいやり方はどうであれ、今では二月の風物詩となった節分。

皆さんも、家族みんなで豆まきを楽しんでくださいね。

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