防音などの効果があるという二重窓。
快適な住まいのためにリフォームを検討している人なら、
取り付けるだけでメリットがあるといわれている
二重窓の存在は気になるはずです。
そこで今回は、取り付けるだけでハッピーになる
二重窓の驚くべき効果についてまとめてみます。
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目次
二重窓をつけるだけでこれだけの断熱効果が期待できる
窓についている一般のガラス窓の断熱効果がどれくらいあるのか、皆さんは知っているでしょうか?
実は、一般的なガラス窓の断熱効果は、トタン屋根一枚とほとんど変わりません。
夏になれば、太陽の熱は、屋根やドア、壁などから部屋の中へ侵入してきます。
でも、その侵入率は、全部合わせても30%程度。
残りの大半の熱は、窓やドアから侵入してきます。
そのため、いくらクーラーを使って室内の温度を下げようとしても、
窓から外の熱気が入ってくるため、なかなか部屋は涼しくなりません。
冬も、夏と同じようなことが言えます。
冬は、室内の温められた空気が、窓やドアからどんどん外に出ていきます。
そのため、どんなに部屋の中を温めても、窓際では冷気で寒いままになってしまいます。
ということは、窓の断熱性を上げなければ、
いくら省エネタイプの冷暖房器具に買い替えたとしてもお得感は体感できません。
これを改善するためには、断熱効果が高い二重窓がおすすめ!
2枚の窓ガラスによって壁と同じような断熱効果ができるため、
少ないエネルギーで室内の温度を十分に調節することができます。
ちなみに、二重窓を取り付けることによって、
年間約20,000円程度光熱費を節約することができる場合もあります。
この数字に着目すれば、5年で10万、10年ではなんと
20万円の節約ができるということですね!
二重窓をつけるだけでこれだけの防音効果が期待できる
二重窓のもう一つの効果といえば、内窓を設置することによって期待できる防音効果にあります。
内窓は、防音サッシと防音ガラスの組み合わせによって防音効果を生みます。
サッシとガラスは、各メーカーによってさまざまなタイプのものが準備されており、
どれを組み合わせるかによって、ユーザーの希望に合った防音対策を
行うことができるようになっています。
二重窓は、窓ガラスを2枚にすることによって音を遮断するだけでなく、
ガラスとガラスの間に空気の層を作ることで、空気を通して伝わる音をカットします。
そのため、空気を通して響く話し声やトラックの走行音、
ピアノなどの楽器の音などをカットすることができます。
このような生活音が気になって二重窓を設置するのなら、
設置後、かなり高い効果を実感することができるはずです。
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二重窓の取り付けで気を付けておきたいこととは?
取り付けることによって、断熱や防音の効果が期待できる二重窓。でも、実際に取り付けようと決めたときに、注意すべきこともあります。
●まずは見積もりを取ってみよう
二重窓にするには、現在の窓のほかに内窓を取り付ける必要があります。
内窓の価格は、1枚窓と比べて価格が高いです。
もちろん、取り付ける窓の素材やサイズによっても価格は異なるのですが、
1枚当たり約50,000~200,000円が価格相場となっています。
さらに、うち窓を取り付けるための工賃も、別途必要になります。
工賃は、依頼するリフォーム会社によっても料金に違いがあります。
ただし、料金のみを重視してしまうのも注意が必要です。
安く取り付け工事をする業者の中には、工事を下請け業者にだし、
さらに受けた下請け業者が孫請け業者に回す悪循環を生んでいることもあります。
こうなると、実際に工事を行う業者は、安い賃金しかもらうことができなくなるため、
きちんと工事を行わない可能性も出てきます。
こうしたトラブルを避けるためにも、まずは複数の業者から
見積もりを取ることが大事です。
依頼したリフォーム会社が直接工事をするのであれば、これは安心。
ただし、別の下請け業者が工事を行うのであれば、
十分に見積もり内容をチェックしておくことが必要です。
●掃除に手間がかかることは理解しておこう
高い断熱性と防音性を誇る二重窓ですが、デメリットもあるということは
理解しておかなければいけません。
取り付けに費用が掛かるということもデメリットにはあげられますが、
これは、二重窓の費用対効果を考えれば、納得ができる範囲でしょう。
でも、取り付け後に起こるデメリットとして、
「掃除の手間」があるということは忘れてはいけません。
窓の数が増えるわけですから、増えた窓の分だけ掃除の手間は増えます。
さらに、外側の窓を掃除するには、外に回って窓を拭かなければならなくなります。
さらに、これまでの掃除道具として窓拭き用グッズを加える必要が
出てくるかもしれないということも、頭に入れておきましょう。
まとめ
二重窓は、防音や断熱効果以外にも、防犯や結露防止としても効果があります。平成25年度から、二重窓の設置を含む窓の省エネリフォームに対して、
国の補助金を受けることができます。
実際に補助金を受けるためには、条件等がありますが、受けることができれば、
総費用の1/3(最大で150万円)がキャッシュバックされます。
こうした国の補助金なども上手に活用しながら、
賢く省エネリフォームに挑戦してみてくださいね。
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