介護施設のレクリエーションってどんなことをしてるの!?詳しく教えて!

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あなたは介護施設でどのようなレクリエーションを行なっているかご存知ですか?

もし自分がレクリエーションの担当になったら、どんなことをしたらいいのか分からなくて困っているという方がいらっしゃると思います。

そこで介護施設のレクリエーションはどんなことを行なっているのか詳しくご紹介いたします。


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目次

介護施設で行われているレクリエーションは!?

まず介護施設でのレクリエーションは大きく4種類に分けられます。

・体操や運動といった体を使うゲーム ラジオ体操やボールを使った体操だったり、楽しみながら自然に体を動かすゲームをします。

ボール運びや玉入れなどのゲームは体を動かす以外に、チームで協力し合うことでコミュニケーションも生まれます。
例)物送りゲーム、玉入れ、ボーリング、輪投げ


・脳トレやクイズなど頭を使うゲーム 普段あまり使うことのない脳の部分を活性化させ、認知症の予防も兼ねています。

漢字やことわざの問題だったり、簡単な計算だったりを行います。

現在はパソコンゲームやクロスワードパズルなど単独で行うものもあります。

さらに囲碁や将棋といった対戦ゲームも楽しんで行うことができます。
例)数字埋めゲーム、しりとり、ことわざ


・音楽や歌を歌ったり、楽器の演奏をする 童謡や懐かしい演歌などを歌ったり、リズムを感じながら簡単な楽器を演奏したりして楽しめます。

歌を歌うことで肺機能を高めることができるだけでなく、懐かしい歌は若い頃を思い出すため、脳の活性化や認知症予防、精神状態の安定など期待できます。
例)カラオケ


・書道や生け花など工芸をする 塗り絵や折り紙、書道などたくさんの種類があります。

手先を使うことで脳への刺激になりますので、認知症の予防にもなります。

さらに作品を作ることで達成感や楽しさを感じることもできます。
例)塗り絵、書道、生け花

介護施設でなぜレクリエーションをしないといけないの?

では何故、介護施設ではレクリエーションをしないといけないのでしょうか?

レクリエーションをする理由を4つご説明いたします。

・他の利用者とのコミュニケーションを促進する
高齢になることで、体の機能や体力が衰え、外出することを億劫に感じる方が多いです。

特に一人暮らしの高齢者となるとなかなか外に出ることがないため、あまり人と触れ合う機会がありません。

そのため、引きこもりや老人性うつになってしまう方もいらっしゃいます。

レクリエーションがある施設や通所などに通うことで、同じような仲間と出会うことができるだけでなく、仲間と一緒にレクリエーションやコミュニケーションを通すことで楽しい時間を過ごすこともできるのです。

この時間を楽しむことができれば、引きこもりも回避でき、老人性うつにもなりにくくなります。

・脳の活性化
手や指、体、言葉を使うレクリエーションを行うことで脳の活性化につながります。

レクリエーションの内容や体を動かすことで、普段使わない脳を刺激することができるからと考えられています。

そのため、認知症の予防や症状の進行を遅らせることが期待されているのです。

・身体機能を向上させる
体を適度に動かすことで、高齢者の身体機能の向上させる目的があります。

年齢とともに筋力や体力が衰えてしまうため、運動量も減ってしまいます。

そのため、意識して体を動かすようにしなければいけません。

もし体を動かさなければ体の身体機能は低下するだけでなく、要介護度も進んでしまうのです。

レクリエーションを楽しみながら、無理のない範囲で体を動かすことで、身体機能の向上や健康を維持することができます。

・生活の質(QOL)を高める
コミュニケーションを取ること、脳の活性化をさせること、身体機能の向上をさせることで生活の質を高めることができます。

仲間と過ごす時間を楽しみにすることで、毎日を充実させることができ、誰かと会話をすることはストレス解消にもなります。

結果として感情が安定するため、介護者側の負担も軽減されるのです。

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介護施設のレクリエーションの仕方について!

具体的にレクリエーションをするときに気をつけることやポイントは何なのでしょうか?

レクリエーションをするときは大勢の利用者様の前で、みなさんを引っ張っていくイメージがあるため難しそうだと思いますよね。

そこでレクリエーションをするときのポイントをご紹介いたします。

・常に笑顔で!
レクリエーションが苦手だとつい緊張で顔がこわばってしまいますよね。

しかし、緊張してしまうと利用者様もどうしたんだろうと不安になってしまいます。

そのため常に笑顔を意識してください。

笑顔でいることで利用者様もリラックスしてレクリエーションに参加することができます。

・利用者様をレクリエーションに巻き込む
レクリエーションで利用者様を巻き込みましょう。

どういうことかというと、例えば体操をしているときだと「〇〇さん、10数えてください」だったり、しりとりだとみなさんに「次は〇〇さん、お願いします」と声かけする方法です。

この方法だと利用者様が気軽にレクリエーションに参加することができ、一緒に声を出すことでレクリエーションを楽しむこともできます。

・大きな声ではっきりと!
大きな声でわかりやすくはっきりと話すようにしましょう。

利用者様は高齢なため聴力が低下している方が多いです。

そのため大きな声でゆっくり、はっきりと話すと伝わりやすくなります。

まとめ

レクリエーションの進行役は苦手だという方は多いですよね。

私もレクリエーションは苦手なため、あまり進んですることはありませんでした。

しかし、利用者様が「もう1回したい!」「楽しかった!」とおっしゃってくださると次はうまくできるように頑張ろうと思いました。

特にレクリエーションが得意な先輩方がいたため、どんな風な声かけやレクリエーションを行なっているかよく見て真似をしていたので、レクリエーションが得意な先輩たちをお手本にするのもいい方法ですよ。

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