観光地としても有名ですが、「移住してみたい県」としても人気があります。
でも、陸路で本州とつながっていない沖縄県は、移住となるとかなりハードルが高い…。
だから、実際に移住を決断するまでにはいかないという人も多いです。
「仕事がない」「給料が安い」なんてネガティブな意見も多くみられますが、実際に沖縄に住んでいると、「給料が安いから暮らしていけない」なんてことはありません。(もちろん、それまでの生活スタイルを一度見直してみる必要はありますが…)
でも、ビックリするような沖縄あるあるネタに、幾度となく遭遇!
今回は、沖縄に移住してみたらびっくりしたことを5つ紹介してみます。
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目次
沖縄の食堂に行くと、夜でもランチが食べられる
沖縄の食堂は、とにかく安くてボリューム満点!だから、週末になると小さな子供からオジー・オバーまで、みんな一緒になってやってきます。
なにしろ、とにかくメニューの種類が多いのが沖縄の食堂の凄いところ!
定番のチャンプルー料理や沖縄そばだけでなく、ハンバーグや刺身定食、かつ丼にすき焼きまで、何でもあります。
中でも沖縄の食堂に行くと必ずあるのが、「ランチ」と書かれたメニュー。
これ、ランチタイム限定のメニューではなく、オープンからクローズまでいつでも食べられる定番メニューなんです。
基本は、「Aランチ」「Bランチ」「Cランチ」で、その違いはおかずの品数と料金だけ。
とにかく腹が減っているなら「Aランチ」。何が食べたいか決められないという人は、無難な「Cランチ」。
あくまでも沖縄のランチは、ランチプレートのようにいろんなおかずがてんこ盛りになっているだけなので、ランチタイム以外でも食べられるんです。
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雨が降っても傘を差さない人がたくさんいる
沖縄は、意外と雨がよく降ります。朝から雲一つない晴れの日であっても、突然スコールが降り出すこともしばしば。
だからといって、沖縄の人が普段から傘を持ち歩くということはありません。
「ということは、雨が降ったらどうするの?」と思いませんか?私も最初はそう思っていました。
でも、答えはとっても単純。
傘を差さなければいいだけなのです。
なにしろ、沖縄の雨は「かたぶい」といい、突然降ってきたとしても、少し待てばすぐにやみます。
しかも、雨が上がると、さっきまで雨が降っていたことを忘れるほどの青空が広がります。
だから、わざわざ傘を持ち歩くほどでもないんです。
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ダウンジャケット1枚あれば長袖がなくても冬は越せる
沖縄の冬は、基本的に12月から2月までのわずか3か月間だけ。しかも、この期間でも、日中の気温が20℃になることもよくあります。
だから、クリスマスでも半袖で過ごせたり、正月なのにTシャツで新年の挨拶が出来たりします。
ちなみに、移住1年目は風邪をひかないというのが、沖縄移住あるある。風が強くて寒く感じることもありますが、風さえさえぎれれば温かいので、冬でもダウンジャケット1枚あれば、十分に冬を越すことが出来ます。
夏は夜にならなきゃ外に出ない
「夏の沖縄に遊びに来たら、とにかく海に行く」というのは、観光で沖縄を訪れた人だけの常識。沖縄に住んでいる人は、真夏の昼間に外を歩くなんてことは、たとえお金をもらったとしてもお断りです。
なにしろ、外に1歩出るだけで大量の汗をかくのが沖縄の夏。
日陰に居れば風があるので涼しいのですが、その場所から出ればそこは地獄のような暑さ。
そんなところに、小さな子どもを連れて散歩なんて優雅なことは絶対にしません。
では、沖縄の人はいつ外に出るかというと…。
もちろん、夜です!
日が沈めば、多少は過ごしやすくなる沖縄。
だから、夕方から夜にかけて子供連れで遊びに出かけるのが沖縄流。
「夜型社会の沖縄は子育ての環境としてはどうか?」なんて意見もありますが、そもそも、殺人的な暑さの中を子連れで遊びに出かける方が、沖縄では危険なのです。
子供の授業参観は家族総出で参加する
「子育ては、地域みんなで行うもの」という考えが昔から根付いている沖縄。そのため、子どもの学校行事は、いわゆるお祭りレベルのイベント。
「お父さん・お母さんがいる前で緊張しながら授業を受ける」なんて雰囲気は、基本的に沖縄の授業参観では見られません。
とにかく、家族全員で授業参観を見に行く!
これが基本です。
しかも、子どもと関係のない地域のオジー・オバーも、おしゃれをしてやってきます。
だから、授業参観はいつも賑やか。
初めて沖縄の授業参観を体験した人は、「なにこれ?こんなにうるさくていいわけ?」なんて言います。
でも、「子供が主役の地域のお祭り」というように授業参観を考えてみると、意外と納得できるものです。
まとめ
実際に沖縄に移住してみて思う事は、「違いを笑いで受け流してしまう」が沖縄移住成功のもと!そもそも沖縄は、日本ではなく、独立した琉球王国として繁栄してきた歴史があります。
そのあと、日本に吸収されたかと思えば、アメリカの統治下におかれ、再び本土復帰。
だから、沖縄独特の文化も、日本と琉球の融合した文化も、さらにはアメリカの文化も全部がごちゃごちゃに混ざって今の沖縄の文化を作っています。
だから、本州の文化と違っていて当たり前!
でも、「これってホン!?」と興味を持って、笑ってその違いを認めてしまえば、それでOK!
違いに真っ正面からぶつかっていっても、何も変わらないし、心が折れます。
でも、一緒になって違いを楽しみ、その中から自分なりのスタイルの要素をひとつまみだけ加えれば、それだけであなたのオリジナルスタイルになります。
こうやって考えてみれば、沖縄の移住も楽しみの方が増えたでしょ?
まずは、真剣に沖縄移住を考えるのではなく、気楽に沖縄を楽しみに来てみてくださいね!
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