子どもを一時的に預かってくれる場所という感じのイメージを持たれているのではないでしょうか?
ではこの一時保育と一時預かり、どう違うのでしょうか?
また、一時保育と一時預かりの場合、どんな理由で預かってくれるのでしょうか?
まとめてみましたのでご覧ください☆
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目次
一時保育とは?
最近では待機児童もかなりいますよね。いざというときに助かるのがこの一時保育です。
一時保育は「一時的に保育所で子どもを預かってもらうこと」です。
基本的には認可保育園で対応しています。
認可外で対応しているところも一部ありますね。
対応している園では一時保育専用の部屋がある施設が多いです。
定員割れをしている園で受け入れをしているというパターンもあります。
私は一時保育室で勤務をしていたことがあるのですが、一時保育でもちゃんと保育士が付きます。
そして、利用理由は問いません。
友達と映画を見に行く、旦那さんとデートをするというものもありますし、通院や出産などもあります。
親がリフレッシュや用事をしている間、子どもは楽しく保育園で遊ぼう!というイメージに近いです。
金額は一日2000円~5000円くらいです。
緊急保育(入院や冠婚葬祭)やリフレッシュ(映画やデートなど)の他にも非定型的保育というものもあります。
非定型的保育の場合は親の就労や介護で週に3回等断続的に一時保育に来るという形です。
また、一時保育を利用していたという実績があると保育所に入所するときの点数が上がるために、保活の一環として預けられている子もいました。
一時預かりとは?
では、一時預かりと一時保育は違うのでしょうか?基本的に保育内容は同じです。
しかし預かる場所が違います。
一時保育が「保育園」だったのに対して一時預かりは「幼稚園や認定こども園」です。
しかし、そこまで詳しく分けずにどっちも一時保育と言っている場合もありますね。
この一時預かりは国が行っている事業でもあります。
自治体が主体となってはいますが、次世代を担うすべての子どもの健全な育成のための法律で決まっている事業なのです。
なので、職員一人当たりあずかれる人数は国が指定してる要綱にのっとっています。
自治体などで違うということはありません。
内容は一時保育と同じですが、バックグラウンドが違うという感じですね。
では一時預かりの利用料金を見ていきましょう。
これは実施している施設で全く違います。
時間ごとになっているところがほとんどですが、一日に換算すると大体1500円~5000円程。
一時保育とそう変わりはありませんね。
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一時保育や一時預かりの理由って何て書けば良いの!?
では、一時保育や一時預かりの時、親はどのような理由を付けているのでしょうか?実はこれに悩む人が多いのには理由があります。
一時保育などの申込書には理由を書く欄があるからです。
多いのは
・保護者の就労
・介護
・リフレッシュ
でした。
リフレッシュなんて書いていいの!?と思う方もいるかもしれません。
しかしOKなんです。
前述のとおり、映画を見てきた!デートしてきたなんて人もいます。
それによって親がリフレッシュできて子どもに笑顔で接することができれば保育士としてもうれしい限りです。
子育てが終わった世代では「親のために子どもを預けるなんてかわいそう」「親の自覚がない!」という思想を持っている人もいます。
しかし、それは気にしなくてもOKです。
今の時代と子育てが終わった世代の育児は全く違います。
親がリフレッシュできて笑顔になれる、子どもも笑顔になれるというのにそのような言葉のために利用しないなんてもったいないのです。
一時保育や一時預かりで子どもを預けた時に泣くときは!?
リフレッシュ等で子どもを預ける時、親が一番つらそうにしているのは別れ際に子どもが泣くときでしょう。自分の理由のために子どもがこんなに泣いている!と一時保育を急きょキャンセルしようとする親もいます。
(利用料は返ってこないのに!)
でも、任せてください。
保育士は(特に一時保育を専門にしている人は)泣かれるのに慣れています。
30分程度で泣き止みますよ。
また、「泣くこと」も新しい経験です。
不安な気持ちを表現し、ママが見えなくなってから次に信頼できる人を自分で探し、おもちゃや友達へと興味を広げていく。
それはとてもイイ経験になります。
また、保育士が「早く行ってくださいね!」というのはママをせかしているわけではないのです。
子どもが「泣けばママが戻ってくるかも!」と期待してしまう時間を短くしたいからなのです。
どうせ行くならこの時間が少ない方が気持ちの切り替えもスムーズにいきますよ☆
ちなみにママが迎えに来た時に泣いてしまう子もいます。
これはずっと泣いていたということではなくて「歓迎行動」です。
ママとしっかり愛着ができているために安心してママに不安を表現しているのです。
子どもが泣いたとしてもリフレッシュで一時保育を利用するのに躊躇はいりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?最近では待機児がかなり多くいるので、一時保育や一時預かりさえも定員オーバーで受け付けてもらえないケースもあります。
その場合はファミリーサポートの一時預かりをお願いしてみるのもイイですよ!
会員登録をする必要があるので、すぐに利用!というのは難しいのですが、事前に登録しておくと安心です。
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