ブーツの中が蒸れてしまえば、必然的に発生するのが、あの嫌なニオイです。
でも、レインブーツは、雨が降っている時期に使うものです。
濡れるのは当たり前ですが、湿気で蒸れやすくなっているというのも仕方のないことなのでは?
そう考えると、レインブーツの蒸れを防ぐのは不可能のようにも思えてきます。
ただし、それはあくまでもこの記事を知らない今だからです。
スポンサーリンク
目次
レインブーツはなぜ蒸れるの?
レインブーツは、雨や雪などから足を守ることが目的で作られています。ですから、「防水機能を果たしている」ということが基本にあります。
とはいえ、足元を覆う靴の場合、歩行を妨げない程度の柔らかさや、脱ぎ着のための伸縮性などは必要です。
このふたつの条件を満たすために使われる素材というのが、ゴムです。
ゴムで作られているレインブーツは、機能面を考えれば蒸れてしまうことは避けれませんよね。
購入直後のレインブーツの臭いで最も嫌悪感が強いのが、「ゴム臭いニオイ」です。
これは、ゴムを使っている以上仕方のないことなのですが、独特で強烈なニオイのため、この時点で気がめいってしまうという人も少なくありません。
関連記事
レインブーツのゴム臭いニオイを消す効果的な方法って!?
でも、本当に怖いのは、この独特のゴム臭いニオイが、蒸れた時の足の臭いと合体した時に起きる不快なニオイ!
どちらのニオイも嫌なものですから、それが融合して発せられるニオイとなると…想像するのも恐ろしいです。
ですから、蒸れを防止する前に、まずは今あるレインブーツの臭いをしっかりととっておきましょう!
●レインブーツの蒸れた臭いを消す方法 レインブーツは、通気性がないため、履いている時間が長くなるほど、蒸れて臭くなります。
これはレインブーツの宿命でもあるのですが、足が臭くなるというのは、女子としては許せないですよね?
それなら、さっそく蒸れた臭いを消していきましょう。
■脱いだらすぐに拭く
レインブーツの臭いは、蒸れた臭いだけでなくゴムの臭いもあります。
この2つが合体すると、とんでもないニオイになります。
これを防ぐためにも、脱いだらすぐに表面の水分を拭き取ることが大切です。
■つま先部分はシューズドライヤーで乾燥
レインブーツのつま先部分が濡れると、どうしても乾きにくいものです。
ところが、濡れたままの状態が長くなるほど、臭いのもとが大きくなります。
そこで便利なのが、シューズドライヤーです。
これなら、確実に乾燥させることが出来る上に、消臭効果もあります。
■乾燥材を入れる
お菓子の箱の中などに入っている乾燥材がありますが、これをレインブーツの中に入れておくのも効果があります。
しかも、これなら外出先でも使うことが出来ます。
■重曹
消臭効果がある重曹は、レインブーツでも効果を発揮します。
使う時は、使い古しの靴下に重曹を入れたものをブーツの中に入れ、そのまま一晩過ごします。
たったこれだけですが、翌朝にはしっかり臭いが消えています。
蒸れを防ぐ方法はブーツのサイズや種類にあった
レインブーツは蒸れやすい履物ですが、実はちょっとしたポイントがずれていたために、余計に蒸れやすくなってしまうということがあります。●サイズ選びのポイント レインブーツは、サイズが合わないものを履くことによって汗がこもりやすくなります。
ですから、きちんと自分の足に合ったものを履くということが大切になります。
ただし、サイズを合わせるということは、レインブーツを履くときの状況をよく考えておかなければなりません。
梅雨時期のおしゃれとしてレインブーツを履くのであれば、ストッキングが圧倒的に多いでしょうが、パンツスタイルが多いのであれば、普段から靴下派という人もいるでしょう。
また、冬の防寒用として履くのであれば、ストッキングよりは厚手の靴下の方が考えられるでしょう。
ということは、どれを選ぶのかによって、サイズが変わってくるということ!
しかも、レインブーツそのものは、全体的に大きめに作られているものが多いですから、きちんと試着してみなければ、自分に合っているのかどうかはわかりません。
試着が出来ないネット通販の場合は、その点を十分確認したうえで購入することが大切になります。
スポンサーリンク
●レインブーツの種類 レインブーツには、大きく分けて3つの種類があります。
それぞれ特徴が異なるため、自分の使い方にあったものを選ぶことが、蒸れ対策としてはおすすめです。
■ロング丈のレインブーツ
ふくらはぎがポッコリしている人やO脚の人は、ロング丈を選ぶと脚長効果があります。
そのため、梅雨時期のおしゃれとしても人気があるのですが、足をカバーする部分が多くなるため、選ぶ時には慎重さが必要になります。
蒸れ対策としては、ロングブーツと何を併せるのかということがまず大切になります。
その上で、インソールを入れたり、インソールの素材にこだわるということも蒸れ対策としては効果が期待できます。
■ミドル丈のレインブーツ
レインシューズとして最も使い勝手が良いのが、ミドル丈のレインブーツです。
脱ぐときも、ロング丈とは違い簡単に脱ぐことが出来ますので、その点でも便利です。
雨除けとしての機能も十分発揮しながら、足をカバーする部分がロング丈の半分程度であるため、蒸れ防止としても効果が期待できます。
さらに、ショート丈では気になる水の侵入も、ほとんどありませんので、湿気がこもる原因も抑えることが出来ます。
■ショート丈のレインブーツ
女性らしいデザインではあるのですが、雨から脚を守るという点においてはあまり向いていません。
ただし、サイズ選びは普段の靴を選ぶのと同じ要領で問題がなく、サイズで悩むということはあまりありません。
まとめ
レインブーツの場合、「どのシーズンをメインに」「どんな服とコーデするのか」がはっきりしていないと、自分に合ったサイズを選ぶことが難しいということのようです。せっかくのおしゃれアイテムであっても、自分のサイズに合わないことによって余計に蒸れたり、臭いが強くなるとなれば、やっぱり嫌なものですよね?
ですから、レインブーツをおしゃれで快適に使いたいなら、見た目だけでなく、サイズや種類にも注意しながら選んでいきましょうね?
コメント