イヤイヤ期はこう乗り切る!保育士が実践している対応方法とは!?

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毎日子育て、お疲れ様です!

そして子育てで最初にイラつくと言っても過言ではないと思われるイヤイヤ期。

この真っ只中で子育てしているお母さん方、本当にお疲れ様です!

今回はそんなイヤイヤ期をどう乗り切っていくか、保育士さんは現場でどんな対応をしているかをお伝えしたいと思います。

少しでもお母さん方の気持ちが楽になればと思います!


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目次

イヤイヤ期って?

ではそもそもイヤイヤ期って何なのかというところからお話ししていきましょう。

イヤイヤ期は第一次反抗期ともいわれます。

よく「魔の2歳児」なんて言われますよね。

イヤイヤ期は大体1歳半から始まって…4歳ころには落ち着くと言われています。

長っ!(笑)でも大丈夫。

次第に収まってくるものなので、イヤイヤのピークがずっと続くわけではありません。

保育園で言うと、一番大変なのは1歳児さんクラス。

1歳から2歳の子が在籍しますね。

そして次に大変なのが2歳児クラスの秋くらいまで。

ね?イヤイヤ期のピークは1歳後半から3歳くらいまでなんです。

イヤイヤ期はどうして起こるのかというと「私は自分の意思があるんだ!」と表現するため。

自分の意見を自分で伝えるのは大事ですよね。

それを身近な人に表現して見せているのです。

魔の…とか反抗期とか言われるとなんだかママが否定されているような気になってどんよりしますよね。

でも子どもにとってはママを困らせてやろうという悪魔的な気持ちもなく、反抗しようとする気持ちもありません。

自分でやりたいという、人間としてまっとうな要求を表現しているだけです。

また、イヤイヤ期では感情を爆発させて大泣きする子がいますよね。

これも、自分の気持ちをコントロールしたり上手に表現する方法を学んでいる最中だという証なんです。

そう考えると、イヤイヤ期って子どもの発達にとってすごく大事なステップだということが分かりますよね!

…と言ってもイヤイヤ期の対処方法が分からない!と思うおかあさん方は多いはず!

次からは保育士がよく行っているイヤイヤ期の対応を紹介してきます。

イヤイヤ期のケース①これじゃなきゃいや!

ありますよね。

「この服じゃなきゃいや!」「これじゃなきゃ食べない!」「このオモチヤを今使いたい!」

これに対して現場の保育士はまず受け止めます。

子どもの言うことをなんでも聞くという意味ではありません。

そういう思いを子どもが持っていて、それを言葉で表現したという事実を受け止めます。

具体的には「そうなんだね。この服じゃなきゃいやなんだね」「そっか、○○ちゃんはこれが好きな食べ物なんだね」「今、このオモチャを使いたいんだね」というように子どもの言った言葉をそのままなぞります。

すると大抵の子どもは「自分の気持ちを分かってくれた!」と冷静になります。

大人でもそうですよね。

何かしらの要求をしたのに理由もわからず「できないですね。ダメです」とまず言われたらイラッとします(笑)

まずはその気持ちに共感して受容してあげるのが一番です。

そのうえでOKな部分は子どもの意見を通してあげます。

この服じゃなきゃいやなら、着せちゃえばいいのです。

それで寒かったり暑かったりしても平気。

イヤイヤ期のこどもは寒かったり暑かったりすると着替えたいと言い出します(笑)

これじゃなきゃ食べないという場合はできる限り希望に沿ってあげましょう。

嫌いなものを食べない!という宣言なのなら無理強いはしないで大丈夫です。

また友達のオモチャを今使いたい!などの通せない要求の場合は相手の気持ちを言葉にして教えてあげましょう。

「今使いたいんだね。でも今は○○君が使ってるよ。あなたも遊んでいる途中でお友達に取られたらいやだよね。だから○○君が使い終わったら貸してもらえるように頼みに行こう」などと交渉の仕方を教えるのです。

否定せず、受容し、一緒に当事者になって考えるという対応を保育士はしています。

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イヤイヤ期のケース②なんでもいや!

一番困るパターンのやつです。

なんでもいや!全部いや!

この状態に子どもが急になるということはあまりありません。

小さなイヤイヤが積み重なってしまったパターンです。

この場合は静かにできる場所に連れ出します。

子どもも全部いやになって疲れてパニックになっているからです。

そして子どもが嫌だと思ったことを全部保育士が言葉にしてあげます。

「○○が嫌だったよね」「○○も嫌だったよね」という風に子どもの感情をなぞってあげます。

するとだんだんと落ち着いてきます。

落ち着いてきたところで手を握ったり、ひざ抱っこをしたりハグしたりとスキンシップで安心させてあげます。

これだけでOKです。

あとは子どもが自分で遊びに戻るまで、促さずにそのままでいてあげましょう。

まとめ

いかがでしたか?

イヤイヤ期には「子どもの思いを尊重して、言葉で代弁してあげて、思いに沿えるようにする」が基本的な流れです。

このままだと「わがままを言えば親は言うことを聞くと勘違いしちゃわない?」とふあんになるかたもいるでしょう。

でも大丈夫です。

子どもは親が思いをくみ取って共感して沿うようにしてくれてうれしかったという感情を持ちます。

勘違いするのではなく、親への信頼を深めるのです。

そして信頼を深めた子どもはわがままを言わなくなります。

でも一つだけ要注意なのが「買って買って!」

この期待に毎回沿っていると子どもはわがままを言えば通ると思うようになります。

子どもにはモノではなく行為(ハグや絵本を読む、遊ぶなど)を与えましょう。

これらはどれだけ与えても与えすぎということはありません。

イヤイヤ期の子どもにはお母さんは手を焼かされますが子どもに共感しながら、乗り切りましょうね☆

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