子どもからお年寄りまで誰もが一度は見た、
あの有名な時代劇の主役となった人物を
思い出すのではないでしょうか?
水戸黄門といえば、現在の茨城県にあたる
水戸藩の藩主・徳川光圀の別名です。
そんな水戸黄門ゆかりの地で、毎年8月の
第一金・土・日に開催されるのが
「水戸黄門まつり」であり、その初日に行われるのが
「水戸黄門まつり花火大会」なのです。
実はこの水戸黄門まつり花火大会は、
今年でなんと初回開催から57回目を数えます。
それだけに、地元ならず多くの花火ファンに愛されてきました。
そこで今回は、日本人なら誰もが知っている(と言いたい!)
「黄門様」のゆかりの地、茨城県で行われる「水戸黄門まつり花火大会」の情報を、
詳しく紹介していきましょう!
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目次
2017年の水戸黄門まつり花火大会の日程や見所は?駐車場や穴場などもチェック!
水戸黄門まつりの初日にあたる金曜日に、前夜祭として行われるのが、「水戸黄門まつり花火大会です。
毎年趣向を凝らした演出が魅力の水戸黄門まつり花火大会の、
気になる日程や見所、駐車場や穴場に関する情報を紹介していきます。
●日程
2017年8月4日(金) 19:00~20:30予定
※現時点では、まだ正式な日程の発表はありません。
ただし、毎年8月第一金曜日となっているため、2017年開催の予想としています。
※今後正式な発表がありましたら、随時更新していきます。
第57回水戸黄門まつり花火大会は2017年8月4日(金)19:30~20:30(予定)に開催されることが
決定致しました。
※荒天の場合は11日(金)に延期
●場所
千波湖畔および湖上
(茨城県水戸市千波町)
●見所
水戸黄門まつり花火大会は、仙波湖畔と湖上が打ち上げ場所になっているため、
頭上の花火と湖面に映る花火を同時に楽しむというところが、特徴であり魅力にあります。
そのため、花火見物としては珍しく、楽しみ方にバリエーションがある花火大会といえます。
たとえば、湖畔近くで見るのであれば、花火そのものの迫力を楽しむことが出来ます。
迫力ある花火は、年齢問わず楽しむことが出来ますから、
ファミリー向けの楽しみ方とも言えます。
偕楽園のように少し高台に移動すれば、湖面と上空の花火が織りなす
幻想的な空間を楽しむことが出来ます。
こちらは、湖畔を囲む水戸の夜景も加わることで、グッと大人の花火という印象になります。
もちろん、花火そのものも見どころも満載です。
特に、「特大スターマイン」「創作花火」「尺玉」などを
次々と打ち上げた後に迎えるフィナーレは、音楽とワイドスターマインが夢の競演!
これは、実際に見なければ伝わらない感動です。
●駐車場
水戸黄門まつり花火大会では、当日、「水戸市役所」の駐車場2000台分が無料開放されます。
ただし、会場周辺は水戸黄門まつりが行われている関係で、午前中から打ち上げ終了後の
22時ごろまでは立ち入り禁止及び通行止めの交通規制が行われます。
●穴場もあるぞ!
水戸黄門まつり花火大会では、やはり「湖面の花火」が目当ての人が多く、
湖周辺は、どこもびっしりと人で埋まっています。
「これではゆっくりと花火が見られない」という人のために、こっそり穴場を教えておきます。
■偕楽園
湖畔と景色と花火の魅力をぜひとも写真に残したいというのであれば、やはり偕楽園でしょう。
それだけに、花火開始の3時間前でも三脚だらけでアウトということも…。
けれども、苦労してでも見てみたい景色が、そこにはあります。
■イオン下市店
花火は見たくても、トイレがないと小さな子どもがいる場合は不便ですよね?
そういう時は、イオン下市店の屋上駐車場が狙い目です。
ここなら、急にトイレをせがまれても、喉が渇いたとぐずられても、
いつでもすぐに対応できます。
■仙波公園
花火会場のすぐ近くにあるのでやはり人気のスポットなのですが、
少し早めに出かければ、かなりの確率で場所が確保できます。
中でも、「西の谷エリア」は狙い目です。
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そもそも水戸黄門まつりって?
水戸黄門まつりは、水戸藩藩主であった徳川光圀こと「水戸黄門」を称えるためにはじめられた、茨城県水戸市のまつりです。
そのため地元では、「黄門まつり」と呼んでいます。
この「水戸黄門まつり」は、もともとは1961年に始まった
「水戸の七夕黄門まつり」が前身にあります。
ところが、この水戸の七夕黄門まつりには、さらに前身があります。
記録によると、1935年ごろ、「七夕まつりと広告祭」として初めて祭が開催されます。
これはもちろん、戦前のことです。その後、戦争によって一時中断するものの、
1949年には復活します。これが、「水戸の七夕黄門まつり」につながります。
こうしてみると、水戸黄門まつりの歴史は、黄門様同様、
ものすごい存在感がある祭りと言えます。
ちなみに、「水戸の七夕黄門まつり」の後半は、現在の「水戸黄門まつり」につながる
催しが続々と登場するタイミングでもありました。
第16回・第22回開催では、それぞれ「霞のお新役」「志乃役」を初めて募集。
第26回開催では、現在でも続いている「市民カーニバル」の第一回開催がありました。
さらに、第29回開催では、「ミス七夕黄門・準ミス七夕黄門まつり」
「追烏狩武者行軍」の初開催があり、第32回開催を期に、
名称を現在の「水戸黄門まつり」へと変更されました。
こうして歴史を振り返ってみてもわかる通り、この祭りは黄門様の人柄同様、
水戸の人々と共に歩み成長してきた祭りということが言えます。
まとめ
茨城県水戸市といっても、水戸黄門や納豆だけが有名なのではありません。この日のために全国各地から約35万人が訪れる「水戸黄門まつり花火大会」も、
立派な水戸の名物です。
風光明媚な景色も魅力的な水戸ですが、
今年は夏の花火を見るために足を運んでみてみませんか?
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