エアコン掃除をする時期や頻度は？業者に頼むならいつ頃が良いの？

日中に室内で過ごしているだけでも
熱中症になってしまうこともあるため、
健康のためにエアコンを使う
という人も増えてきました。

でも、使う回数が増えれば、気になるのは電気料金。

「ちょっと使いすぎたかも…」という月の
電気料金の請求額を見て、思わず
うなってしまった経験がある人も、
少なくないのではないでしょうか？

そんなときによく耳にするのが、エアコン掃除の話題。

エアコン掃除をこまめにやっていれば、
埃がたまったままのエアコンを使うよりも、
はるかに電気料金が節約できるという、あの話です。

とはいえ、毎日掃除をするものでもないのが、エアコン。

そこで今回は、エアコン掃除の時期や頻度などに注目しながら、
賢くエアコンを使うポイントについて解説していきましょう。

エアコン掃除をやったほうがよい２つの理由

エアコンは、快適に室内で過ごすために欠かせないものです。

とはいえ、その掃除はなかなか面倒なもの。

そのため、つい掃除が後回しになってしまいます。

ですが、エアコン掃除をやっておかないと、こんなことが起こります。

●エアコンの稼働率が悪くなる エアコンの掃除でもっとも面倒なのが、フィルターに詰まった埃。

とくに、がっつりフィルターの目に詰まってしまった埃は、なかなか落とせません。

でも問題なのは、それだけではありません。

エアコンの風は、フィルターを通して外に出てきます。

ところが、このフィルターが目詰まりを起こしていると、
風を外に送り出すのに通常以上のエネルギーが必要になります。

エアコンを稼動させるために必要になるエネルギーといえば、電気。

そうです。エアコンのフィルターに埃が詰まっていると、
それだけで通常以上の電気が必要になるため、電気料金が上がってしまうのです。

●エアコン内部にカビが発生する エアコンのフィルターに埃がたまっていると、
エアコン内部の水分がフィルターにくっついてしまうため、カビが発生します。

この状態でエアコンを稼動させれば、エアコンの風によって
エアコン内部のカビが室内に撒き散らされます。

カビは、呼吸器系のアレルギーを起こす原因でもあります。
ですから、エアコン掃除を怠ることで、健康被害がおきる危険もあるのです。

エアコンの掃除におすすめの時期と頻度

エアコン掃除におすすめの時期は、春です。

春は、寒さも暑さも気にならなくなる時期ですし、
なんといても湿度が低い時期。

そのため、湿気でカビが気になる前にしっかりと
エアコン内部の掃除を済ませることで、夏場のエアコン環境も快適になります。

ほかにも、夏の暑さがおさまりエアコンの稼動が落ち着く秋も、
エアコン掃除にはおすすめです。

●使わない時期のすごし方でも掃除の頻度は変わる 本来、快適にエアコンを使うのであれば、
１年に１度は掃除をするのがおすすめです。

ですが、使用頻度が高い場合は、
もう少しこまめに掃除をする必要があるケースもあります。

ただし、エアコンを使わない時期にちょっとした工夫をするだけで、
掃除の手間を省くこともできます。

■エアコンカバーを使う エアコンを使わない時期でも、エアコンの通機構から
埃が入って汚れてしまうことがあります。

そんなときにおすすめなのが、エアコンカバーです。

最近では、エアコン全体をカバーできるフリーサイズのものや、
インテリアの邪魔にならないカラーのものなど、種類も増えてきました。

こうしたエアコンカバーを使って掃除の手間をできるだけ省くというのも、
賢く掃除をするコツといえます。

もしもエアコンクリーニング業者を頼むならどの時期がおすすめ？

エアコンは、室内でも高い位置に設置されているため、
なかなか掃除がしにくいものです。

特に、エアコン内部のカビのクリーニングとなると、どうしても手間がかかるため、
専門業者でなければきれいに掃除ができないものです。

でも、専門業者を依頼するとなれば、気になるのが料金です。

●最も料金が高いのは６～８月 エアコンの稼働率が上がるこの時期は、クリーニング業者が最も忙しくなる時期です。

そのため、予約がとりにくいだけでなく、料金も通常料金のままです。

さらに、エアコンクリーニングの作業中は、エアコンを使うことができません。

こういったことも考えれば、この時期に業者を依頼するのは避けるのがベストです。

●穴場は３月と１０月 エアコンクリーニング業者が閑散期となるのが、３月と１０月です。

この時期は、まだ暑さもそれほど厳しくないですし、湿気も少なく、
掃除をするのにも適しています。

なにより、業界全体が閑散期となっていますので、
料金を値下げしている業者も多いです。

ちなみに料金ですが、繁忙期であれば、通常12,000～20,000円が相場ですが、
閑散期を狙えば、7,000～10,000円で引き受けてくれる業者もあります。

これだけ料金に違いがあるなら、やはり穴場を狙うのがお得です。

まとめ

エアコン掃除は、確かに面倒です。

でも、こまめに掃除をすることで、電気料金の節約だけでなく、
エアコンの故障を防ぐこともできます。

エアコンはセルフメンテナンスがとても大切ですが、
たまには、機械のメンテナンスもしっかりしておくということも必要です。

うまく専門業者を利用しながら、快適なエアコン環境を手に入れてくださいね。