熱田まつり2018年の日程は!?祭りの歴史や花火情報も!

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三種の神器の一つである草薙神剣が祀られる熱田神宮で行われるのが、熱田まつりです。

熱田まつりは一年を通して多くの祭典や神事が行われる熱田神宮の中でも最も大きな祭りで、当日は天皇陛下からの勅使もやってきます。

今回は見所が多い熱田まつりの気になる2018年の日程や祭りの歴史、花火情報について紹介します。


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目次

熱田まつり2018年の日程は?

2018年の熱田まつりの日程は、以下のようになっています。

【開催期間】 平成30年6月5日(火)

【主な各イベントの開催日程】 ●献灯まきわら(各門)
6月5日17:30~20:30(雨天順延)

●花火大会(神宮公園)
6月5日19:40~20:30(雨天順延)

●相撲(相撲場)
5月25日13時~(雨天中止)

●献茶祭(神楽殿茶席)
6月5日10:30~

●献花式(神楽殿)
6月5日14:00~

●熱田神楽(大楠南)
6月5日18:00~(雨天中止)

●弓道(国旗掲揚塔前広場)
6月5日9:00~16:00(雨天中止)

●棒の手(拝殿前)
6月5日13:00~(雨天中止)

●尾張新次郎太鼓(拝殿前)
6月5日18:00~(雨天中止)

熱田まつりの歴史と見所をダイジェスト版でご紹介

熱田神宮に関する祭礼の中でも最も重要で荘厳な祭りといわれている熱田まつり。

「尚武祭」とも呼ばれる熱田まつりには、こんな歴史と見所があります。

●熱田まつりの歴史 熱田まつりは、熱田神宮で行われる多くの祭典・神事の中でも最も重要な祭りといわれています。

祭りの中で行われる行事やイベントは、神さまへの奉納の意味があります。

そもそも熱田神宮は、三種の神器の一つである草薙神剣が祀られていることもあり、熱田まつりにおける祭礼では天皇の勅使による御幣物の奉納が行われ、国家の平安と皇室の弥栄が祈念されます。

つまり熱田まつりは、皇室・国家においても重要な神事という位置づけで受け継がれてきた歴史があります。

●見所その①こども奉納相撲 熱田神宮の境内には相撲場があります。

ここで行われるのが、奉納相撲です。力士は熱田市内の小・中学校に通う子供たちとなっており、学校対抗の団体戦と個人戦の2つが行われます。

奉納相撲に参加する子供たちの試合は、子ども相撲とは思えないほど白熱した戦い。

なにしろ地元新聞にその様子が記事として紹介される地元では有名な大会で、実際にこの大会に参加した子供たちの中には大相撲の力士を目指して角力の有名校に進学を決めるケースもあります。

●見所その②献灯まきわら かつてはまきわら船を浮かべていたのですが、今では献灯まきわらとして提灯を飾るスタイルに変わりました。

提灯の数や形には決まりがあり、数は365個で半球状に飾り付けます。

さらに竿を立てて12個の提灯を飾ります。これらには意味があります。

まず365個の提灯は一年の日数の意味を持ち、さらに竿にたてた12個の提灯は「月」の意味を表します。

これは一年の無病息災を祈るための献灯といわれています。

陽が落ちる頃には提灯に灯が点き、その姿が闇の中から浮かび上がるように見え非常に幻想的な風景となります。

●見所その③熱田神楽 熱田神楽は、古くから熱田神宮内で行われていた巫女神楽の一種です。

起源ははっきりとはしませんが、江戸時代後期頃にはすでに熱田神宮で行われていたといいます。

●見所その④各種奉納行事 熱田まつりでは、境内の様々な場所で奉納行事が行われます。

先に紹介した奉納相撲もその一つですが、それ以外にも全国献書大会や奉納弓道大会、柔道、剣道、献茶、献花、園芸、俳句と様々な奉納行事が行われます。

特に武道に関する奉納行事は、熱田神宮の別名「尚武祭」とも深く関係しています。

実は「尚武」とは「武道を重んじる精神」という意味があり、もともとは男子の健やかなる成長を願って行われた祭りでもあります。

神様へ武芸を奉納するという意味もありますが、参加者にとっては日々の鍛錬の成果を発表する場でもあります。

●見所その⑤熱田まつりの屋台 祭りといえば屋台!もちろん熱田まつりに訪れる見物客の中にも、屋台が目当てという人も多いはずです。

そんな熱田まつりの屋台は、前夜祭の昼過ぎ頃からオープンします。

熱田まつり当日は朝から終日多くのイベントが行われることもあり、屋台が立ち並ぶエリアは相当な混雑が起きます。

「まずは屋台を制覇したい」という場合は、前夜祭の夕方ごろを狙うのがポイントです。

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熱田まつりでは花火も見所の一つ

名古屋の空に1000発もの花火が打ち上げられる熱田まつりの花火は、例年25万人もの見物客が訪れる人気のイベントです。

●花火大会(神宮公園)
6月5日19:40~20:30(雨天順延)

熱田まつりのフィナーレを飾るイベントでもあるのですが、夏の訪れを告げる風物詩でもあるので浴衣姿で花火を見る人の姿を街のあちらこちらで見ることが出来ます。

打ち上げ会場は神宮公園となっていますが、当日は公園内の立ち入りができません。

ですから穴場と紹介されるとすぐに人が集まってしまいます。それでも穴場といわれるからには会場周辺よりもゆっくりと見物できるはず!

そこで最後に花火の穴場スポットを紹介しておきます。

●熱田球場北側周辺 熱田公園にある穴場スポットです。

熱田公園に向かうまでの道路は混雑をしていますが、熱田球場周辺は穴場となっているのであまり人もいません。

●熱田記念橋 白鳥公園や名古屋国際会議場はすでに多くの人に知られているので、今では穴場とはとても呼べないほど多くの人が集まっています。

でもその対岸に位置する熱田記念橋に移動すると、意外と人が少ないのです。

川辺のライトアップとともに花火を見ることが出来るところが魅力です。

●イオン熱田店屋上駐車場 子供連れのファミリーに人気があるイオン熱田店には、屋上駐車場があります。

ここも比較的よく知られているので早めに駐車場を確保しなければ難しいのですが、トイレの確保や迷子の心配が少ないこともあっておすすめです。

※あくまでも商業施設ですのでルールやマナーには気を付けましょうね!

●中日ビル屋外ビアガーデン 名古屋テレビ塔の近くにある屋上ビアガーデンです。

基本料金の設定があるので家族で出かけると少し割高になりますが、熱田まつりの花火はしっかりと見えます。

まとめ

名古屋に夏の訪れを伝える熱田神宮の熱田まつり。

歴史と伝統を持つ熱田神宮においても最も重要な祭典と位置付けられているだけに、祭り期間中は多くの奉納行事が行われます。

奉納行事を通して日本の伝統文化に触れるのも、熱田まつりの楽しみ方の一つです。

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