湯たんぽにはどんな種類や特徴があるの!?効果的な使い方も教えて。

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冷え性に悩む人にとって冬は、まさに寒さとの戦いの始まり。

「今年こそは冷え性に悩まずに乗り越えるぞ!」と意気込んでみても、その勢いは所詮気持ちの中だけで、結局は寒さの前に震えるだけ。

でも、冷え性に悩む人ならば、自分だけの冷え性対策グッズというものがありますよね?

その代表的なものの一つに、湯たんぽがあります。

昔は、寒さ対策といえば湯たんぽでしたが、家電製品の登場によって、いつの間にかその存在が薄くなっていました。

ところが今、再びこの湯たんぽが人気となってきました。

そこで今回は、安心で安全、しかも経済的な日本の暖房器具・湯たんぽの選び方や使い方に関する特集です!


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目次

湯たんぽには種類によって特徴が違う

湯たんぽは、昔ながらの伝統的なものから、現代人が手軽に使うことが出来るニュータイプまで、様々な種類があります。

湯たんぽを効果的に使う前に、それぞれの湯たんぽの特徴を知っておきましょう。


●陶器製湯たんぽ 陶器製湯たんぽの特徴は、しっかりと温まるのに、人肌ほどの温度を長時間保ち続けることが出来る点にあります。

そのため、就寝前に布団の中にセットしておけば、布団に入る頃にはすっかり温まっているうえに、そのまま腰や足のあたりにおいておけば、朝まで冷え知らずで過ごすことが出来ます。

ただし、陶器製湯たんぽは、他の湯たんぽと比べて重量があるということと、衝撃に弱いという特徴もあります。

そのため、扱う際や手入れを行う時には、十分な注意が必要です。


 
●金属製湯たんぽ 金属製湯たんぽの最大の特徴といえば、なんといっても保温性の高さでしょう。

そもそも原料である金属は、熱伝導率が高い素材。

そのため、様々な素材の湯たんぽがあるものの、昔ながらのこのタイプは、今でも人気があります。

さらに、他の湯たんぽにはない特徴といえば、直接火にかけることが出来るという点があります。

そのため、わざわざお湯を沸かして湯たんぽを準備する手間がいらないだけでなく、冷めてしまったときにお湯の沸かし直しをすることもできます。

最近では、ガスコンロだけでなく、IH対応の金属製湯たんぽも登場しています。


 
●プラスチック製湯たんぽ 湯たんぽ再ブームによって、これまでの金属製や陶器製より、もっと簡単に使えて手ごろな値段で購入できる湯たんぽに対するニーズが高まりました。

その声にこたえるような形で登場したのが、プラスチック製湯たんぽです。

プラスチック製湯たんぽの特徴は、定番の湯たんぽと比べると、カラーやデザインが豊富にあります。

しかも、価格も、定番物と比べるとかなり庶民的なお値段です。

ただし、プラスチック製湯たんぽの場合、定番物と比べるとお湯が冷めやすいという点があるので、その点は注意が必要です。


 
●ゴム製湯たんぽ ゴム素材のゴム製湯たんぽは、ゴムの柔らかさが何よりも特徴です。

そのため、使い心地が良いという点が特徴にあります。

金属ほど熱伝導率は高くありませんが、直接触れても低温やけどになりにくいです。


それぞれの湯たんぽを効果的に使うコツとは?

それぞれの湯たんぽの特徴が分かったら、今度は効果的に使うコツを知っておきましょう。

●陶器製湯たんぽの場合 陶器製湯たんぽは、保温性と保湿性が高いのがメリットです。

そのため、しつこい冷え性に悩む女性におすすめの湯たんぽです。

陶器製湯たんぽの熱伝導率は非常に高いので、70℃程度のお湯であっても、朝までしっかりと温めてくれます。

さらに、陶器製ですので、湯たんぽの中の水分は、時間の経過とともに徐々に外へと放出されていきます。

ですから、陶器製湯たんぽは、乾燥が気になる冬にうれしい保湿作用があるというわけなのです。

ただし、破損しやすいのと低温やけどになりやすいというデメリットがあります。

そのため、扱い方には注意が必要になります。

忙しい人には、あまり向かないかもしれません。

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●金属製湯たんぽの場合 金属製湯たんぽの特徴は、使いたいと思ったらすぐに準備ができるという点にあります。

ですから、冷え性は気になるけど、忙しくて準備をするのが面倒という人におすすめです。

ただし、低温やけどになりやすいという点と、金属なので使用すれば錆ができるという点がデメリットとしてあります。

低温やけどに十分に注意しながら、使ったらしっかりと乾かすことを忘れずに行うようにするのが、上手に金属製湯たんぽを使いこなすポイントになります。

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湯たんぽで低温やけどを防止する為の正しい使い方とは!?


●プラスチック製湯たんぽの場合 プラスチック製湯たんぽは、機能性よりも見た目を重視したい女子におすすめです。

値段が手ごろなだけでなく、デザインやカラーバリエーションが豊富なので、自分のお気に入りのものが必ず見つかるのもこの湯たんぽの特徴にあります。

さらに、金属製のものと違ってプラスチック製湯たんぽは、お湯を入れても表面の温度が急激に上がることがないという特徴もあります。

そのため、低温やけどにもなりにくいです。

もう一つの特徴は、陶器製湯たんぽと比べると、割れにくくて長持ちするという点があります。

プラスチック製湯たんぽは、機能性も見た目も満足できて、値段の割には長持ちするため、チェックに厳しい女子にはおすすめです。


●ゴム製湯たんぽの場合 ゴム製湯たんぽは、小さなお子さんがいるご家庭におすすめです。

何しろゴム製の湯たんぽは素材がゴムですから、身体に直接触れたとしても、ゴムの柔らかさでとても心地よく使うことができます。

また、低温やけどになりにくいというところも、お子さんがいるご家庭におすすめしたいポイントです。

ゴムは、金属よりも熱伝導率が低いので、金属製湯たんぽのように一気に体を温めるほど熱くなることはありません。

そのため、一気に温めるという効果は期待できなくても、長時間使い続けるには適しています。

しかし、低温やけどをしないわけではないので注意は必要です。

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まとめ

湯たんぽには、種類によって、使いやすさや熱伝導の違いがあります。

どんなふうに使いたいのかということが決まっているなら、湯たんぽの種類に注目してみると、自分にあった湯たんぽを見つけることが出来るはずですよ!

夏場や熱を出した時などに、氷を入れて使えるものもあるので重宝しますよ。

湯たんぽには、低温やけど等のリスクもありますので使用上の注意はしっかりと読んでから使うようにして下さいね。

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