保育園グッズなどの用意もお疲れ様です。
実際にあとは保育園に行くだけ!となったときにふと気になるのが「慣らし保育」ではないでしょうか?
慣らし保育ってなに?
やんなきゃダメなの?
どんなスケジュールなの?などなど。
慣らし保育の疑問を元保育士の立場からまるっと解説いたします。
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目次
保育園の慣らし保育って?
では最初に「慣らし保育」って何?という部分から説明していきますね。慣らし保育とは「短期間の保育で子どもが段階的に保育園になれるようにする」というねらいがあります。
大人だって初めての職場で初めての人たちと、初めての集団行動をしろ!と言われたら疲れますよね。
こどもはなおさらです。
ということで、慣らし保育があるのです。
慣らし保育は保育園によっても違いますね。
2週間くらいかけてじっくりとやる園もありますし、3日くらいでこなす園もあります。
また子どもが第一子かどうか、兄弟児が保育園内にいるのかどうか、兄弟児の送り迎えに来ていたかどうかでも慣らし保育の内容は変わっていきます。
2週間も慣らし保育!?とびっくりしている保護者の方もいるでしょう。
大丈夫です。
慣らし保育は平均して1週間くらい。
慣らし保育なしで通園を始める子もいます。
保育園の慣らし保育は絶対にやらなきゃダメ?
仕事もあるし絶対に慣らし保育をしなきゃダメなんですか?という話も保護者さんからよく聞かれます。簡単に回答しますと、慣らし保育はナシでもいいです。
保育士がそのように対応します。
兄弟児が園内にいる場合や送迎でよく来ていた子なんかはナシで行くパターンもあります。
しかし、そうではない場合で慣らし保育をなしにしないといけない場合もありますよね。
仕事の都合もありますし。
もちろん、そのような場合も保育園は対応します。
でも、その場合は降園後にちょっと大変になると覚悟していてください。
子どもは園で頑張ってきた分、おうちで甘えようとします。
赤ちゃんになったかのように甘えたり、夜泣きがひどくなるというパターンもありました。
この甘えや夜泣きは保護者さんたちにとっては「仕事で疲れてるのに…」と大変に感じると思います。
しかし、できるだけ受け止めてあげてください。
子どもの気持ちに共感してあげてください。
やがて子どもは必ず保育園になれます。
友達もできて楽しく通うようになります。
慣らし保育は絶対にしなきゃいけないものではありません。
でも、してあげられるといいですね。というものです。
保護者さんもあまりプレッシャーに感じないでくださいね。
担任の先生の見立てでは1週間は慣らしですね~という場合でも保護者さんから相談があれば短縮することもできます。
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慣らし保育のスケジュールは?
では実際の慣らし保育のスケジュールを見ていきましょう。まずはスタンダードな1週間タイプ。
初日…2時間くらいの慣らし保育。下手したら1時間の園もあります。
朝のご用意の手順を確認して子どもは朝のおやつを食べて、少し遊んでから降園します。
大体10時か10時半くらいまでです。
2日目・3日目…午前保育をします。初日よりも少し長く遊びます。他の子どもたちが給食の準備を始めるくらいの時間でお迎えになります。時間としては11時ちょいくらいです。
4日目…給食を食べる経験をします。給食後の降園です。
5日目…お昼寝までして、起きたら降園です。おやつは食べません。
という感じです。
週明けは一日保育をします。
1週間で慣らし保育を完了させるのは土日を挟むからです。
土日でまたおうちになれてしまうのに月曜もまた慣らし…となるとだらだらしがちだからです。
慣らし保育明けの月曜日はキツイですが、子どもも「あ、そうか。こういう場所だった」と理解します。
ちなみに慣らし保育の間に土日を挟む場合もありますね。
その場合は子どもの様子を見ながら慣らし保育の延長や短縮を担任が保護者に相談します。
水木金で慣らしをして土日を挟んだけど、金曜日の様子を見ていると行けそうですね!とか。
月曜からまた1週間くらい慣らし保育をしていきましょう!なんて感じです。
子どもによっては給食を食べる慣らしを2日間にする場合もあります。
また、慣らし保育が完了しそうな時期の「午睡後の降園」を数日間、実施する場合もあります。
子どもも周りをしっかり見ています。
また先生も「次は○○しようね」と子どもに先を見通せる言葉がけをします。
なので、子どもも「明日はおやつを食べてみようかな」「明日はあのオモチャで遊んでみようかな」と期待を持つことができます。
スケジュールは園との相談なので、期間を短くしてほしいときや長くしてほしいときなど、担任に遠慮なく相談してくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?慣らし保育って子どももドキドキですが保護者さんもドキドキですよね。
でも保育園に慣れない子はいないし、みんな楽しく通います。
緊張するかもしれませんが、リラックス!
慣らし保育を楽しんでみてくださいね!
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