自宅のプリンターで印刷する人も多くなったので、今さら年賀はがきに関する基本的なことを質問するのは、なんだか気がひけるという人もいるかもしれませんが、これを知らなければ、思った通りの年賀状は作れません。
そこで今回は、年賀状作りの基本を、一から解説していきましょう。
スポンサーリンク
目次
年賀はがきのサイズの基本
年賀状作成ソフトを使う場合、年賀はがきのサイズを設定する必要があります。その時、それぞれのソフトによって設定する単位が異なります。
お使いのソフトの設定画面を開き、どの単位を指定されているかを確認したうえで、次の数字を入れてください。
●単位が「mm(ミリ)」の場合
100×148
●単位が「cm(センチ)」の場合
10×14.8
●単位が「inch(インチ)」の場合
約3.94×約5.83
写真や画像を使う場合の比率は何対何?
年賀状といえば、子供たちの成長した姿や家族の集合写真などを使うこともありますよね?この場合、年賀はがきサイズにあった比率でトリミング(編集)をしないと、写真や画像が歪んでしまうこともあります。
そこで、キレイな状態で年賀はがきにピッタリのサイズにトリミングする場合は、次の比率を参考にしてください。
●写真や画像を使う場合の参考比率
1:1.48
スポンサーリンク
ピクセルって何?
年賀はがきを家庭で印刷する場合、よく耳にするのが「ピクセル」です。ですが、そもそも、このピクセルの意味が分からなければ、どこを見て注意しなければならないのかもわからないはず!
そこで、ピクセルについて簡単に説明していきます。
●そもそもピクセルとは何だ? ピクセルは、コンピュータ画像を扱う場合、その色を認識するための最小単位のことを言います。
ピクセルは、「画素」と表現されることもあります。
■メガピクセル
同じピクセルでも、「メガピクセル」というものもあります。
このメガピクセルとは、万単位のピクセルを表す単位。
そのため、「1メガピクセル=100万画素」となります。
デジタルカメラなどで性能をチェックする際によく目にするものですが、どちらかというと、「1メガピクセル」よりも「100万画素」を使うことの方が多いです。
内容としては、どちらも同じです。
●「ハイカラ―」と「トゥルーカラー」 パソコン家電量販店に出かけると、広告の中で、「ハイカラー」と「トゥルーカラー」という言葉が出てきます。
これは、1ピクセルあたりに割り当てられる情報量の違いによって区別されます。
■ハイカラ―
1ピクセルあたり16ビットで表現されるものを、ハイカラ―といいます。
この16ビットの内訳は、赤・青がそれぞれ5ビット=32階調、緑が6ビット=64階調となっています。
■トゥルーカラー
1ピクセルあたり24ビットで表現されるものを、トゥルーカラーと言います。
この24ビットの内訳は、各原色がそれぞれ8ビット=256階調となっています。
●dpiとは? ピクセルと合わせてよく見かける単位が、「dpi(ディーピーアイ)」です。
dpiは、dots per inchの略で、ドット密度の単位を表しています。
dpiは、プリンターの性能表示や、年賀状などをプリントする時の画像データの制度を表す単位としてよく使われます。
ちなみにdpiは、ppi(ピクセル・パー・インチ)と区別して使われることが多いです。
●年賀状作成時におすすめのピクセル数とは? 「dpi」と「ppi」の違いが分かったところで、実際に年賀はがきでおすすめの解像度(ピクセル)について紹介します。
■300dpiの場合
1181×1748ピクセル
■350dpiの場合
1378×2039ピクセル
まとめ
毎年、新しい年賀状ソフトが登場しますが、最新機能を効率よく使うには、やはり、年賀状印刷の基本的なことを理解しておかないといけません。今回紹介したのは、あくまでも、基本的なこと。
でも、この基本さえわかっていれば、最新ソフトだって怖くありません!
ぜひ今年も、気合の入った年賀状を完成させてくださいね♪
関連記事
年賀状のマナーとして横書きでも大丈夫!?知っておきたい6つのルール!
年賀状を元旦に届ける為にはいつまでに出せば良い?喪中の方には?
知らないと恥をかく!?年賀状のマナーとビジネスマナー!?
コメント