の掛け声が有名な、佐賀県唐津市で
行われる祭り「唐津くんち」。
毎年11月上旬に行われる唐津くんちは、
3日間で延べ50万人を超える見物客が訪れる、
全国的にも有名な祭りです。
街の道路には、至る所に曳山巡行の跡が
くっきりと残っている唐津市の秋を彩る
「唐津くんち」には、どんな魅力があるのでしょう?
今回は、唐津くんちの秘密に迫りつつ、
2017年の開催情報もまとめて紹介していきます。
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目次
2017年の唐津くんちの日程は?
●日程2017年 11月2日(木)~4日(土)
●場所
11月2日 宵山
大手口~唐津市内から唐津神社
11月3日 お旅所神幸
唐津神社~唐津市内
11月4日町廻り
唐津神社~唐津市内~曳山展示場
●駐車場
当日は、曳山や行列が唐津神社及び唐津市内を練り歩きます。
そのため、会場周辺は大変な混雑が予想されます。
会場は、JR唐津駅から徒歩10分圏内ですので、できれば、
公共交通機関を利用して会場入りするのがおすすめです。
ただし、会場周辺には無料の駐車場が設置されています。
唐津神社や唐津駅に近い駐車場は、交通規制の対象エリアでもあるので、
利用する場合は、早めに現地入りするようにしてください。
なお、会場から少し離れた無料駐車場では、シャトルバスが運行されます。
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唐津くんちってどんな祭りなの?
唐津くんちは、毎年11月2日に「宵山」、11月3日に「お旅所神幸(おたびしょしんこう)」、
11月4日に「町廻り(翌日祭)」が行われます。
●宵山
各町から絢爛豪華な曳山が、提灯の灯りに照らされながら、
唐津神社まで街を練り歩き、唐津神社の前で各曳山が勢ぞろいします。
普段は静かな唐津の街中を、提灯の灯りに照らされて浮かぶ
幻想的な曳山は、これだけでも魅力があります。
●お旅所神幸
県内外から多くの見物客が目当てにしているのが、お旅所神幸の「曳き込み」。
午前9時30分に神輿を中心とした曳山の列が、唐津神社から、
西の浜お旅所でもある「明神台」まで巡行します。
この引き込みと引き出しが、唐津くんち最大の見せ場でもあります。
●町廻り
前日と同じルートで、旧城下町を曳山が巡行する町廻り。
「エンヤエンヤ」「ヨイヤヨイヤ」の掛け声とともに、
町ごとにそろいの鉢巻や衣装を身に着けた曳子たちが、
リズムに合わせて曳きまわります。
各曳山が曳山展示場に格納されると、3日間続いた唐津くんちが終わります。
唐津くんちの穴場スポットは?
せっかく11月の唐津に来るのですから、曳山が練り歩くのに併せて、唐津の街を楽しむのも穴場の楽しみ方です。
●唐津市ふるさと会館アルピノ
物産展示販売上のほか、唐津料理屋佐賀の地酒を楽しむことが出来るレストラン、
屋外広場などが入っている「唐津市ふるさと会館アルピノ」。
駐車場もあるので、ぜひ立ち寄ってみたい場所です。
住所:唐津市新興町2881-1
電話:0955-70-2633
●曳山展示場
11月3~4日は、唐津くんち巡行のためにお休みにになってしまいますが、
11月2日は中に入ることもできます
唐津くんち巡行以外の1年間は、この展示場に、曳山14台が収納されているのですが、
これを一堂に見ることが出来るのが、曳山展示場です。
タイミングが合えば、ぜひとも、この場所で曳山をじっくりと見学するのも、
唐津くんちの穴場の楽しみ方です。
住所:唐津市西城内6-33
電話:0955-72-8278
●唐津焼総合展示場・販売場
唐津といえば、唐津焼も有名です。こちらの展示場・販売場は、
唐津焼協同組合が運営しているもので、組合加入窯元の作品が、
展示即売されているのが魅力です。
さらに、絵付け体験も行っているので、早めに会場入りした時など、
ちょっと時間が空いたときに立ち寄ってみると面白いですよ!
住所:唐津市新興町2881-1 ふるさと会館アルピノ2F
電話:0955-73-4888
定休日:12月30日、12月31日、1月1日
まとめ
3大くんちの一つである唐津くんちは、曳山の見事さが何よりも魅力です。宵闇で見ることが出来る曳山と、お旅所神幸で見ることが出来る曳山では、
全く違った魅力を味わうことが出来ます。
唐津くんちが終わると、本格的な冬となる唐津市。
今年は、ぜひ、唐津のくんちを体験しに足を運んでみてくださいね!
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