保育士の就職準備金貸付制度って!?潜在保育士の復帰支援になるの!?

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保育士のための就職準備金貸付制度って知っていますか?

就職支度金や再就職準備金などともいわれています。

これはどのような制度なのでしょうか?

どのような条件で貰えるのかなど、まとめていきたいと思います☆


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目次

保育士のための就職準備金貸付制度って!?

政府は保育士確保のため、潜在保育士の復帰をうながすために対策を出すと言ってきましたがほとんど機能していない状態です。

そこで各自治体が独自にやり始めた制度があります。

これが潜在保育士への就職準備金貸付制度です。

自治体としては保育士が増えて待機児童が減ると、その土地に住もうと思う人が増加します。

すると税収が増えて結果的に潤うという仕組みです。

自治体側にも就職準備金を出して損をしない仕組みができているんですね。

ではこの就職準備金、どのようなものなのでしょうか?

東京都の例を見てみましょう。

東京都は独自に貸付金を出しています。

潜在保育士が保育所などに勤務することが決まった際に申し込めます。

貸付額は上限で40万円。

貸付の条件は
・週に20時間以上保育士として勤務すること
・潜在保育士であること(離職してから1年以上たっていること)

などがあります。

貸付金というと魅力がなくなりますか?

でもこの貸付金、実は2年間勤務すると返還が免除されるのです!

これはかなり大きい!

一年間あたり20万円もらえた!というのと同等ということになりますもんね!

一人一回しか使えない制度ではありますが、魅力的だと思います。

茨城県でも同じような事業があります。

貸付金額は20万円以内。

転居費用や賃貸物件の礼金&仲介手数料、エプロンなど保育に使う被服費、研修費、自転車の購入費等に使用用途を限定しています。

茨城県でも2年間で返還免除されることになっています。

このような事業は全国で展開されているようです。

自治体によっても貸付の金額や返還免除までの期間はさまざまです。

保育士の就職準備金貸付制度を用意している自治体は!?

ではこの潜在保育士のための就職準備金貸付制度、どのような自治体でやっているのでしょうか?ざっと調べてみましょう。

・沖縄県
・山形県
・茨城県
・千葉県
・佐賀県
・福岡県
・岡山県
・福井県
・大分県
・大阪府
・滋賀県
・青森県
・埼玉県
・愛媛県
・山梨県
・福島県
・鳥取県
・栃木県
・京都府
・長崎県
・宮崎県
・熊本県
・宮城県
・神奈川県
・岩手県
・静岡県
・徳島県
・島根県
・北海道
・高知県
・岡山県
・山口県
・石川県
・富山県
・和歌山県
・岐阜県

などなど。

調べきれなかった部分もあるかもしれません(汗)

また独自に市町村レベルで準備金を用意しているところもあります。

・札幌市
・豊後大野市
・小山市
・花巻市
・北九州市
・松浦市
・別府市
・旭川市
・さいたま市
・川崎市

などなど。

特に神奈川県の平塚市では貸付限度額が100万円!

・上限は平塚市内の保育園などに新たに勤務すること

・平塚市内に平成29年の1/2から平成30年の1/1までに転入して引き続き平塚市内に住民登録をしていること

等があります。

返還免除は保育士として5年間継続して保育園に勤務すること。

東京都と同じで1年間あたり20万円と考えるとなかなかいいと思います。

期間限定のもので、今現在は募集が終わってしまっているので、もう申し込むことはできません。

しかし、このような方針をうちだしている自治体はかなりあります。

近隣の勤務する保育園を決める前に、自治体の制度をチェックしておくといいかもしれませんよね!

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保育士が足りない!

保育士不足というのは聞いたことがありますよね。

今、社会問題にもなっています。

保育士が足りないせいで「保育園落ちた日本死ね」というブログも出てきました。

ではなぜ保育士が足りないのでしょうか?

その理由の一つに「給料の安さ」があげられます。

国家資格であり、責任も重大である保育士。

なのに手取りは16万円もあれば大したものです。

通勤費込で15万という場合さえあります。

しかも保育士の給料は昇給率がとても低い。

10年働いて2万円程昇給するかしないかです。

保育士の給料が安いのは

・子どもと遊んでいるだけの仕事だから
・子育てなんで誰でもできる仕事だから

と思われているのが理由にあるでしょう。

未来を作っていく子どもたちの心や体の基礎を作っていく大事な仕事であると理解しているのは保育士や一部の保護者くらいなものだと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

保育士を確保するために、就職準備金貸付制度の他にも

・保育士の子どもが未就学児の場合、保育園に優先的に入れる

・保育士の子どもが未就学児の場合、保育園の料金はタダ(もしくは一部免除)

・保育士の子どもが未就学児の場合、預かり保育の料金はタダ(もしくは一部免除)

・保育士の家賃補助

等も支援策もあります。

今、潜在保育士の再就職はかなりオイシイ状況になっていると思われます。

私も再就職しよっかな!?と思ったことが何度もあります。

お金につられて(笑)

皆さんもこの際にぜひ、再就職を検討してみてはいかがでしょうか☆

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