給料が安いとかキツイ仕事だとか言われえて現場ではどんどん人が辞めていく状況ではありますが、それでも夢を持って保育士を目指してくれる人がいるというのは、とても素敵なことだと思います。
今回は保育士の資格を大学で取る!ということをテーマにまとめてみます。
大学ではどんな勉強をするのでしょうか?
大学で保育士資格を取るメリットはあるのでしょうか?
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目次
保育士資格が取れる大学はどのくらいあるの?
では保育士の資格を取れる大学は日本全国でどのくらいあるのでしょうか?実はかなりの数の大学で保育士の資格を取得することができるのです。
日本全体では400校近くあります。
都道府県別に見ても北海道の17校をはじめ、東北で25校、関東だと102校。
一番少ない甲信越でも8校あります。
残念ながら高知県には保育士の資格を取得できる大学はありません。
しかし四国地方にはいくつかありますので他の県の大学に通って取得することはできます。
保育士資格を取るために大学ではどんな授業がある?
保育士の資格は専門学校や短大でも取ることができますよね。その場合は大体2年。
多くても3年ほどで取得することができます。
しかし大学というと4年制ですよね。
4年もかけて保育士資格を取得するのです。
では大学ではどんな授業があるのでしょうか?
基本的に保育士の資格を取るには厚生労働省が定めた学科をすべて履修する必要があります。
ということで、正直にいうと専門学校でも短大でも大学でも学ぶ内容は同じです。
実習ももちろんあります。
しかし大学は4年間という膨大な時間があります。
短大や専門学校では保育の勉強だけするのに対して大学では基礎の教科も履修します。
また大学の場合は休みが長いですよね。
夏休みが専門や短大では8月に終わるのに対して大学の場合は9月いっぱいまでなど、ざらです。
専門学校や短大でも取れる保育士資格を大学で取るメリットは!?
大学にもよりますが数学や物理などを履修できるところもありますよね。いわゆる一般教養というものです。
保育の勉強だけしてきたとなると、いざ就職するときに他の進路へ…とは生きづらくなるのですが、大学の場合はそういうかじ取りもできます。
嫌な言い方ですが「潰しがきく」という状態になれるのです。
では大学とそのほかの学校の違い、大学で保育士資格を取るメリットをもう一つお話ししたいと思います。
大学を出るメリットは給料です。
多くの場合、大卒の方が保育士の給料も高くなります。
月に1万円もいかないくらいかな?とは思います(汗)
大卒の方が給料がイイというのは社会の常識ではありますよね。
しかし最近は違う考え方の保育園もかなり増えてきています。
短大や専門学校を卒業した新人さんは大体20歳。
そして大卒だと大体22歳。
大卒の人が1年目の時に、短大卒や専門卒は勤務3年目となります。
1年目の初任給と3年目の先生の給料が同じか大卒の先生の方が高かったらどうなるでしょう?
もちろん、馬鹿らしくなって3年目の先生たちは辞めてしまいますよね。
ということで、最近ではその辺を調整している園が増えてきています。
初任給は大卒の方が少し高めではありますが、昇給率は同じです。
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保育士の資格を取るためのおすめの大学はあるの?
保育士の資格を取るために大学に行く。そうなると気になるのは大学の評判ではないでしょうか?
おすすめの大学などがあれば知りたいですよね!
これは『週刊東洋経済』でランキングが出ています。
・聖徳大学
・東京家政大学
・桜花学園大学
・東京福祉大学
・佛教大学
の順番です。
特に聖徳大学は有名ですよね。
幼稚園教諭の資格を取る人も全国で一番です。
聖徳大学の特色は実習と言いますね。
実習期間は3年生の11日間以上。
この実習先を学生が自分で探すということになっているようです。
自分の目で見て確かめて、勉強する場所を自分で探してくるというのは就職してからも大きな力になるでしょう。
また東京家政大学は3つの学科で保育士の資格を取得することができます。
早い学科だと1年生から幼稚園や保育園に行くようです。
早い段階で将来働く環境になれることができるというのが大きなメリットだと思います。
有名な女子大ですので、就職の時に受けもイイですよ(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか?大学で保育士の資格を目指すことは正直あまりメリットはないように感じるかも知れません。
時間もお金もかかります。
給料にはあまり反映されません。
しかし、一般教養が勉強できたり、いろいろな学科の人と交流できるのはとてもいいことgだと思うのです。
保育というものは結局は「その人の人柄や考え方」によるとろこが大きいからです。
専門や短大卒の先生たちでもいい先生はたくさんいます。
しかし大学で取った先生たちの方が視野が広いなと感じたことも多々あります。
自分にとってどの場所で学ぶのがよいのか、じっくり考えてみてください!
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