保育士にピアノは必須!?全くピアノが弾けない保育士の体験談!

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保育士さんというと何を思い浮かべますか?

私はピアノでした。

なぜなら、ピアノが全く弾けないから。

小さいころから習ったこともありません。

音符も読めません。

更に音符の長さ(?)もわかっていません。

普通、保育士になろうとしませんよね(笑)

でも、なろうとしましたし、なれました!

ピアノが弾けない(もしくは苦手)だからって保育士になる選択肢を捨てるなんてもったいない!

今回は私の体験を交えながら、「ピアノが弾けない保育士がいたっていいじゃない!」ってお話をさせていただきます☆


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目次

保育士にピアノは必須なのか?

では、問題の「保育士にピアノが必須なのか」問題。

答えから言うと「学校では必修だけど、必須でもない」というのが正直なところでした(笑)

私は専門学校で保育士の資格を取得したのですが、ピアノの授業が毎週ありました。

バイエルから始まってブルグミュラー、童謡という感じでした。

全く弾けなくても、バイエルからやれば何とかなるもんですよ(笑)

この専門学校のピアノの授業ですが、到達点があります。

その到達点をクリアしないと単位がもらえません。

すなわち、留年です。

しかし、まじめにコツコツとやっていればクリアできなくないレベルですので、安心してください。

保育士なのにピアノが弾けない人の試験の乗り切り方

では、全くピアノを弾けない私の試験の乗り切り方をお話しします。

試験の課題曲というものがあります。

先生と相談して決めるんですね。

試験の1か月くらい前に。

なので、課題曲を選んでからはひたすら練習です。

音符も読めないのでフリガナを振って。

先生にお手本を引いてもらったりネットで音源を探して聞いたり。

いわゆる耳コピで引いていました。

なんとかなるもんです。

指が覚えるという感じです。

ちなみに就職試験の時も「弾き歌い」がありました。

この「弾き歌い」は自分で課題曲を決めることができました。

なので、これも事前に準備して練習しまくりました。

「ちゅうりっぷ」とか「もりのくまさん」とかの童謡でOKです。

保育士資格を試験で取得したいという人もいますよね。

ピアノはいわゆる「実技」というものになります。

実技は「音楽と造形と言語」。

このうちから2つを自分で選択します。

音楽はまあ、ピアノですよね。

弾き歌いをします。

ギターでもアコーディオンでもOKです。

造形は課題の絵を描くというもの。

「運動会」「お芋ほり遠足」なんかが多いですね。

言語は与えられた課題のお話を子どもにするという感じで3分間話す。

絵本の読み聞かせや素話なんかですね。

つまり、造形と言語を選択しておけばピアノは必要ないんです(笑)

この時、造形だけは絶対に避けたいから音楽を選ばざるを得ない!ってパターンもあると思います。

でも大丈夫!

音楽に関しては事前に課題曲が知らされます。

「カタツムリ」「おばけなんてないさ」「海」「おつかいありさん」などなど。

簡単な曲ですよね。

事前にわかっているなら練習しまくればOKです。

ちなみに私はピアノを習いに行って試験で資格を取得するよりは、専門学校でピアノの先生が付いてきて、卒業とともに資格取得(&就職あっせん)の方が得だと思って専門学校に行きました(笑)
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保育士なのにピアノが弾けない人の通常保育の乗り切り方

試験は乗り切った物の、日常保育ではどうしたらいいのか?

これも気になりますよね。

でも、大丈夫です!

ピアノを弾かなきゃいけないシーンはあります。

でも急に「これ弾いて!」なんてのはありません。

ピアノを弾くのは大抵
・園歌
・今月のうた
・おはようのうた(♪せんせいおはよ♪みなさんおはよ♪)
・おべんとうのうた(♪おべんとおべんと うれしいな~♪)
・かえりのうた(♪きょ~うも たのしく すみました~♪)

くらいのものです。

これを練習しておけば平気なんです(笑)

しかし、私が取った対策は「ピアノが得意な先輩に頼る!」でした。

保育園は複数担任なので、一人くらいは得意な先生がいるもんですよ(笑)

なので、ピアノはお願いしていました。

ピアノが弾ける先生はそもそもピアノを弾くことが好きな先生ですので、「え~?また~?」とは言いません。

でも、ピアノを頼む代わりに他のことは引き受けるようにしていました。

歌詞を模造紙にかわいく書くとか。

曲の振り付け(主に手話だけど)を考えて子どもに伝えるとか。

また、どうしても自分が弾かなくちゃいけないというシーンもありました。

その時は子どもたちに「先生はピアノが弾けないけど一生懸命練習するね!」とお話ししました。

子どもたちに応援してもらって、大人でも努力をすることがあるというのを見せる目的がありました。

1か月ほど練習して、本番(誕生会で今月のうたを歌うんです)で披露。

子どもたちの方が緊張していました(笑)

子どもにとっても、私にとってもいい経験でした。

「先生、ピアノ弾けなかったのに、できるようになったね~!頑張ったからだね~!」と、子どもに褒めてもらいました。

これはピアノが弾ける保育士が担任だったら子どもは経験できなかったことだろうな。

と前向きにとらえています(笑)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ピアノが弾けないくらいで保育士を諦めるなんてもったいないということがわかりましたか?(笑)

特に今は保育士が不足しているので、ピアノが弾けない保育士でもガンガン採用されます。

実際に私も最初に勤務した保育園ではピアノの試験がありましたが、転職先の2園ではピアノのことは一切聞かれませんでした。

でも、どうしてもピアノが苦手!という人は、試験だけ乗り切ったらピアノがない施設で働くという手もあります。

小規模保育とかです。

ピアノが弾けなくても保育はできるんです。

どうか、自信をもって保育士を目指してくださいね☆

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