板橋区で開催される有名な花火大会です。
なぜ東京都内で開催される数多くの花火大会の中でも、
板橋区が注目されるかというと、実は会場となる
荒川の対岸でもう一つの花火大会が同時開催されるのです。
いたばし花火大会と同時に行われるのは、
隣接する埼玉県戸田市の「戸田橋花火大会」です。
なんと、この2大会の合計打ち上げ花火数は、
なんと1万発を超えます。
そんないたばし花火大会ですが、気になるのは2017年の開催に関する情報です。
そこで今回は、日程や見所、駐車場や穴場情報などをまとめて紹介していきましょう。
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目次
いたばし花火大会はどんな花火大会なの?
東京都と埼玉県の都県境となる荒川の河川敷で行われるいたばし花火大会は、開催の歴史もこの「都県境」に関係しています。
かつて東京都板橋区と埼玉県戸田町(現在の戸田市)との間は、
飛び地を含んだ複雑な地形であったため、都県境が分かりにくいことが問題になっていました。
そこで、この都県境をシンプルでわかりやすくするために、
1951年、現在のような都県境に変更となりました。
これを記念して行われた花火大会が、戸田市で開催された「戸田橋花火大会」であり、
翌年の1952年からは板橋区花火大会も同日日程で共同開催されるようになりました。
これが、現在のいたばし花火大会の歴史となっています。
2017年のいたばし花火大会の日程や見所は?駐車場や穴場などもチェック!
いたばし花火大会の魅力が分かったところで、さっそく2017年に行われるいたばし花火大会の日程や見所、駐車場や穴場に関する情報まで一挙に紹介していきましょう!
●日程
2017年 8月上旬 19:00~20:30分予定
※現時点では2017年の開催日についての公式発表がありません。
例年8月第1週の土曜日に設定されていますので、今年もその周辺日程ではないかと予想されます。
なお、新しい情報が入り次第、更新させていただきます。
第58回いたばし花火大会は2017年8月5日(土)19:00~20:30(予定)に
開催されることが決定致しました。
※荒天の場合は8月6日(日)に順延
●見所
実は、昔から「伝統の墨田川」「実力のいたばし」と呼ばれるほど、
いたばし花火大会は見所満載の花火大会といわれています。
そんないたばし花火大会の見所は、大きく分けると3つあります。
■見所1:全長700メートルの「ナイアガラの滝」
いたばし花火大会の名物といえば、網仕掛花火の「ナイアガラの滝」です。
その全長は700mにもわたるスケールで、当然ながらこれは関東最長級です。
ただし、あまりにも長いため、正面から見るには有料席を確保するしかありません。
でも、その迫力は見れば納得します。
■見所2:同じ場所から2つの花火大会を同時に楽しめる
いたばし花火大会が行われる荒川河川敷は、東京都板橋区と埼玉県戸田市の都県境となっています。
そのため、東京都と埼玉県で分かれているように思われるのですが、会場は荒川を挟んだ両岸です。
そのため、同時開催される二つの花火大会を、同じ場所で同時に楽しむことが出来ます。
これは、かなりお得です!
■都内最大級の尺五寸玉
都内で打ち上げられる花火は、様々な規模や高さのものがありますが、
実は、これらすべての花火には「保安距離」というものが関係しています。
打ち上げ花火を上げるには、「打ち上げ場所」「観客」「付近の建物」に
一定の安全距離を確保しなければならないという保安距離規制があり、
どの花火大会でもこの既定の範囲内の大きさの花火しか打ち上げることはできません。
保安距離規定は各都道府県によって違うのですが、
やはり東京都のように人口が密集する地域の場合は、制限が厳しい傾向にあります。
ところが、いたばし花火大会は、広大な荒川の河川敷が打ち上げ場所であり、
さらに観客や周辺の建物からも十分に距離を確保することが出来るという点があります。
そのため、伝統の隅田川花火大会でも見ることが出来ない尺五寸玉をが、
いたばし花火大会では見ることが出来るのです。
●駐車場
いたばし花火大会の会場周辺は、厳しい交通規制がされています。
もともとこの地域には大型駐車場がないため、
小規模のコインパーキングを探すとなるとかなり苦労します。
どうしても車で行きたい場合には、荒川を渡って埼玉県側に入ってください。
荒川を渡っただけで、かなり楽に駐車スペースを確保することが出来るようになります。
ただし、戸田橋花火大会も例年、交通規制と激しい交通渋滞が起こります。
移動の際は、どちらにしてもお早めに!
●穴場といえば…
いたばし花火大会は、対岸で同規模の戸田橋花火大会が行われるため、
穴場を見つけるのが非常に難しいというのが本音です。
交通規制も、大規模花火大会2個分ですから、通常の花火大会で想像している範囲の
およそ2倍となります。
ですが、規模が大きいとはいえ、穴場はあります。
■浮間公園
埼京線の浮間舟渡駅からすぐ近くにあるのが、浮間公園です。
ここは、2つの花火大会をゆっくり楽しむことが出来るため、人気があります。
ですが、どちらかというとそれほど激し混雑はありません。
日中は、小さな子供連れの家族姿が目立つ、のんびりとした気持ちの良い公園です。
■イオン板橋ショッピングセンター
穴場がなかなか見つからないいたばし花火大会において、
駐車場・トイレ・視界ともに整っているのが、
イオン板橋ショッピングセンターの屋上駐車場です。
ただしかなり人気があるので、早めの来店が必要ですよ!
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まとめ
都内最大級と都内最長級がいっぺんに見ることが出来、しかも対岸では同規模の花火大会が同時に見られるといえば、いたばし花火大会です。
そんな「実力のいたばし」といわれるいたばし花火大会は、
2017年開催で58回目を迎える予定です。
都内で見られる8月最初の大型花火をどこで見ようかと迷っているのであれば、
今年はぜひいたばし花火大会に足を運んでみてくださいね♪
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