沖縄のお葬式を体験して知った驚きのしきたりとは!?

沖縄 葬式,沖縄 葬式 しきたり,沖縄 葬式 体験談 本州とは異なる独自の文化や風習を持つ沖縄。

冠婚葬祭ともなれば、地方によっても様々なしきたりや風習がありますが、その中でも沖縄はかなりビックリな風習がたくさんありました。

沖縄の旦那さんと結婚したことで、初めて体験した沖縄のお葬式。

ちょっと不思議だけど、意味が分かると「なるほどな」ということもたくさんありました。

今回は、親族目線で感じた沖縄のお葬式の体験談を紹介します。


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沖縄のお葬式ではご先祖様のお土産を持たせるらしい

火葬をする前には、故人の愛用の品物や服などを入れるのは、本州のお葬式でもよく見かける風景。

お葬式では、こうしたもののことを、副葬品というのですが、沖縄では故人に関係のない品物も、副葬品として棺に納める風習があります。

沖縄では、一般的にこの副葬品のことを、「お土産」と呼んでいます。

このお土産には2種類あるらしく、本州でも一般的な故人に関する品物のことは「死んだ人に持たせるお土産」といい、これとは別に、「ご先祖様に渡すためのお土産」というものもあります。

なんでも、沖縄ではあの世のご先祖様にお土産をもっていかないと、あの世で仲間外れにされてしまうのだとか…。

そのため、あの世のご先祖様が大好きな泡盛やお茶、お茶菓子やタバコなどを準備するのだそうです。

沖縄では基本的にお通夜はしない

沖縄のお葬式に参列して一番びっくりしたのが、お通夜というものがないということ。

本州のお葬式に参列した時には、お葬式が行われる前日の夜に、通夜ぶるまいも兼ねたお通夜式が行われ、そこで焼香をした記憶がある私。

その当時は、「告別式に参列するのは故人と直接縁がある人だけ」と思っていたので、故人と直接の面識がない場合は、通夜式に参列するようにしていた私。

ところが、そもそも沖縄ではこのお通夜式というものがない!

そうはいっても、家族や親戚は、故人が安置されている場所に夕方には集まり、食事をしながら、故人との思い出話などをして過ごしているので、これを「通夜ぶるまい」と考えることもできます。

でも、お坊さんの読経や焼香などはなく、一般会葬者として弔問に訪れる時も、故人と対面したらできるだけ早めに退席するという感じでした。

沖縄ではお葬式の当日に納骨するのが一般的

本州のお葬式では、火葬した遺骨を納骨するのは、お葬式とは別の日程で改めて行うというのが一般的。

でもここでも沖縄は、本州とは異なる風習があります。

実は沖縄では、お葬式の当日に納骨まで済ませるというのが一般的。

話によると、その昔は、亡くなったその日のうちにお墓に棺を納め、棺の中で白骨化するのを待ち、時期が来たら改めて骨を取り出し、海の水で洗って骨壺に納めるというしきたりがあったといいます。

火葬が一般化した今では、さすがにこのしきたりはなくなっています。

それでも、当時のお葬式の流れは今も残っており、火葬された骨でもお葬式の当日にはお墓に納めるのが今でも一般的なのだといいます。

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沖縄では納骨する時に豆腐を持っていく

納骨に立ち会ったときにびっくりしたのが、沖縄で定番の島豆腐を一丁丸ごともってお供えするという風習。

この風習は、沖縄でもやる地域とやらない地域があるらしく、沖縄生まれの人でも知らない人もいるそうです。

この島豆腐の意味は、火葬がなかったころの時代に遡るのだそうです。

亡くなったその日のうちに棺ごとお墓に納められていたため、お墓に納められたあと、息を吹き返したというケースも、昔はあったそうです。

そのため、沖縄では、お墓に納めた後も1週間は毎日お墓に通い、収めた棺から遺体を取り出し、生き返っていないかどうか確認したのだそうです。

そして、もしも生き返っていたら、しばらく食事をしていなくても喉を通りやすく、しかも栄養価が高い島豆腐を食べさせたのだといいます。

沖縄ではお葬式の後の「ナンカ」と呼ばれる儀式の方が重要

沖縄では、お葬式が終わった後、49法要まで行われる「ナンカ」という法要行事を重視します。

本州では、火葬場で初七日から四十九日までの繰り上げ法要を行う地域もありますが、一般的には、家族や近親者のみで行うため、一般会葬者が弔問するということはほとんどありませんよね?

ところが、沖縄では、「ナンカ」の法要の方が大事。

特に、初七日と四十九日の2つは、本土のお通夜式同様、故人と縁のあった人がたくさん弔問に訪れます。

要するに沖縄の「ナンカ」というのは、七日ごとにやってくる中陰法要のこと。
この中陰法要まで参列するのが、沖縄ではお葬式に行くということらしいのです。

ちなみに、沖縄でお葬式の香典額が低すぎるといわれるのは、このことが関係しているのだそうです。

何しろ、お葬式・初七日・四十九日法要の3回、御香典を準備しなければならないので、全部合わせると、本州のお葬式の香典額と同じまたはそれ以上になってしまいます。

知らなければビックリするけれど、知っていると納得のしきたりでした。

まとめ

沖縄のお葬式の風習には、地域によってもかなり違うようです。

私が参列したのは、本島南部のお葬式だったのですが、南部地域の中でも集落ごとに全く違った風習が存在するのだとか…。

最近では、昔ながらの風習が簡略化される傾向にあるそうですが、それでも、本州出身の私から見ると、驚くような風習がたくさん残っていました。

意味があることが分かれば、本州出身の嫁としても、意外と理解できるものばかり。

まだまだ修行が必要な私ですが、時間をかけて知っていければいいのかな、と思っています。

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