沖縄の結婚式ってどんな感じなの!?ご祝儀の相場や式の流れを教えて!?

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いろんな意味で独特の文化や考え方がある沖縄。

移住してからも、たくさんのことでビックリしてきたのですが、中でも強烈に驚いたのが、地元の結婚披露宴に参列した時のこと。

地元出身の友人に聞くと、「これでも、昔よりはだいぶ都会的になってきたよ」なんていうのですが、それを差し引いたとしても、本州出身の私から見ると驚くことばかり!

今回は、実際に私が参列した沖縄の結婚式を紹介します。


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目次

沖縄の結婚式は未だに新郎新婦入場は派手さが売り!

バブル時代といわれた90年代の結婚式といえば、新郎新婦入場でゴンドラやスモークなどを使うのが流行りましたよね?

さすがに今は、こんなド派手な演出で登場してくる結婚式は、本州ではほとんど見かけません。

「これが今の結婚式の主流なんだろうな」なんて思っていた私。

ところが、そのド派手な演出を、未だ現役で見ることが出来るのが、沖縄の結婚披露宴。

最近では、ゴンドラやスモークの代わりに、ド派手なプロジェクションマッピングで登場するなんて演出も!

すでにこの時点で、一流芸能人のステージを見ているような錯覚に陥ります。

「沖縄の人はシャイで恥ずかしがりや」というイメージを勝手に私は持っていたのですが、この演出を見る限り、どうやら、本音は目立ちたがり屋なのかも…。

まあ、一生に一度の体験ですから、ド派手な演出があったとしても、想い出には残りますものね!


沖縄の結婚式はとにかく参列者が多い!

私が最初に地元の結婚披露宴に呼ばれた時も、「え?私が招待されていいの?」というのが素直な感想。

なにしろ、最初に招待されたのは、当時勤めていた会社の他部署の先輩の娘の結婚式。

同じ部署の同僚の結婚式ならともかく、他部署の先輩の、しかも結婚する本人とは全く面識のない私。

本州では、ちょっと考えられないですよね?

さらに招待状をもらったときも、先輩からではなく、私の直接の上司が同じ部署の仲間に配り歩いていました。

だから、もらったときも、「え?誰の結婚式?」と素直に同僚にきく始末。

でも、その理由は、実際に披露宴会場に行ってみると分かりました。

会場は、800人が収容できるという超巨大な式場。

案内された私の席からは、ひな壇が米粒のようにしか見えません。

どうやら沖縄では、親せきや友人だけでなく、近所の人から、そのまた友人に至るまで招待することがあるのだとか…。

最近では多くても400~500名程度になったそうですが、それでも、300人を下回ると、「今日は人が少ないね」なんて言われるのだそうです。

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沖縄の結婚式のご祝儀の相場は?

沖縄の結婚披露宴では、コース料理が出て来ることはまずありません。

とんでもない人数を招待するということからも想像できるでしょうが、招待される人も、新郎新婦やその両親と直接つながりがない人もたくさんいます。

それだけに、ご祝儀の額も本州と比べるとぐっと下がります。

本州では、通常3万円からがご祝儀の相場になっている場合が多いですが、沖縄では1万円が相場だと教えられました。

だからなのでしょうか。

沖縄の披露宴では、昔から円卓料理が定番なのだそうです。

初めて招待された時は、豪華なコース料理が食べられると思って期待して出かけただけに、その期待と現実とのギャップにかなりへこみました。


沖縄の伝統舞踊を見てから披露宴は始まる

沖縄の披露宴は、「かぎやで風」と呼ばれる沖縄の伝統舞踊が最初に行われます。

ちなみに言っておきますが、かぎやで風が終わらなければ、披露宴は始まりません。

ですから、披露宴でかぎやで風を踊る人は、新郎新婦以上に注目が高く、その人たちの気合の入りようも相当なもの!

最初に招待された時は、「沖縄っぽい演出で素敵だな」なんて思っていたのですが、さすがに毎回行われているのを見ると、これが沖縄ならではの風景であることに気が付きます。

でも、私が最初に勘違いした感動は、沖縄の結婚式に初めて参列する人は誰でも同じ体験をするらしい…。

これは、沖縄移住者にとってのあるあるネタでもあります。


結婚式を締めくくるのは全員参加のカチャーシー

沖縄の結婚披露宴は、とにかく参列者が楽しめるのが特徴。

新郎新婦の登場よりも、参列者たちの出し物の方が盛り上がったり、逆に、新郎新婦以上に、式の1か月以上前から練習を重ねていたり…。

だから、出し物を見ているだけで、相当楽しめるのが沖縄の披露宴です。

でも、本当に盛り上がるのは、披露宴の締めに行われる全員参加型のカチャーシー大会。

新郎新婦を中心に、次から次へとステージに上り、そこで最も目立つパフォーマンスをすると、新郎新婦そっちのけでその日の主役をかっさらってしまうというもの。

ところが、カチャーシーは、若くてノリが良ければいいというものではありません。

「幸せをかき回す」という意味があり、結婚式のような祝いの席では必ず締めに行われるため、人生経験が豊富な人ほど上手に踊る!

だから、さっきまで席に座って居眠りをしていたオバーが、いきなり大注目のカチャーシーを披露するなんてこともよくあります。


まとめ

昔は、自宅の仏壇の前で式を挙げた後、地元の公民館を使って披露宴をするのが定番だったそうなのですが、さすがに、今は結婚式場を使って行うのが主流。

本州のブライダルブームなどの影響もあって、少しずつ地味婚化しているようなのですが、それでも、本州の結婚式のイメージが強い私には、かなりのインパクトでした!


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