それがゲリラ豪雨ではないでしょうか？
暴力的な雨の激しさに呆然としてしまいますよね。
近くに川や山があるという人はもっと大変です。
避難勧告が出たりして生命の危険を感じることさえあると思います。
今回はそんなゲリラ豪雨について見ていきましょう。
どのくらいの時間で治まるのか？記録的短時間大雨との違いは？などなど。
気になることをまるっと解決していきます。
スポンサーリンク
目次
ゲリラ豪雨はどのくらいの時間でおさまるの？
外出中にゲリラ豪雨に見舞われると困りますよね。遊びの最中でも困りますが、仕事の最中だともっと困ります。
ということで、ゲリラ豪雨はどのくらいの時間で治まるのかということも見ていきましょう。
ゲリラ豪雨は、1時間以上続くことはないという話も雑誌に載ったことがあるようです。
しかしこれは間違い。
2時間降り続いたケースも確認されています。
しかし、これは稀なケース。
大体の場合だと数十分から多くても1時間くらいで治まるものだと言われています。
ゲリラ豪雨のしかも通り雨バージョンとか、ありますもんね。
ちなみに、ゲリラ豪雨が起こりやすい時間帯は午後3時～5時です。
この時間に急に冷たい風が…そしてやがて雷の音が…。
夏によくある光景ですよね（笑）
出来ればこの時間はお外にいない方が安全だと思います。
お出かけなどをしていたとしてもこのくらいの時間にはどこか室内に退避しておくに越したことはないですよ！
ゲリラ豪雨と記録的短時間大雨の違いって何？
最近大きな災害を引き起こしている記録的短時間大雨というものがあります。これはゲリラ豪雨とはどう違うのでしょうか？
記録的短時間大雨とゲリラ豪雨の違いは簡単に言うと「気象庁が定めた用語なのか、そうじゃないのか」というものです。
なので、ゲリラ豪雨の大雨の時に記録的短時間大雨の情報が気象庁から出されるということもあります。
すぐに治まる可能性のあるゲリラ豪雨に対して記録的短時間大雨はもっと深刻です。
土砂災害や浸水、洪水の発生につながることから避難勧告や指示が出ることもしばしばです。
というか、もはや川が氾濫してるんですけど！？という状態になってから出るケースも（汗）
ゲリラ豪雨は記録的短時間大雨にもなりうるということを念頭に置いて行動したほうがよさそうですね。
警報が出なくても危険だと判断したらすぐに行動を起こしてくださいね。
スポンサーリンク
ゲリラ豪雨ってなんで起こるの？
よく、夏になるとゲリラ豪雨に見舞われますよね。このゲリラ豪雨、実は正式名称ではありません。
天気予報では予測が困難な局地的な集中豪雨をゲリラ豪雨と言っているのです。
ゲリラ豪雨の「ゲリラ」とは「奇襲」という意味ですね。
このことからも、予測できない急な雨だということは分かると思います。
では、このゲリラ豪雨の原因はいったいなのでしょうか？
実は、ゲリラ豪雨の原因は超巨大な積乱雲だと言われています。
夏によく見るあの、ソフトクリームみたいなもくもくの雲です。
あの積乱雲があると、雨が降りやすくなるのです。
夏は雨が多いというのもこの積乱雲によるものなのです。
積乱雲の中でも水平方向に大きくなったものをスーパーセルと言います。
このスーパーセルがゲリラ豪雨の原因です。
急激に発達していくために予測は不可能です。
このスーパーセル、昔はありませんでしたよね。
夏の風物詩と言えば夕立くらいなもんでした（笑）
しかし、ヒートアイランド現象により、最近ではよく見られるようになってしまいました。
ヒートアイランド現象により、地上の空気が過度に温められます。
温まった空気はすごい勢いで上昇し（上昇気流）、上空の冷えた空気とぶつかります。
すると水蒸気が発生して超巨大な積乱雲を作ってしまうのです。
この積乱雲は水分が超たっぷり…。
そしてその水分が落ちてくるのは時間の問題…というわけです。
ちなみに、ゲリラ豪雨が起こりそうな予兆というものがあります。
夏の暑い日に急に
・空が暗くなってくる
・黒い雲がある
・冷たい風が吹いてくる
となったらもうほぼ確実にゲリラ豪雨が近づいています。
また、積乱雲がなんだかいつもより迫力がある…というときも要注意。
スーパーセルになる可能性が高いということです。
積乱雲に迫力を感じたらゲリラ豪雨の可能性があるということを頭の隅に置いておいてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか？最近ではゲリラ豪雨にも対応した、地域のお天気を見るスマホアプリもありますよね。
それらを駆使して、ゲリラ豪雨への備えをしておくことも大事だと思います。
また、避難などが必要とされる地域にいる場合は「もし大雨になったらどうするか」を考えて行動しておくといいですね。
コメント