「そろそろ仕事を始めよう」と考え始める人も
多いですよね？
なにしろ、子育てだけでも大変なのに、
仕事を始めたらもっと忙しくなるのは当然。
でも、子育てと仕事の両立は、
思っているほど難しいものではありません。
考え方を変えてみると、子育てだけに専念している時よりも、
仕事をしながら子育てしている方が、楽しいと感じる人も多くいます。
そこで、子育てをしながら仕事を両立させるコツを紹介してみましょう。
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目次
考え方を変えてみよう
子育てに専念している時と、子育てをしながら仕事をする時では、「子供とのかかわり方」が大きく変わります。
子育てに専念している時は、一日のうちの大半を自宅内で過ごします。
そのため、生活の中心には、いつでも子供の存在があります。
でも、仕事を始めれば、そうはいきません。
一日のうちの大半は、職場で過ごすことになり、
「母」「妻」という役割から「社会人」に変わらなければいけません。
これだけでも、大きな変化です。
生活のサイクルが大きく変われば、一日の時間の使い方も変わりますし、
それまで子供が中心だった生活も、変わらなければいけなくなります。
これは、子育てをしながら仕事をするならば、誰でも体験することです。
ところが、仕事を再開したばかりの頃は、
この当たり前のことをすっかり忘れてしまいます。
そして、「仕事を始める前の子育て」と「仕事を始めてからの子育て」の違いに
悩むようになり、無理して子育てを頑張ってしまって体調を崩したり、
バーンアウト（燃え尽き症候群）を経験してしまったりします。
●家に居た時のように家事・育児はできないことを理解する子育てに専念していた時のように、育児や家事を続けながら
仕事をするということは、ほぼ不可能です。
育児や家事は、それだけでも、外で働く仕事に匹敵するほど大変な仕事です。
毎日同じことの繰り返しかもしれませんが、
どの仕事も日々の生活を快適に過ごすためには大切なこと。
だから主婦（夫）業は、どんなに頑張っても1日かかってしまうのです。
それだけ大変な育児や家事を、外で働くようになってからも、
専業でやっていた頃のようにこなすことが出来る人は、
一体どれだけいるのでしょう？
もしもあなたの周りに「あの人はやっている」という人がいたとしたら、
その人は特別な能力を持っている人だと思って下さい。
普通の人は、そんな神業はできません。
だから、仕事と子育てで空回りをしないためにも、
「専業で子育てをしていた頃のように、育児や家事をすることはできない」
ということを、しっかりと理解しましょうね。
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できること、できないことを整理してみよう
上手に仕事を両立させるためには、仕事を始めてもできることと、仕事を始めたらできないことを整理し、客観的にその違いを
理解するということが大切です。
●整理の仕方
出来ること・出来ないことの整理のポイントは、
「1日のうちにどうしてもやらなければいけない事」に限定するということです。
たとえば、「毎日の食事を作る」ということを整理してみましょう。
朝・昼（弁当）・夜の食事作りが出来るという場合は、「出来ること」になります。
「出来ないこと」は、「どうしてもできない」というだけではなく、
「出来ないかもしれない」「ときどきできないことがある」ということも含みます。
ですから、退社時間の関係で夜の食事作りに不安がある場合は、
「出来ないこと」にしておきます。
こうしておけば、「もしもできなかった時にはどんなことをすればいいのか」
という対策を考えることが出来ます。
「出来ないこと」はサポートを頼もう
出来ることと出来ないことが整理出来たら、できない事に対する対策を立ててみましょう。
仕事をしていると、定時ぴったりに帰ることが出来ないこともあります。
だからこそ、いろいろなことを考えて、自分が出来なかったときに
どうするのかを考えてみます。
この作業は、仕事探しをする前にやるのもおすすめです。
子育てをしている限り、出来ないことの対策が取れなければ、
仕事を辞めるという選択肢を取らなければならなくなることもあります。
もしも子育てと仕事を両立させたいのであれば、
「理想的なスタイルで仕事をする」ではなく、
「育児や家事に穴をあけずに仕事が出来る」ということが大切。
だから、場合によっては、子供に手がかからなくなるまでは、
パート従業員として働くというのも一つの選択肢ですし、
フレックスタイム制を利用できる会社を探すということも良いでしょう。
もちろん、共働きが多いこのご時世ですから、
最近では働きながら子育てを頑張るパパやママのための
便利なサービスがたくさんあります。
●生協の宅配サービス「コープデリ」
食材や日用品など品揃えも豊富ですし、スマートフォンやインターネットからでも
簡単に注文できるので、お昼休みを利用して簡単に買い物を済ませることもできます。
仕事帰りにお買い物をして、子供を迎えに行って、家に帰ってご飯を作って、
洗濯や家事をこなしてとなると、どうしても無理が出てきます。
赤ちゃん割引や子育て割引もありますし、子供と過ごす貴重な時間を作るためには
嬉しいサービスですよ。
●キッズタクシー子供の習い事の送迎で早く家に帰らなければいけないというのであれば、
思い切ってキッズタクシーを利用するのもおすすめ。
「子供の習い事のためにタクシーを利用するなんて贅沢！」と思うかもしれませんが、
送迎のためにかかる時間のことを考えてみてください。
お金では代えられない、時間の節約になります。
しかもキッズタクシーは、チャイルドシートの準備はもちろんのこと、
子供に現金を持たせずに利用することが出来たり、
子供のちょっとした変化にもすぐに対応できるようなドライバーがいるなど、
親にとっても子供にとっても安心のサービスがいっぱいあります。
まとめ
子育て支援のサービスは、今回紹介したものだけでなく、各市区町村で運営しているサービスもたくさんあります。
仕事をしながらこのような公共サービスを探すのは難しいかもしれませんが、
一度、思い切って役所の窓口に行ってみてください。
あなたの状況に合わせて、様々なサービスや
助成金の情報なども紹介してくれますよ！
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