保育士として辛いのは人間関係だけじゃない!私が感じた原因5選!?

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保育士不足が叫ばれて久しいですね。

保育士はどうして増えないのでしょうか?

そして、保育士の資格を持っているのに、復職をしないことを選ぶ人が多いのはなぜなのでしょうか?

今回は保育士の仕事の辛さについてお話ししたいと思います。

これから保育士を目指したいという人には少し過酷なお話かもしれません。

しかし、現場に出たら確実に遭遇することです。

知っておいて損はないと思いますよ。


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目次

保育士の辛さは女性職場の人間関係

女性同士の人間関係は複雑!と言いますよね。

確かに底意地の悪い保育士はいます。

経験年数で人を馬鹿にしたり顎で使ったりする保育士もいますし、ベテランだからと掃除などを全部若手に任せるという人もいます。

また、若手が雑用をして当然だという態度の保育士もいます。

私が一年目の時に経験したのは、先輩にゴマをするクラス主任でした。

クラス主任のミスは新人である私の責任になります。

八つ当たりもされますし、人前で馬鹿にもされます。

今考えるとこのクラス主任の人格がちょっとおかしかったんだなと思います。

しかし、当時はそんなことを考える余裕もなく(何せ新人でしたので)、ひたすらに頑張っていました。

クラス主任がミスしそうなところは前もってやっておいたり…。

今考えるとこのクラス主任のフォローをしていたから、ほかの園でも通用したのかなと(笑)

ある意味感謝しないといけませんね。

女性同士なので、保育園の中に派閥がある場合も結構あります。

どの先生につくか見極める!というのも保育士には必要な能力なのかもしれません。

保育士の辛さの原因②仕事量の多さ

保育士はすごく仕事の量が多いです。

もちろん残業もありますし、子どもがけがをしてしまったら保護者への説明のために残っていないといけません。

また、土曜日も勤務がある園がほとんどです。

行事前などはほぼ泊まり込みで用意をするという園もあります。

日常の保育では子どもが昼寝をしている間に書き物をしないといけません。

日誌、お便り(個人ようなので全員分)は基本毎日です。

そのほかにも月案、週案、日案も立てないといけない日があります。

また、子どもたちが寝ている間にトイレの掃除や洗濯、園庭の整備などもあります。

これを子どもが寝ている約2時間の間に毎日こなしているのが保育士です。

もちろん、子どもたちが目覚めてきたら子どもの援助に追われます。

昼食やおやつなども子どもと一緒の場合は援助のすきを見て自分の口に押し込む!という感じです。

保育士の辛さの原因③責任の重さ

子どもは思いがけないことをします。

そして保育中の子どものけケガには保育士が責任を負わなければいけません。

ケガ程度ならいいのですが(よくないけど)命にかかわるケースだってあります。

毎日一瞬たりとも気を抜いて保育をしてはいけないのです。

私が経験した中では、階段からジャンプして遊んでいた子がほかの子とぶつかって歯を折ってしまったケースがあります。

階段ジャンプはいつも子どもたちがしているお気に入りの遊びです。

事故が起こらないようにジャンプをしたらその場から離れるというルールもありました。

しかし、たまたまその場を離れようとした子がよろけてしまい、ぶつかったのです。

歯科医院に急いで連れていき、状況を説明し、検査やレントゲンを撮りました。

その子の保護者に電話で状況を伝え、お迎えに来た際に詳しく状況を伝えました。

ここでものすごく怒られるというケースもあります。

私の場合は運よく(?)永久歯に抜け替わる直前だったらしく、保護者の方にも気にしないでと言ってもらえました。

朝、行ってきますと元気に笑っていた子ども。

迎えに行ったときにはやっぱり笑顔で保護者のもとに返さないといけません。

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保育士の辛さの原因④給料の低さ

責任の問題にも通じるのですが、保育士の業務や責任の重さのわりに給料が安いんです。

ワーキングプアぎりぎりじゃないかと言われることもあります。

保育士の給料は勤続年数によって上がる「上がり幅」が極端に少ないのです。

20代から勤務をしてきている40代の保育士でも手取りで20万ちょっとなんて言う話もざらです。

給料が少ないのは生活していくうえでも、自分のモチベーションを保つうえでも辛いですよね。

保育士の辛さの原因⑤保育方針の違い

保育園の方針は園によってさまざまです。

私は、子どもがのびのびとたくさん遊び、その遊びの中から学びとるという形の保育を新人の頃経験しました。

その次に勤務した園では完全管理型の保育方針でした。

例えば先のA園では「今日作ったレゴは明日続きをするために取っておいてもOK」

後のB園では「今日遊んだものは完全に片付ける」

A園では「運動会やお遊戯会は子どもたちが楽しむことが重要」

B園では「運動会やお遊戯会は完璧に子どもたちがこなさないといけない」

A園では「自由に絵本を見たりおもちゃをだして遊ぶ時間がある」

B園では「絵本を見る時間、出していいオモチャは決まっている(しかも1種類!)」という感じでした。

同じ「保育園」ですが大きな隔たりがありますね。

私は最初の勤務園だったA園の方針が好きでしたので、B園での勤務は子どもがかわいそうで、辛かったです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

保育士の辛い部分はたくさんあります。

でも子どもがかわいいから、好きだからと働いているのが保育士です。

保育士の労働環境が少しでも良くなるといいなと思っています。

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