まず始めに教えなければいけないこと。
そうはいっても、トイレトレーニングは、
なかなかうまくいかないことも多いものです。
初めて犬とすごす家族にとって、
最初にして最大の難関であるトイレトレーニング。
そこで今回は、初めて犬と暮らす人でも、比較的成功率の高い
トイレトレーニングの方法について紹介していきましょう。
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目次
犬のトイレトレーニングは始めるのはいつから?
犬のトイレトレーニングは、犬が家にやってきた当日から行います。そのため、トイレトレーニングに必要なものは、
犬を家に迎えるまでにそろえるようにしましょう。
犬のトイレトレーニングを始める前に準備するものは?
犬のトイレトレーニングを始めるには、まず、準備が必要です。●サークル(またはケージ)
トイレトレーニングは、トイレの場所を覚えるためのものでもあります。
そのため、犬がトイレの場所を覚えやすくするために、
サークル(またはケージ)を準備するところから始めます。
■サークルは、犬のサイズに合ったものを選ぶ
トイレの場所を選ぶために準備するサークルは、
犬の大きさにあったものを選ぶ必要があります。
天板は、最初はつけなくてもかまいませんが、必ずつけるようにします。
うちのダックスは、ゲージを飛び越えることはないからと
天板を付けていなかったんですが、家に帰宅した時やご飯の時に、
ピョンピョンと嬉しハネをしていたのが原因である日突然ヘルニアになって
歩けなくなってしまいました。
しばらく病院に通って治療したので今は元気に歩けるようになりましたが、
天板を付けなかったことでこんな弊害が出ることもあるので、
ワンちゃんのためにもしっかり環境を整えてあげて下さいね。
■仕切りを作る
サークル内に、トイレの場所を覚えさせるための仕切りを設置します。
仕切りは、犬がかじっても破損しない程度の強度があれば問題ありません。
仕切りの高さは、犬の足の長さよりも高いものを準備しますが、
あくまでも、犬が行き来できる程度の高さにします。
●ペットシーツ
トイレの場所を覚えるまでは、サークル内を清潔に保つために、ペットシーツを使用します。
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犬のトイレトレーニングの方法とは?
犬のトイレトレーニングは、「1週目のトイレトレーニング」と「2週目以降のトイレトレーニング」に分けて考えると、比較的成功率が高くなります。
●1週目のトイレトレーニング まず大切なのは、トイレトレーニング1週目にあります。
ここで注意したいポイントを、次のようにまとめてみました。
■1週目はサークルから出さない
新しい家に来て最初の1週間は、犬にとって環境の変化が大きい時期です。
環境が変わったことによるストレスが現れやすいのもこの時期なので、
ストレスを軽減させるためにも、この期間はサークルから出さないようにします。
■飼い主がトイレの場所を指定しない
仕切りを作ったとしても、犬自身が自分でトイレの場所を決めるまで、
そっと様子を見てあげるようにします。
最初のうちは、仕切りの両側でトイレをしますが、一週間の間で、
犬自身が自立し始め、どちらかでトイレを多くするようになります。
この段階で、トイレやドリンクボトルなどを設置するのが、失敗しない方法です。
■できる限り、清潔な状態を保つ
犬は、本来きれい好きな生き物です。
そのため、きれいな場所を探してトイレをすることがあります。
効率よくトイレトレーニングを卒業させたいのであれば、
サークル内をこまめに掃除してあげるようにしてくださいね。
●2週目以降のトイレトレーニング 2週目に入ると、本格的にトイレの場所とタイミングを覚えさせるようにしていきます。
■トイレの場所で排泄できたときだけサークルから出す
基本的には、この段階ではサークル内での生活がメインになります。
これを利用して、トイレの成功率を高めるのが、ポイントです。
トイレの場所できちんと排泄ができたら、サークルから出して、犬を誉めてあげます。
こうすれば、「トイレに成功する=サークルから出してもらえる」とインプットされます。
サークルから出す時間は、必ず決めておくようにします。
長くても20分以内にサークルに戻すようにルール決めすることによって、
「トイレに成功=外に出られる」の意識が高まります。
■犬用のおやつをあげるのも効果的
食べることに興味の強い犬ならば、成功した時に少し犬用のおやつをあげるのも
効果的です。
うちのダックスは、食い気が強かったのでほとんどのしつけは
おやつを使って行いました。
■徐々に行動できるスペースを広げていく
外に出られる範囲は、最初はサークルのすぐ近くのスペースに限るようにします。
トイレの成功率が上がっていくに併せて、サークル以外で
活動できるスペースを少しずつ広げていきます。
■失敗してもルールは守る トイレトレーニングに失敗はつきものです。
それでも、ここまで紹介してきたルールは、基本的には守るようにしていきましょう。
失敗しても、「今日だけはいいか」が続いてしまうと、犬自体が失敗に慣れてしまい、
「失敗しても外で遊べる」と思うようになってしまいます。
トイレトレーニングは、最初で最大の難問といいましたが、これさえ乗り切れば、
その後もルールをしっかりと守ることができるようになります。
家族として一緒に暮らしていくためのルールを訓練するわけですから、
ここは飼い主としてもしっかりとがんばっていきましょうね。
まとめ
犬も、人間と同じように、犬それぞれ個性があります。ですから、トレーニングをしなくてもきちんとトイレができるようになる犬もいれば、
いつまでたってもなかなか覚えてくれない犬もいます。
でも、犬の成長は、人間の子供に比べれば早いものです。
ですから、犬を引き取ってからきちんとトイレがわかるようになるまでの
わずかな時間と割り切り、しっかりと犬の訓練に向き合うようにするのが、
飼い主としての心構えといえるでしょう。
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