悩む保育士さんはかなりいると思います。
私が勤務していた園でも「連絡帳が苦手」という先生がかなりいました。
今回はその経験も踏まえて「連絡帳は何を書けばいいのか?」というお話をしたいと思います。
応用が利く例文も紹介しますね!
参考にしてみてください。
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目次
保育園の連絡帳の書き方が難しい!?
同僚の保育士さんでどうしても連絡帳を書くのが難しいという人がいました。一人当たり10分以上かかってしまうのは当然。
(ふつうは5分くらいですよね)
彼女曰く、連絡帳を書くのは難しいとのことでした。
しかしその反対にすらすらと書いていく先生もいます。
しかも細かい字で、大量の文章を。
この両者の違いはどこにあるのでしょうか?
私が見ていた限りですが、それは保育の仕方にあると思います。
すらすらと書く先生は子ども一人ひとりに話しかけながらこの日はこれをした!というエピソードを作るようにしていました。
遊びの時、食事のとき、寝かしつけのとき。
言葉がけをしていかない場面でもしっかり見ていて子どもの心の動きを考察していると言っていました。
頭を使って想像力も使って保育をしていたのですね。
連絡帳を書くのが苦手な人は頭を使っていない、想像力もないと言いたいのではありません。
むしろ、子どもにじっくりと関わっていくのは連絡帳を書くのが苦手な先生なのかもしれません。
一人の子どもにじっくりかかわっていくので、たくさんは書けないのです。
どちらの保育がよくてどちらが悪いというわけではありません。
「連絡帳を書くのに時間をかけるくらいなら子どもを見てほしい」という保護者さんの声も聞いてきています。
連絡帳を書く時間を休憩に充てて、その分午後の保育に…という声ですね。
それも一理あります。
でも、連絡帳を重視する保育園で勤務する上では早く書くことはやっぱりスキルとして持っていたほうがイイですよね。
ということで、例文を見ていきましょう。
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保育園の連絡帳の書き方例文☆行事編
応用のきく例文を紹介していきます。まずは行事があった日の例文ですね。
行事のあった日は割と書きやすいと言われてます。
「今日は(お誕生会)がありました。(○○ちゃん)はお誕生日を迎えたお友だちに拍手を送って楽しそうでした。
先生の出し物の(人形劇)は少し怖かったみたいで体が後ろにのけぞっていました(笑)
おやつの時間には(いちごのケーキ)が出たのでとてもうれしそうにお隣の席の(△くん)とおしゃべりしながら食べていましたよ~」
先生の出し物の(人形劇)は少し怖かったみたいで体が後ろにのけぞっていました(笑)
おやつの時間には(いちごのケーキ)が出たのでとてもうれしそうにお隣の席の(△くん)とおしゃべりしながら食べていましたよ~」
という感じです。
()の部分は行事ごとに変えてくださいね。
行事の時の子どもの様子は普段と違う部分もあるのでエピソードも切り取りやすいんですよね。
連絡帳には子どもの様子(心の動き)や発言などを書くとより状況が分かりやすくなります。
その点を踏まえて子どもの様子を見ていくのもイイと思いますよ!
保育園の連絡帳の書き方例文☆日常編
毎日の連絡帳を書くのが大変だという先生は結構多いですよね。日常編の例文も見ていきたいと思います。
「○○ちゃんは滑り台で遊んでいました。
最初は上るのにも慎重でしたが、滑るのが楽しくなってくるともう夢中。
滑り終わるとダッシュで階段へ駆けつけていました。
滑るときに両手を上げる技も年長さんを見て学んでいました。
きゃ~!大きな笑い声をあげて楽しんでいましたよ!
たくさん遊んだせいか給食も完食です!」
最初は上るのにも慎重でしたが、滑るのが楽しくなってくるともう夢中。
滑り終わるとダッシュで階段へ駆けつけていました。
滑るときに両手を上げる技も年長さんを見て学んでいました。
きゃ~!大きな笑い声をあげて楽しんでいましたよ!
たくさん遊んだせいか給食も完食です!」
という感じです。
もちろん名前は変えてくださいね。
この例文はこんな構成になっています。
①○○ちゃんの今日の遊び
②○○ちゃんの遊びの様子
③○○ちゃんの成長
④○○ちゃんの生活の様子
です。
今日は朝のおやつを食べてから公園に行ってそのあと給食を完食し…などとだらだら書くのはお勧めできません。
読んでいて楽しくないですし。
それよりは一つのエピソードを切り取って書くようにしましょう。
書きやすいのは「成長の様子」です。
昨日できなかったことができるようになったというのも成長ですよね。
でも「自分から遊びに参加した」「年長さんの技を盗み見た(今回の例文)」「転んだ友達を心配した」という心の動きも成長です。
この「成長」をポイントにエピソードを書くと連絡帳は格段に書きやすくなりますよ!
ちなみに、園によるのですが「どうしてもこの子のエピソードが浮かばない!」というときは相方の先生に投げるのも手です。
他の先生はその子のどんなところを切り取っていたかもわかります。
困ったときには自分ひとりで考え込むのではなく、ほかの先生に聞いてみるといいですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?日々の連絡帳もこの応用でどうにかできそうな感じがしませんか?(笑)
連絡帳は子どもの成長記録として残しておく保護者さんも多いです。
先生との連絡帳が宝物だと言ってくれる保護者さんもかなりいます。
ぜひ、苦手意識を振り払って頑張ってくださいね!
どうしても子どものエピソードを覚えておけない!という場合は小さな名簿をポケットに入れておくとイイです。
(私もやっていました)
子どもごとのエピソードやけが&トラブルの様子を書き留めておきます。
連絡帳を書くことも楽にできますが、保護者さんとの雑談や様子の連絡にも役立ちます。
おすすめですよ!
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