年賀状って横書きでも失礼にならない!?知っておきたい6つのルール!

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パソコンやメールが一般的となった今、自筆で文章を書くことが極端に少なくなったような気がします。

そんな人にとっても、年に一度の年賀状となると、さすがに筆を持たなければいけないと思うものですよね?

ところが、年賀状といえば、縦書きが一般的。

横書きと比べると、難易度もちょっと上がります。

字を書くのが苦手という人には、このことがネックとなって年賀状を回避するという人もいるのでは?

では、そもそも年賀状のマナーとして、横書きというのは大丈夫なのでしょうか?

正しい年賀状のかき方やルールと合わせて解説していきます。


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目次

年賀状の正しい書き方は縦書き?それとも横書き?

まずは、最も気になる年賀状のかき方の基本について解説していきましょう。

●年賀状の基本は縦書き 年賀状は、新年の大切な挨拶状です。そのため、年賀状の基本は、縦書きです。

■なぜ縦書きが基本なの?
日本語は、縦書きとするのが基本です。

そのため、正式な挨拶状である年賀状では、縦書きとするのが基本となります。

●横書きにしてもいいの? 最近の年賀状は、通信面(裏面)に様々な絵柄や写真を使ったものが多くなってきました。

そのため、デザインによっては、横書きの方が読みやすいと思われるものもあります。

この場合は、横書きで書いても構わないというのが、最近の考え方です。

■横書きの場合の注意点
通信面(裏面)が横書きの場合、宛名面(表面)も横書きに統一するのが、一般的です。

これは、表面を横書きとする場合も、同じことが言えます。

■横書きがNGとなるケース 目上の方への年賀状の場合は、横書きだと失礼にあたるため、年賀状の基本である縦書きで書きます。

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年賀状の書き方のポイント 書体の選び方

最近は、自分でデザイン・構成・印刷まで行う人が増えてきました。

でも、ここでも注意しなければいけないことがあります。

それが、書体の選び方です。

●ベーシックな書体がおすすめ
一般的には、明朝体やゴシック体、筆書体を選ぶのがおすすめです。

ビジネス年賀状などであれば、この3つの書体の中から選べば、ほぼ間違いありません。

●ポップな書体は要注意
ポップな印象を受ける書体は、ビジネス年賀状ではNGです。

このような書体は、友人や知人など、相手とのお付き合いの深さによって使い分けるのがポイントです。

これだけは知っておきたい年賀状6つのルール いざ年賀状を書くうえで、これだけは知っておきたい年賀状の6つのルールを紹介しておきます。

●「新年明けましておめでとうございます」はNG
これは、ついうっかり間違ってしまいそうなNG例です。

この文章でNGなのは、「明けまして」の部分です。

そもそも「明ける」とは、一定の期間が終わりを告げたという意味を持っています。

ですから、このままの挨拶文では、「新年が終わってしまいおめでとうございます」となってしまいます。

もしもこの文章を正しくするなら、「新年おめでとうございます」または「明けましておめでとうございます」となります。

●目上の方へ2文字以下の賀詞を使うのはNG
漢字二文字で正月のめでたさを表現する賀詞は、目上の方への年賀の挨拶としてはNGです。

特に、「賀正」「寿」などの場合は、礼儀に反する挨拶とみなされるため、大変失礼な年賀状となってしまいます。

目上の方への年賀状では、必ず4文字の賀詞を使うということを覚えておいてください。

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●忌み言葉を使うこともNG
年賀状では、去った年のことを「去年」ではなく「旧年」と表現します。

これは、「去」が忌み言葉であることに由来します。

忌み言葉には、他にも、「血」「無」「梨」「切」「猿」「終」「戻」「消」「詰」「失」「倒」「病」「折」などがあります。

●句読点は付けない
年賀状では、句読点を点けません。

これは、年賀状のような儀礼的な文書に共通してみられるルールです。

諸説ありますが、「喜ばしいことに区切りをつけない」「良いことが続きますように」などの意味があるといわれています。

●年賀はがき以外の場合は、朱書きで「年賀」と書き入れる
年賀はがきの場合は、あらかじめ消印に年賀と印刷されているのですが、私製はがきや通常の郵便はがきには、こうした印刷は一切ありません。

この場合、切手の下の部分に、朱書きで「年賀」と書き入れることが必要です。

この朱書きを書き忘れると、誤って年越し前に年賀状が届いてしまうことがあります。

●年賀状は7日までに出す
予定外の方から年賀状をいただいた場合、受け取った後に返事として年賀状を出す場合がありますが、年賀状として出してもマナー違反とならないのは、1月7日までです。

この期間を過ぎてからの挨拶状は寒中見舞いとなりますので、8日以降に年賀状として返事を出せば、マナー違反となります。

まとめ

年賀状には、知っているようであまり知られていない決まりごとが、他にもあります。

ただし、あくまでも、今回紹介した内容を理解しておけば、基本的には問題なし!

年賀状を書き始める前に、ぜひもう一度、書き方の基本とルールをチェックしてみてくださいね。

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