でも、赤ちゃんの場合、環境の変化や汗をかいて不快だということを、言葉にして回りの大人に伝えることはできません。
だから、こまめにチェックしながらお世話をしていかなければいけないのですが、ここがまた問題!
赤ちゃんの寝汗って、着替えの目安や頻度など、意外とよくわからなかったりしますよね?
そこで今回は、赤ちゃんの寝汗がすごいとき、着替えの目安やポイント、注意点などについてまとめてみました。
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目次
赤ちゃんの寝汗がすごいけれどこれって大丈夫?
赤ちゃんは、眠っていると、季節を問わずすごい量の汗をかいています。特に、頭の部分はよく汗をかくため、気がついたら髪全体がぬれたような状態になっていることも…。
でも、これだけすごい寝汗をかくと、「寝汗がすごいのはうちの子だけ?」と不安に思うお母さんも多いかもしれません。
●赤ちゃんは大人の2~3倍汗をかく 赤ちゃんは、眠っているときに限らず、いつでも汗をかいています。
これは、赤ちゃんの体の機能がまだ未発達ということが関係しています。
体の機能が発達していれば、体温の調節も自然と行うことができるのですが、赤ちゃんの場合は、汗をかくことによって体温を調節しています。
そのため、ふだんからたくさんの汗をかくことによって、赤ちゃんにとって快適な状態に体温を調節しているのです。
●赤ちゃんは汗腺が密集している 汗の分泌には、体全体にある汗腺と関係しています。
この汗腺の数は、大人も赤ちゃんも数に違いはありません。
ですが、赤ちゃんの場合、大人と比べてからだの表面積が少ないため、汗腺が大人よりも密集しています。
そのこともあって、同じ量の汗をかいたとしても、集中して汗が出ているように感じるため、「寝汗がひどい」と感じてしまうのです。
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赤ちゃんの寝汗がすごいとき、どう対処すべき?
赤ちゃんの寝汗がすごいとき、こんな方法を試してみてください。●服を着せすぎない 「眠っているときに体が冷えてしまったら大変!」と思って、大人よりも1枚多めに服を着せてしまっていませんか?
実はこれ、赤ちゃんの寝汗がひどくなる原因と考えられています。
赤ちゃんは、おきているときも眠っているときも、汗をかくことによって常に体温を調節しています。
そのため、服を着せすぎると、余計に汗をかかせてしまいます。
●頭に薄いタオルを敷く 体全体の寝汗は、こまめな着替えやシーツの取り替えなどをこまめにすると思いますが、見逃しがちなのが、頭の寝汗。
体が汗をかいているときは、それと同じ量の寝汗を頭にもかいています。
そのため、寝汗がひどいなと感じたときは、頭の寝汗の様子も確認してみてください。
頭の寝汗がひどい場合は、薄いタオルを頭の下に敷いて上げると、赤ちゃんは快適にすごせるはずです。
赤ちゃんの寝汗に着替えの目安ってある? 赤ちゃんが寝汗をかいていたら、こまめに着替えをさせてあげましょう。
もともと、赤ちゃんは汗をかきやすいですから、眠っていても、汗をよくかきます。
汗をかいたまま放置していると、逆に寝冷えさせてしまったり、あせもなどの皮膚トラブルになることもあります。
●背中の部分に汗拭き用のガーゼを入れておくと便利 服を着せるときに、背中の部分に汗拭き用のガーゼを一枚入れておくと便利です。
ちょっと汗が気になる程度であれば、ガーゼを取り替えるだけで簡単に肌をケアして上げられます。
このガーゼ取り替え法は、お出かけのときにも結構便利ですよ!
●眠るときの服は薄めのものがいい 風邪を引いたら大変と思って少し厚めの生地の服を着せていると、余計に汗をかかせてしまいます。
大人よりもちょっと薄め(または一枚少なめ)に服を着せるようにすると、赤ちゃんにとってはちょうどよいと感じるようです。
まとめ
赤ちゃんの寝汗は、たとえものすごい量の寝汗であっても、基本的には問題はありません。体の機能が少しずつ出来上がっていけば、寝汗の量も自然と少なくなります。
ですから、それまでは、しっかりと寝汗のケアをして、気持ちよく赤ちゃんが眠ることができるように心がけてあげましょうね!
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