卒乳はいつごろ迎えるの?平均って?卒乳したらママが痩せるってほんと!?

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卒乳は子供がストレスを感じることなく、
自分で納得しておっぱいをやめることができるため、
最近では断乳よりも卒乳がよいと考えるママが
増えてきました。

とはいえ、卒乳のタイミングは、
その子の心と体の成長にも深く関係しているため、
個人差が大きいものです。

そのため、中には、卒乳のタイミングに
不安を感じる人も少なくありません。

早すぎれば、「平均体重以下になったらどうしよう?」
という不安も出てくるでしょうし、
いつまでも卒乳しないと、
「そんなに大きくなってもおっぱい飲ませてるの?」
なんていわれてしまうこともあります。

そこで今回は、卒乳のタイミングや
卒乳に関する疑問にスポットを当ててみたいと思います。



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目次

卒乳はいつごろ迎えるものなの?

卒乳は、「自分の意思によっておっぱいを飲まなくなるタイミング」
と解釈するのが主流です。
ここで注目したいのは、「子供本人の意志」というところにあります。

●卒乳は心の成長にも関係します
おっぱいを飲むということは、新生児と卒乳を迎えるころの子供とでは、
目的にも違いが出てきます。

かむ力や消化器官が未発達な新生児にとっておっぱいは食事であり、
必要な栄養を補給するためになくてはならないものです。

ですが、卒乳する時期の子供にとっては、おっぱい以外でも
栄養が取れるようになっていますから、食事としての目的以外で欲しがります。

基本的に、食事で栄養が取れるようになれたなら、
いつでも卒乳してよいタイミングであると考えられますので、
離乳食を食べるようになった子供がおっぱいを飲まなくなったのであれば、
それはその子にとっての卒乳のタイミングなのだと理解しても良いと思います。

●きょうだいができると卒乳する子もいる
下のきょうだいができると、子供の中でも「自分はおにいちゃん(おねえちゃん)」
という自覚が出てきます。

そのことによって、自分から卒乳を宣言して飲まなくなるということもあるようです。
これも、心が成長したことによって起きたことといえるでしょう。

●保育園で同年齢の子供たちに触れることによって卒乳する子もいる
日本では、1歳から3歳くらいまでに卒乳する子供が多いのですが、
ちょうどこの時期は、保育園や幼稚園など、家庭以外ですごす時間が
増えるタイミングでもあります。

同じ年齢の子供たちと接することで、自分以外の子供に対して
意識を向けられるようになり、そのことがきっかけで
卒乳するということもあります。


卒乳の平均は?

卒乳という考え方が主流になったのは、それほど古い話ではありません。

●昭和のころは断乳が主流
昭和のころは、1歳を迎えたら断乳をするというのが主流でした。

ですから、当時の厚生省(現在の厚生労働省)の指導では、
12~15ヶ月ごろには離乳が完了しているのが一般的で、
1歳半検診では離乳が完了しているかを確認することも行われていました。

●卒乳が主流になってきたのは2000年以降
日本で卒乳が主流になってきたのは、2000年以降のことです。

そのことを裏付けるように、2004年の4月以降に発行された
母子健康手帳を見てみると、授乳に関する項目から「断乳」
という言葉が削除されています。

●世界では2歳以上まで母乳を続けることを推奨
世界の平均卒乳のタイミングを見てみると、
その年齢は、驚くことに「4.2歳」といわれています。

この年齢に対する根拠や裏づけとなるデータははっきりとはしていませんが、
ユニセフやWHOでは、「母乳は2歳かそれ以上まで続けること」
をはっきりと推奨しています。


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卒乳するとママが痩せるってホント?

卒乳すると、ママの体重にも変化がある場合があります。

妊娠中や授乳中は驚くほどの食欲旺盛だったママであっても、
卒乳を機に体重が減り始めたという人も少なくありません。
そこには、次のような理由があるようです。

●食べる量が減った
授乳中は、子供の栄養をおっぱいで補っていかなければならない
という意識があるだけでなく、母乳を分泌するために必要なエネルギーを補うために、
どうしてもママの食事の量も増えてしまいます。

ですが、卒乳をすると、母乳を分泌するために必要だったエネルギーが
要らなくなりますから、その分、食欲がなくなります。
食べる量が減れば、必然的に痩せていきます。

●育児中のカロリー消費が増える
子供が大きくなるほど、育児中に消費するカロリーの量も増えていきます。

抱っこをしても、新生児のころと比べればはるかに体重も増えていますから、
それだけでも消費エネルギーは増えます。

また、子供の行動範囲が広がれば、一緒に動き回ることによっても
エネルギーは消費されていきます。
そのため、気がついたら痩せていたというママもいます。


まとめ

卒乳は、子供が自分の意志で自立を始める第一歩。

ですから、その子の成長によってタイミングが違うのは当たり前です。

ですから、「周りと比べて早い・遅い」ということにばかり目を向けてしまうと、
そのことが余計にストレスとなってしまうこともあります。

無理をせず、一緒に成長を見守っていくことを心がけて、
この時期を過ごしてみてくださいね。



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