介護士に必要な知識って!?働く施設によっても違うの!?

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介護の仕事って、実は介護士としての資格がなくても現場で働くことはできるんです。

知識や経験がなくても、働きながら覚えていき、後々資格を取るという方法もありますが、時間もかかりますしとても大変だと思います。

そこで介護する側の人に求められる知識として、どのような知識が必要なのかを具体的に説明していきたいと思います。


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目次

介護士に必要な知識って!?

介護士として就職するなら、できるだけ介護についての知識があったほうがいいですよね。

介護職は専門職であるため、専門的な知識を身につけてから、実戦で技術を学んでいくという方法をとるのがおすすめです。

しかし、介護についての知識は多岐にわたるため、独学で学ぶことが難しいのが現実です。

どんな知識が必要なのか少し例に挙げてみますが、まず認知症のある利用者様への接し方や対応、高齢者やご家族との接し方に関する知識などがあります。

これに技術も加わってくるため、全てを独学で学ぶのは難しいのです。

しかし、何も知識がないままだと行動していることにどんな意味があるのかということが分かりません。

そのため、とりあえず最低限の知識だけでも頭に入れておきましょう。

私が介護士になるにあたって最低限欲しいと思う知識は高齢者に多い病気、特に認知症について、認知症の利用者様との接し方、それと自分に合う職場を見つけるために施設ごとの違いを知っておくことは必要だと思います。

介護士になるのに就職したり、配属されたりする施設は関係ないと思うかもしれませんが、施設によって必要な知識の内容も変わってくるのです。

例えば老健と病院の違いですが、老健の場合は在宅復帰を目標としているため、リハビリにも力を入れています。

そのため、リハビリの専門職の方とも連携を取り、利用者様への介助をどこまでしていいかなども考慮しなければなりません。

病院の場合は、看護師の補助をすることもあります。

そのため、介護の知識だけではなく、医療知識も必要になってくるのです。

介護は知識の基礎があるだけで違う!

上でも説明しましたが、介護の知識があると何故この行動を自分はしているのかということが分かります。

例えば、簡単ですが移乗をするときに何故車椅子のブレーキをかけるかというと、車椅子を固定して安定させ、利用者様を危険にさらさないようにするためです。

このように行動=理由があります。

そのため基礎があるだけで、自分が行動する理由が分かり、利用者様を危険にさらさない行動ができるのです。

そこで私が最低限あったほうがいい思う知識をいくつかご紹介します。

・高齢者に多い病気
特に認知症についてどのような病気か知っておいたほうがいいです。

認知症は何かの病気によって引き起こされる症状や状態のことをまとめていいます。

そのため、認知症は色んなタイプに分けられます。

さらに認知症は治らないと言われていますが、治るタイプもあるのです。

・認知症の利用者様との接し方
認知症の利用者様との接し方で一番大切なことは否定しないことです。

認知症が進んでしまっている利用者様は、私たちからは何をしているのか理解できない行動や言動をするようになります。

しかし、そこで何を行っても意味がないと無視してしまうと、ご家族からは非常に無責任な行動ですよね。

認知症の利用者様は人の名前や顔が思い出せないことを不安に思っていらっしゃる方が多いです。

そのため、コミュニケーションの取り方として話しかける前に、相手の視界に自分を入れてから目線を合わせてください。

急に後ろから声をかけたり、肩を叩いたりするとびっくりしたり、怒ってしまう利用者様もいらっしゃいます。

ですが、スキンシップも大切ですので、話しかけているときにさりげなくスキンシップしましょう。

・自分に合う職場を見つけるために施設ごとの違いを知る
職場ごとに仕事内容が異なることは当たり前ですが、それは介護士の施設にもいえます。

介護士の施設は数種類あるため、その施設により仕事内容が異なってきます。

老健ではオムツ交換や食事介助、着脱、入浴介助など介護業務が多いですが、病院になると看護師の補助もすることがあるため、医療知識も必要です。

グループホームだと歩ける利用者様もいらっしゃるため、身体介護は比較的少ないですが、見守りが重要になってきます。

このように施設ごとに特徴があり、仕事内容が異なるため、自分に合った施設を見つけてみましょう。

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医療知識も身につけておこう!

病院勤務の場合は説明した通り、医療知識も必要になることがありますが、病院勤務ではなく介護施設の場合も最低限の医療知識は身につけておくようにしましょう。

介護士は医療行為はできませんが、看護師が手が離せなかったり、いない施設では介護士がバイタル測定をすることなどもあります。

いつもと表情や行動がおかしいと感じたら、何かのサインかもしれません。

利用者様が体調不良を訴えなくても、異変を感じたらさりげなくスキンシップをして、体温が高くないか確かめ、言葉でも寒気や痛みがないかと確認を取る事も重要です。

しかし、あくまでも介護士として医療行為はできないので、もし利用者様に何か異常が見られた場合には、すぐに看護職に連絡を入れ、指示を仰ぐ必要がありますね。

まとめ

施設が大きなところでは、異動もあります。

老健だと入所施設はもちろんですが、通所やリハビリ、グループホームなどあるところもあります。

そのため、異動があるときは、また新しく知識を詰め込まなければなりません。

介護知識や医療知識だけでなく、業務内容も覚えないといけないため大変です。

そのため、事前に少しだけでも介護や医療について学んでおくことをお勧めします。

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