沖縄県民の休日の過ごし方は!?移住して知った意外な方法。

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沖縄に移住する前は、「青い海と美しい自然に囲まれているのなら、休日はアクティブにアウトドアを楽しまなければ損!」と思っていた私。

でも実際に移住してみると、沖縄に住んでいる人ほどインドア派が多いことがわかります。

しかも子供が生まれる前と後では、移住組の私ですらすっかりインドア派に…。

そんな沖縄県民の夏の休日の過ごし方は、県外からの観光客とはまったくの真逆!

その実態を私が体験したことをもとに、いくつか紹介してみます。


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目次

沖縄の夏のお出かけは大型ショッピングセンターが定番!

マリンレジャーのメッカといわれている沖縄ですから、お金をかけずに子供と遊ぶのならば海に出かけるのが一番だと思われがちですが、実際にはその逆です。

沖縄の夏は、太陽が昇ってきたら一気に気温が上昇します。

しかも亜熱帯地域に属している沖縄は、室内にいても湿度が高く、蒸し暑さで耐えられません。

そうはいっても一日中クーラーをつけて過ごせば、いくら夏の風物詩とはいえ、とんでもなく高額な電気料金の請求書が送られてきてしまいます。

いくら暑さに慣れている沖縄県民とはいっても、クーラーをかけずに一日中家の中で過ごすことはかなり厳しい!

そんな時にどこに避難するかというと、一日中クーラーがきいている地元の大型ショッピングセンターなのです。

沖縄 休日 過ごし方,沖縄 休日の過ごし方,沖縄県民 休日 過ごし方 大型ショッピングセンターに出かけるといっても、ショッピングが目的ではありません。

あくまでも暑さ対策のための緊急避難場所です。

さらに昔から共働き世帯が多い沖縄では、外食することはそれほど珍しいことではありません。

クーラーがきいてて過ごしやすい環境がある上に、食事をする場所も、おもちゃ屋や本屋など時間をつぶすことができる場所もある大型ショッピングセンターは、沖縄県民にとって欠かすことのできない場所です。

★お弁当持ち込みでショッピングセンターを利用するのもあり? 私自身が一番ショッピングセンターを利用していたのは、育児休暇中のことです。

子供の体温調節のためにはクーラーは欠かせないのですが、うちの子供の場合、夏の時期はまだ乳幼児でしたので、遠くまでのお出かけはまだまだできません。

そうはいっても紙おむつや離乳食など子育てにかかるお金はどんどん増えていきますし、家の中だけで過ごしていればクーラー代もどんどん上がります。

そこで私が利用していたのが、近くのデパートやショッピングセンターの授乳室でした。

ここなら赤ちゃんが快適に過ごすことができる室温が保たれていますし、おむつを替える場所を探す心配もありません。

しかも店内を歩いていれば運動不足も解消できますし、ストレスの発散にもなります。

そうはいっても出かけるたびに外食していては、お金の節約にはなりません。

そこで当時の私は、自宅でおにぎりなど簡単なお弁当を作って持ち込み、フリースペースなどを使っていました。

確かに最初のころはちょっと気が引けたのですが、何度か利用してみると同じ目的で来店している人がほかにもいることに気が付きました。

中にはうちの子供と同じ位の年齢の赤ちゃんを連れたお母さんの姿も…。

「考えることはみんな一緒なんだな?」と思った出来事でした。

沖縄の海で遊ぶときは日の出前か夕方

沖縄に移住する前の私は、日焼けしたら肌が真っ赤になってしまうだけで、南国美人の象徴である小麦色の肌になったことがありませんでした。

学生時代は夏が来ても真っ白なままの肌に嫌気がさしていましたから、海に行くということは日焼けをしに行くということと同じ意味で考えていました。

でも移住してからは、全く反対の考えになりました。

とにかく沖縄に住んでいる限り、一年中日焼け止めクリームは手放せません。

冬でも晴れた日に外出すれば日焼けをしますし、夏の場合は強力な日焼け止めクリームを塗ったとしても一日外出していれば必ず日焼けします。

つまり外出するということは、常に日焼けのリスクがあるのです。

もちろん沖縄出身であっても、夏に海で思いっきり遊びたいと思うことはあります。

でも日中に海で遊べば、間違いなく日焼けします。

一年中強い紫外線にさらされているため日焼けをしても肌は赤くならず、そのまま色が定着してしまいます。

そこで沖縄では、海遊びは太陽が出ていない間に楽しむのが定番。

小さな子供がいる間は、風が気持ちよく外も明るい日の出前~日の出直後が一番おすすめ。

これなら付き添っていても日焼けの心配に悩むこともなく、しかも子供が脱水症状や熱中症をおこす心配もあまりありません。

しかも沖縄は、夏でも7時前までは陽が昇りませんから日の出前といっても早すぎるということもありません。

小学生の高学年頃になると、夕方ごろが人気です。

まだ日差しは残っているものの日中の強烈な暑さと比べれば、夕方は過ごしやすくなります。

しかも小学高学年頃になると、休日でも日中はクラブ活動や部活動などがあります。

体にこもった熱をクールダウンさせつつも、夏ならではの海遊びを楽しむことができるのが夕方なのです。

沖縄 休日 過ごし方,沖縄 休日の過ごし方,沖縄県民 休日 過ごし方 さらに沖縄では「ビーチパーティー」と呼ばれる海辺でのバーベキューが夏の過ごし方の定番!

マリンレジャーを一日楽しんだ観光客と入れ替わるようにしてビーチに地元の沖縄県民がやってくるのは、ほぼ100%ビーチパーティーのためです。

だから県民同士で「今度の休みに海に行く?」という会話は、地元では「今度の休み、ビーチパーティーする?」という意味になります。

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沖縄では夕方になってから出かけるのが定番

ここまで話してみてもわかるように、とにかく沖縄の夏は厳しいのです。

夏の厳しさは温度だけでなく、強烈な紫外線と直射日光も関係します。

ですから同じ屋外にいたとしても、日差しを遮ってくれる木陰などは過ごしやすいのですが、ひとたび木陰から出るとあっという間に体中から汗が噴き出してきます。

しかも動いていなくても汗がどんどん出てくるのが、沖縄の夏です。

そのため沖縄の人たちは、陽が沈みかけた夕方から行動し始めるのが定番です。

「夜型社会」と言われ子育て面では非難されることも多い沖縄のこうした習慣ですが、実際に沖縄に移住してみると夏の暑さをしのぐためには仕方のない行動なのだと思うのです。

特に体温調節がうまくできない小さな子供がいる場合は、子供が熱中症にならないように気を付けるのが夏の子育てで一番重要なポイントになります。

「子供は元気に外で遊ばせるのが一番」なんて思うかもしれませんが、ほんの数10分外で遊ばせるだけでも大量の汗と体力を消耗する沖縄では、子育てでやってはいけない重要事項とされます。

「夜型社会が子育てには悪い」といわれるかもしれませんが、沖縄の場合、夏の暑さ対策としては致し方のない行動なのだと今は思っています。

まとめ

今回は沖縄の夏の過ごし方を移住者目線で紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?

私自身も移住する前と後では、沖縄に対する考え方や子育てのイメージも大きく変わりました。

私自身今回紹介した内容は、沖縄に住んでみなければわからないことばかりでした。

まだまだほかにも沖縄に移住したからこそ分かった沖縄県民のあるあるネタはありますが、今回はこの辺で!

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