保育士は確かに大変な仕事です。
3Kともいわれますね。
キツイ、汚い、危険というやつです。
更に給料も低いです。
しかしやりがいはかなりあります。
保育士資格を試験で取得しようと思う人必見!
申込の手順や試験についてまるっとまとめてみました☆
スポンサーリンク
目次
保育士試験の基本情報
では保育士試験とは何なのか?基本情報を見ていきましょう。
保育士試験は国家資格である「保育士資格」を取得するための試験です。
国家資格なので国家試験ということになりますね。
名称独占の職業なので保育士資格を持っていないのに保育士を名乗ると罰則があります。
保育士の資格は大学や保育士養成校等で取得することができます。
また、試験でも取得することができます。
大学や保育士養成校では最短で取得までに2年はかかります。
学費も相当かかるでしょう。
しかし試験では最短で数カ月しか勉強しないで合格できる可能性があります。
コスパが最高なのがこの保育士試験なのです。
また、働いたり子育てをしたりしつつ勉強をすることもできます。
なので学校に通う時間やお金がないという人にもおすすめなのがこの保育士試験なのです。
保育士試験の合格率はとても低いとされています。
しかしきちんと勉強していればそんなに難しい試験ではありません。
コツコツと通信教育やテキストを利用して勉強していけば大丈夫ですよ!
保育士試験の申込手順は!?
では早速保育士試験の流れを見ていきましょう。①受験申請書の受付
試験の4か月前~3か月前くらいに申請書の受付が始まります。
申請手数料は12950円です。
幼稚園教諭免許を持っていて筆記も実技も免除の人は2650円で申請します。
受験申請書には写真も添付しないといけないので忘れずに添付するようにしましょう。
②筆記試験の受験票が到着
試験の10日前くらいまでに筆記試験の受験票が届きます。
これは結構ギリギリにならないと届きません。
③筆記試験
筆記試験が行われます。
会場と受ける教科の時間などを自分で確認して受験することになります。
初年度は全部の科目を受験したとしても、次の年からは一度合格した科目は受験しなくてOKになります。
試験の10分前には教室に入ります。
そして途中入室は試験開始から20分以内。
途中退室は試験開始から30分後から可能です。
しかし「教育原理」と「社会的養護」は途中退室ができないことになっています。
④筆記試験の結果通知&実技試験の受験票が来る
筆記試験の結果が届きます。
筆記試験のすべての科目に合格していればこの時点で実技試験の受験票も届きます。
時期は試験の大体1か月後くらいになります。
ちなみに筆記試験で全科目不合格の場合は何も送られてきません(汗)
⑤実技試験を受ける
筆記試験にすべて合格していたなら実技試験を受験します。
筆記試験から大体2か月後になります。
⑥合格通知(一部科目合格通知)が届く
筆記試験から3か月後、実技試験から1か月後くらいに届きます。
スポンサーリンク
保育士資格の試験内容は?
では試験の内容も見ていきましょう。保育士試験の筆記は9科目あります。
・保育の心理学
・保育原理
・児童家庭福祉
・社会福祉
・教育原理
・社会的養護
・子どもの保健
・子どもの食と栄養
・保育実習理論
です。
すべて6割以上正解することが合格の条件になっています。
試験時間は基本的に1時間です。
教科と教科の間には30分~1時間の休憩時間を挟みます。
「教育原理」と「社会的養護」の試験時間は30分です。
この2つの教科は合わせて6割正解すればOKということになっています。
なのでどちらかが苦手な場合はもう一方でカバーすることができますね。
筆記試験にすべて合格したら実技試験を受験することになります。
保育士資格の実技試験は
・音楽表現に関する技術
・造形表現に関する技術
・言語表現に関する技術
の3科目のうち2つを自分で選択して受験することになります。
音楽表現と言語表現に関しては先にお題が与えられるので準備して臨むことができます。
これは筆記試験と同じですね。
しかし造形に関する技術については事前に試験内容を知ることができません。
その場でお題が発表されて、そのお題に合った絵を試験時間45分間で描いて提出しないといけないのです。
ちょっとハードではありますが、ピアノが明らかに苦手!という人などは造形と言語を選んで受験します。
造形は意外に受験者が多い科目でもあるのです。
いずれにしても自分の得意な科目を選択して受験できるというのはいいですよね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?保育士の資格を試験で取るのは大変そうだなと思った方もいると思います。
手順がすごく複雑なんですね。
しかし、試験内容はそこまで難しいことはありません。
繰り返しになりますが、きちんと勉強していたら大丈夫です。
保育士に興味があるなという人はぜひ「試験で取得すること」を検討してみてほしいと思います。
コメント