天神祭2018年の日程は?天神祭の歴史や由来・見所も教えて!

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「天神祭」というと、日本全国にある天満宮で行われるお祭りですが、中でも有名なのが、大阪の大阪天満宮で行われる天神祭です。

この大阪の天神祭は、京都の「祇園祭」、東京の「神田祭」とあわせて、「日本三大祭り」と呼ばれています。

日本全国で行われる天神祭の中でも有名で、しかも日本全国で行われる様々な祭りの中でも有名な、大阪の天神祭。

そんな天神祭ですが、有名なのは見物客の多さが理由ではありません。

大阪の天神祭が有名なのには、実はこんな歴史や由来があるからなのです。

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目次

2018年の天神祭の日程や見所は?

さて、日本三大祭りの1つといわれている大阪天神祭は、やはり何といっても大阪のパワーを全身で感じることが出来る祭りというところが見所でもあります。

天神祭事始めである「装束賜式」から最も盛り上がりを見せる「本宮」まで、6月下旬からなんと約1か月にわたって行われるため、町全体がこの時期は祭り会場といった雰囲気になります。

だから全部紹介することは、正直いってかなりツライ!

そこで今回は、初めて天神祭を見に行くという人に、ぜひともチェックしてもらいたい天神祭の日程と見所についてピックアップしてみます。

●7月24日の宵宮 「火と水と都市の祭礼」といわれている天神祭の本格的なスタートといってもよいのが、宵宮祭。

スタートとなる本殿での宵宮祭では、無病息災の祈願だけでなく、そのあと行われる鉾流神事が無事に行われることを、神鉾を持つ神童を含む参加者が祈願する厳粛な儀式です。

でも、せっかく宵闇祭に参加するのなら、気合を入れて早起きし、一番太鼓にあわせて天満宮を訪れるというのがおすすめです。

毎年、午前4時ちょうどに一番太鼓、だんじり囃子、龍踊りとともに正門が開きますから、それだけでテンションが上がります!

そのため、時間前には、多くの地元客が詰めかけています。

なにしろ、天神祭の雰囲気が一気に盛り上がる瞬間なだけに、ぜひとも早起きして体験してみてくださいね!

●7月25日の本宮 7月25日の本宮は、天満宮本殿で行われる厳粛な儀式「本宮祭」から始まります。

境内には、本宮祭の後に行われる船渡御の参加者が続々と集まり、多くの人々が見守る中、街の平安と繁栄を祈願します。

船渡御の行列が出発する前には、御神霊が「御鳳輦(ごほうれん)」へ移され、いよいよ船渡御へ向かって大移動します。

この時の行列も、ぜひチェックしてもらいたいポイント!

催太鼓を先頭に猿田彦、神鉾、地車と続きながら町を練り歩く様子は、まさに圧巻!

迫力満点で、大阪の町を練り歩きます。

●7月25日の夕方に行われる船渡御 天神祭の本当の感動が、いよいよスタートします!

船渡御が行われる大川は、あたりが暗くなってくると、船渡御に参加する講社を乗せた船が次々と集まり、なんと100艘あまりの大船団を作って水上パレードを行います。

あちらこちらで聞こえる「大阪締め」やにぎやかな「だんじり囃子」が聞こえる中、無数の篝火と提灯の灯りで照らされる街の風景は、昼間の雰囲気とは違った魅力を楽しむことが出来ます。


●フィナーレは奉納花火 すっかりあたりが暗くなった午後7時30分、約4000発の花火が天満宮上空に向けて奉納されます。
川崎公園と桜宮公園の2か所から打ち上げられるため、優美な船渡御の水上パレードをより美しく見せてくれます。

ただし、奉納花火は毎年多くの見物客大混雑するだけに、場所取り合戦が熾烈!特に桜宮橋北側は、打ち上げ場所から近いこともあって人気のスポットのため、夕方4時ごろからは場所取りをする人の姿も多くみられるようになります。

ちょっとした穴場としては、川崎橋東側、源八橋東側、藤田邸跡公園前などがおすすめ。

いずれの場所も、打ち上げ場所から少し離れていますが、その分ゆっくりと花火を見ることが出来ます。

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天神祭の歴史や由来とは?

天神祭が始まったのは、天歴5年(951年)の6月1日といわれています。

この日は、大阪天満宮が創立した2年後とされており、禊払いを行う祭事として行われました。

この大阪天満宮で行われた禊祓いは、大川に神鉾を流し、流れ着いた場所に祭場を設置し、そこで禊祓いを行うものでした。

そのため、祭場には船で行き来する必要があり、そのことが船渡御の始まりといわれています。

ちなみに、今のように大阪の天神祭が有名になったのは、江戸時代からといわれています。

当時の祭りの様子は、「東海道中膝栗毛」や「世間胸算用」でも取り上げられ、日本三大祭りとしての風格がすでにその当時にはあったということがうかがえます。

まとめ

「火と水と町の祭典」と呼ばれる天神祭の魅力、十分に伝わりましたでしょうか?

夏の祭りといえば全国各地で様々な趣向を凝らした祭りがありますが、日本三大祭りといわれているのは、天神祭を含め3つだけ!

今回紹介した行事以外にも、天神祭を盛り上げるために宵宮前日に行われる「天神祭ギャルみこし」や「天神祭前夜祭in OBP」、美津濃祭りを象徴する「天神祭奉納ドラゴンボート選手権大会」など、天神祭に関連する様々な行事があります。

ぜひ、こちらもチェックしながら、夏の大阪を楽しんでみてくださいね♪

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