「岡崎城下家康公夏まつり花火大会」です。
実はこの岡崎市は、徳川家康の出生地でもあるのです。
そのため、家康公没後400年を記念した第67回大会では、
なんとフィナーレで関ヶ原の戦いを表現した
「超大仕掛花火」が打ち上げられました。
今回は、そんな家康公と深い関係がある岡崎市で行われる
「岡崎城下家康公夏まつり花火大会」の、
気になる日程や見所などを一挙に紹介していきます。
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目次
2017年の岡崎城下家康公夏まつり花火大会の日程や見所は?駐車場や穴場などもチェック!
さっそく2017年に行われる、「岡崎城下家康公夏まつり花火大会」の日程や見所、駐車場や穴場に関する情報まで一挙に紹介していきましょう!
●日程
2017年 8月5日(土) 予定
※現時点では公式発表は行われていませんが、毎年8月第一土曜日に開催されているため、
こちらでは≪8月5日開催≫と予想しています。
なお、正式な日程が発表されましたら、こちらも随時更新する予定です。
●場所
乙川・矢作川河畔
●見所
三河花火の本場である岡崎の花火大会ですから、
やはり花火師たちの伝統と技が光る花火の数々が見所といえます。
■打ち上げ時間は約2時間!
約2万発が打ち上げられる岡崎城下家康公夏まつり花火は、
なんと2時間かけて行われます。
そしてこれらの花火を支えるのは、毎年300を超える地元企業!
ボリュームも規模も内容もケタ外れの花火大会ですが、
地元を愛する人々も熱い想いもケタ外れです。
■岡崎花火名物の銀滝
大掛かりな仕掛け花火も三河花火の伝統ですから、
やはりこれを見ずには岡崎花火を見たとは言えません。
なんと、300mにもわたって仕掛けられた花火は、打ち上げと同時に川面を銀色に染め上げ、
降り注ぐ火の粉はまるで滝のように見えます。
まさに、「銀滝」そのものです。
■金魚花火も見所
金魚花火とは、江戸時代から続く三河花火の伝統である「水上花火」のことです。
会場となる川面に一斉に放たれた花火が音を立てながら漂う姿は、
優雅に泳ぐ金魚のように見えます。
これぞ、日本の伝統花火!風情があります。
■やっぱり尺玉!
花火大会といえば、やっぱり尺玉の存在は欠かせません。
なんといっても、あの臨場感は、直接体験するからこそ分かる最高の瞬間です。
もちろん、一般的な花火大会でも尺玉が打ちあがると会場がわきますが、
こちらは打ち上げ時間が普通の約2倍!
だから、尺玉の興奮だって、普通の花火の2倍あるのです。
●駐車場 会場には、当日臨時駐車場が設けられる予定です。
ただし、こちらは利用できる時間に制限があったり、
駐車スペースが限られているという点もあります。
午前10時から利用が可能な場所もありますが、こちらも午前中には満車になります。
現時点では臨時無料駐車場の開設に関する公式発表がありませんが、 去年は次の場所が臨時駐車場として準備されています。
・名神橋公園
・岡崎市役所
・中央総合公園
・竜美丘会館
ただし、当日は午前8時から会場周辺に大規模な交通規制が行われますので、 この点も十分に注意してください。
●穴場といえば… 東海地方最大規模の花火大会ですから、当日の会場内の混雑は壮絶です。
やはり小さい子どもを連れたファミリーだと、やはりこの混雑は不安ですよね?
そこで、子連れでも安心して花火を楽しむことができる穴場スポットを紹介しておきます。
■イオン岡崎
打ち上げ会場からは少し離れていますが、こちらの屋上駐車場からでも花火はしっかり見えます。
しかも、大型ショッピングモールですから、トイレや飲み物などの確保はもちろん、
打ち上げ時間まではゆっくりと店内を回ってショッピングを楽しむこともできます。
駐車場は無料で利用できますが、あくまでも商業施設の駐車場ですから、 くれぐれもその点だけはご注意を!
■籠田公園
こちらも打ち上げ場所からは少し離れていますが、花火はしっかり見えます。
公園内には、有料ですが地下駐車場も設置されており、24時間利用することが出来ます。
芝生が広がる公園ですので、レジャーシート持参がおすすめです。
■岡崎中央総合公園
ナゴヤドーム39個分という広大な敷地を有するのが、岡崎中央総合公園です。
実はこの場所は、地元でも有名な夜景スポット!
なかでも「であいはし」と呼ばれる展望台は、
岡崎市内の夜景とともに花火を楽しむことが出来ます。
ただし、こちらの駐車場は臨時駐車場となりますから、
車で行く場合は早めに確保がおすすめです。
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岡崎城下家康公夏まつり花火大会はどんな花火大会なの?
岡崎城といえば、徳川家康の天下統一への原点ともいえる場所です。そのため岡崎市では、花火大会だけでなく、「岡崎五万石おどり」や
「岡崎五万石みこし」「大名行列」など、家康に由来する数多くのイベントが
年間通して行われています。
これらのイベントは、どれも歴史が古いのが特徴です。
たとえば岡崎五万石おどりは1978年から、岡崎五万石みこしは1980年から開始されています。
さて、岡崎城下家康公夏まつり花火大会はどうかというと、
こちらはそれらよりももっと歴史があります。
初回開催は1948年8月16日とされていますが、
これは「観光発展を目的とした市と合同の花火大会」として初回開催であり、
この地域の花火大会の起源ではありません。
実は岡崎市は、徳川家康の出生地としてだけではなく、
江戸時代から続く「三河花火」の本場としても有名な町でもあります。
その歴史は古く、記録上では文政元年である1818年に、
藩主上覧の花火大会をはじめ、城下各町でそれぞれ
花火を打ち上げたということが記されています。
これだけでも十分に歴史としては古いのですが、この記録よりもはるか前から、
三河花火は打ち上げられていました。
なんとこの地域では、藩主上覧の花火大会以前から、
菅生神社の祭礼として奉納花火が行われていたのです。
こうした花火の文化を支えていたのは三川花火の職人たちであり、
今も岡崎市内には数多くのおもちゃ花火問屋があります。
まとめ
岡崎城下で行われる「岡崎城下家康公夏まつり花火大会」は、日本の歴史の中でも、スケールの大きな人物だった徳川家康公同様、
ケタ外れのスケールで行われる花火大会です。
もちろん、それだけの花火大会ですから見物客の数もケタ外れなのですが、
足を運んだからこそ味わうことが出来る感動が、必ずそこにはあります。
今年はあなたも、その感動を体験しに出かけてみませんか?
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