トイレ掃除には基本のやり方と順番があった!

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ちょっと掃除をサボっただけで、大変なことになってしまうのがトイレの掃除。

便器の中の黒ずみや黄ばみなどを見つけると、せっかくの快適なトイレ空間も台無しです。

でも、トイレ掃除って、どんなやり方をするのか、いまいちよくわからないもの。

そこで今回は、トイレ掃除の基本を踏まえながら、簡単だけど効果があるトイレ掃除について紹介していきましょう。




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目次

トイレ汚れには3つのタイプがあります

トイレの汚れといっても、詳しく見てみると、3つのタイプがあります。

●黄ばみ
トイレ汚れの中で一番気になるのが、黄ばみ汚れ。

黄ばみ汚れは、尿に含まれる成分が便器や配管の内部で固まるのが原因といわれています。

しかも、黄ばみ汚れの元となる尿の成分は、使用後にしっかりと水で流したとしても、便器内にとどまってしまうという厄介な性質があります。

そのため、トイレ掃除をサボった分だけ、黄ばみ汚れが発生するというわけです。

●黒ずみ
便器の水がたまった部分に現れる、黒い輪のようにできる汚れ。

これが、便器にできる黒ずみの代表選手です。

黒ずみは、「微生物が埃と付着してできる黒ずみ」と「水道水に含まれる鉄分が水垢に混じってできる黒ずみ」の2種類があります。

●水垢
水道水に含まれる成分が原因となってできるのが、水垢です。水垢は、トイレだけでなく、風呂場や台所などでもよく見られます。


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トイレ掃除を始める前に

トイレの汚れの種類がわかると、早速トイレ掃除に取り掛かりたいと思うでしょう。

でも、トイレ掃除を始める前に、準備しておきたいものがあります。

●ビニール手袋を準備する
トイレ掃除を始める前に、必ず準備しておきたいのが、ビニール手袋です。

なんといっても便器内部には、さまざまな雑菌がいます。

せっかく掃除をしてきれいにしても、手に雑菌がついてしまっては、意味がありません。

●洗剤を選ぶ
トイレ汚れには、3つのタイプの汚れがあります。

それぞれ、汚れに特性がありますので、気になる汚れのタイプに合わせて洗剤を選ぶというのも、手軽にトイレ掃除をするためのポイントになります。

■黒ずみと水垢にはクレンザーがおすすめ
しつこい黒ずみや水垢には、研磨剤が含まれているクレンザーがおすすめです。

■黄ばみは酸性洗剤
黄ばみの原因である尿は、アルカリ性の性質があります。

そのため、アルカリ性の汚れに効果の高い酸性洗剤を使うのがおすすめです。

■プラスチック部分の掃除は中性洗剤
ウォシュレットタイプの場合、電子部品が多く使われているため、水洗いは厳禁です。

そのため、基本は拭き掃除となります。

特に、プラスチック部分の掃除が目立つ場合の掃除は、プラスチックの破損を防ぐためにも、アルカリ性や酸性の洗剤を使うのはあまりおすすめできません。

ですのでこの場合は、台所用洗剤のような中性洗剤を使用するのがおすすめです。

トイレ掃除には基本のやり方と順番があった! ※洗剤によっては混ぜてしまうと危険な物もありますので、使用前には必ず製品に記載されている注意事項を確認して下さい。


トイレ掃除の順番を知っておこう

トイレ掃除の注意点を踏まえたうえで準備が整ったら、いよいよトイレ掃除に取り掛かりましょう。

●トイレ掃除の基本は汚れが目立たない部分から
汚れが目立つと、どうしても汚れている部分から掃除を始めたくなりますが、トイレ掃除の場合は、「軽い汚れから落とす」が基本です。

●尿跳ねはにおいの原因
尿の成分は黄ばみ汚れの原因になるのですが、もうひとつ気になるのが、「臭いの原因」でもあるということです。

ですから、尿がはねる床や壁の掃除は、臭い対策の大切なポイント!ぜひ忘れずにやりましょうね。

トイレ掃除,基本,やり方,順番 ●完璧なトイレ掃除の順番とは
トイレ掃除の基本は、普段の拭き掃除です。

そこで、汚れも臭いも完璧に落としきる、最強のトイレ掃除の順番について紹介していきましょう。

①タンク周りを拭き掃除する
汚れが比較的軽いのが、タンクレバーなどのタンク周りです。

まずは、ここから拭き始めましょう。

②いざ、トイレの内部へ
いよいよ、汚れの本丸に移ります。
トイレのふたの表と裏、便座の表を拭きます。
これが終わったら、便器の外側を拭きます。

③臭いの元を掃除する
尿がはねやすい壁や床を、しっかりと拭きます。

④一番汚れがひどい部分を掃除する
便座を上げ、特に汚れが目立つ便座の裏側と便器のふちの部分を、しっかりと拭きます。

これで、普段のトイレ掃除は完璧です。

●便器の中の掃除をするときは、拭き掃除の前にやる
便器内部の汚れが気になる場合は、普段の拭き掃除の前にしっかりと汚れを落とします。

こうすることで、落とした汚れが残ることなく、しっかりと洗い流すことができます。

●できれば毎日、少なくとも週に1度は掃除する
トイレの汚れは、汚れがついてから時間がたつほど、落ちにくくなります。

ですから、できるならば毎日掃除するのが理想的です。

とはいえ、一人暮らしや、忙しくて毎日トイレ掃除をすることができないという人もいるはずです。

この場合は、少なくとも週に1度はトイレ掃除をする習慣をつけておくと安心です。


まとめ

昔からトイレには神様がいるといわれているため、「トイレ掃除をすると美人になる」という話があります。

ほかにも、トイレがきれいだと「うつ病の予防になる」「金運があがる」「恋愛運があがる」など、さまざまなメリットがあると言うお話があります。

「トイレ=汚い」というイメージも強いかもしれませんが、毎日お世話になる空間でもあるのがトイレ。

できるだけ快適で、清潔な空間を保ち続けることが、やはり大切なのですね。



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