ご自宅なら思い当たるフシもあるかもしれませんが、引っ越した先のエアコンをいざ使ってみると嫌な臭いがした時、困りますよね。
引っ越しをして、エアコンをすぐに使って気づけば管理会社も対応してくれるでしょうが、引っ越ししてからしばらく時間がたっていると対応してくれないことの方が多いものです。
そこで今回は、エアコンの臭いが気になって仕方がない人のために、その臭いの原因と掃除の仕方について紹介します。
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目次
エアコン臭いの原因は内部のカビなのかも?
エアコンを動かした時に酸っぱいようなにおいがしているのであれば、それはカビが原因かもしれません。タバコ以外のエアコンの臭いの場合、その原因の大半がカビだと言われています。
カビはたとえエアコンクリーニング業者に掃除を依頼したとしても、定期的に掃除を行わない限り常に発生します。
エアコンの送風口や前面のプレートなど比較的掃除がしやすい場所にも発生します。
まずはエアコンから酸っぱい臭いがすると感じたら、「カビ」が原因であることを疑ってみてくださいね。
エアコンの臭いの原因は前の住人のタバコのせいかも?
引越し先がアパートやマンションなどの賃貸住宅の場合、あなたがタバコを吸っていないのにエアコンからたばこの嫌な臭いがすることがあります。「私の気のせい?」と思ってしまうかもしれませんが、決してそれは気のせいではありません。
賃貸住宅の場合、部屋の引渡し前にハウスクリーニングが行われます。
でもハウスクリーニングでは主に部屋の内部に関する掃除が中心であり、たとえ備え付けられていたとしてもエアコン内部の掃除まで行うことはめったにありません。
そもそもエアコンの内部は扱いが難しい電子部品がたくさん使われており、たとえハウスクリーニング業者であってもエアコン洗浄の専門知識や技術がなければ掃除をすることが出来ません。
そのためエアコンの掃除といってもフィルターや外部の掃除のみということがほとんどです。
でも臭いの原因があるのは、あくまでもエアコンの内部です。
特にタバコのヤニなどの場合はフィルターを通ってエアコンの内部にまで入り込みます。
そこにタバコのヤニが付着してしまいます。
ということはあなたがタバコを吸っていなかったとしても、前の住人がタバコを吸っていたのであればエアコンの内部にタバコのヤニがついてしまっていることが考えられます。
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エアコンの掃除!臭いに即効性があるものから本格的な掃除法まで
●たばこの臭いに即効性がある方法 とにかくたばこの臭いを今すぐに何とかしたい時におすすめなのが、消臭スプレーです。室内用エアコンの消臭スプレーもあるのですが、実はカーエアコン専用の消臭スプレーの方が効果は強力!
室内用エアコンでも使うことが出来る上に即効性が高いので、とにかく今すぐ何とかしたい人におすすめです。
★ドクター・デオのエアコン専用スプレー
医療機関や飲食店などでも使われているのが、ドクター・デオのエアコン専用スプレーです。
臭いを香りでごまかすのではなく臭いのもとを除去するので、匂いに敏感な人におすすめです。
スプレータイプは即効性が高いですので、臭いが気になった時にすぐに使うことが出来る点もおすすめです。
※使用上の注意をよく読んでお使い下さい。
●消臭スプレー以外で臭いが気にならなくなる掃除方法 エアコンフィルターがほこりで目詰まりを起こしている状態だと、埃に臭いの原因物質がこびりついてしまうことがあります。
目詰まりを起こしている状態は、エアコンの臭いの原因となるだけでなくエネルギー消費量も上がってしまい、電気料金がかさむ原因にもなります。
そんな時は臭い対策をしつつも電気料金の節約のために、フィルター掃除と一緒にできる方法を試してみてください。
まずは臭いのもとになっているエアコンフィルターを取り外し、きれいに掃除をしましょう。
フィルターの掃除が終わったら、吹き出し口付近の汚れを中性洗剤などできれいに拭き取ります。
ただしエアコンはデリケートな電子部品を多く使用していますから、最後は固く絞った雑巾などでしっかりと拭き上げるようにしましょう。
次にエアコンの臭い対策をします。
きれいに掃除が終わったフィルターにお好みのアロマオイルを数滴フィルターにたらしてください。
余りつけ過ぎると逆効果になりますので、あくまでも数滴にとどめておきます。
その後フィルターを取り付け、30分ほど送風運転をしましょう。
こうすることによって吹き残してしまった吹き出し口付近の水分が蒸発し、さらにフィルターにたらしたアロマオイルの香りが部屋全体に広がるので臭いが気になることもなくなります。
●本格的にエアコン掃除をする方法 エアコンの掃除をする場合は、安全を確保するためにもまず初めにエアコンの電源を抜きます。
さらに内部の掃除に取り掛かる前に、エアコン外部の埃や汚れを掃除します。
次にエアコンのフィルターを取り外し、フィルターにたまった埃をきれいに除去します。
フィルターの掃除が終わったら、前面パネルの裏側の汚れを落とします。
前面パネルの裏側はカビが付着していることが多く、ここに付着しているカビが臭いの原因となっていることもあります。
前面パネルの掃除と併せて、エアコンの吹き出し口もきれいに掃除します。
エアコンの吹き出し口もカビが発生しやすい場所ですので、臭いの原因となっている可能性があります。
ただしエアコンの内部は電子部品が数多く使われていますので、これらの電子部品には手を触れないようにしましょう。
エアコンの機種にもよりますが、私の家のエアコンは羽も外せて、結構奥まで掃除できますよ。
最後にエアコンの内部に水分が残らないように、よく絞った雑巾などできれいに拭き上げしてください。
ここまで終わったらエアコンの電源を入れ、きちんとエアコンが作動することを確認します。
エアコンがきちんと作動することを確認したら、30分程度送風運転をすれば完了です。
まとめ
快適な生活空間を手に入れるためにも、エアコンから発せられる嫌な臭いはできるだけ除去しておきたいものです。ひどい臭いがする場合には専門業者に依頼をすることも検討してみる必要がありますが、エアコンの臭いの原因の大半は掃除不足によるカビが原因です。
せっかく臭いが消えたとしても、そのあとほったらかしにしておいたらまた臭いは出てきます。
ぜひ定期的なエアコン掃除を心がけてくださいね。
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