さくらんぼ狩り!山形でおすすめの時期やさくらんぼ農園は?

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山形は全国でおよそ7割のさくらんぼを生産している、有名なさくらんぼの産地です。

収穫時期を迎えると県内のさくらんぼ農園ではさくらんぼ狩りを楽しむこともでき、旬のさくらんぼを楽しみに多くの観光客も訪れます。

せっかくさくらんぼの産地である山形へ出かけるなら、最も良い時期を選んでさくらんぼ狩りを楽しみたいものですよね?

そこで今回は、山形で体験できるさくらんぼ狩りのおすすめの時期や、実際にさくらんぼ狩り体験ができる観光農園などの情報をまとめて紹介します。


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目次

さくらんぼ狩り山形でおすすめの時期は?

せっかく、さくらんぼの名産地である山形でさくらんぼ狩りをするなら、ぜひとも旬の時期に体験したいですよね!

ですがここで知っておいてほしいのは、山形には有名な佐藤錦のほかにも、美味しいサクランボがまだまだあるということ!

さらにそれぞれのさくらんぼには旬があるため、お目当ての品種がある場合はその品種の旬を知っておくことがポイントになります。

●「佐藤錦」のさくらんぼ狩りの時期 佐藤錦は5月頃から加温栽培されるため、旬を迎えるのは6月中旬~下旬ごろとなります。

贈答品としても人気が高いのですが、やはり最高品種のさくらんぼということもあってさくらんぼ狩り体験も人気があります。

1粒当たりの重さは平均7~8gなのですが、贈答品として選別される佐藤錦の中には1粒当たり12~13gの大玉のものも見られます。

●「紅秀峰」のさくらんぼ狩りの時期 山形に来たら、日持ちがよく濃厚な甘みが特徴の新品種「紅秀峰(べにしゅうほう)」も見逃せません。

佐藤錦よりも粒が大きい上に甘みが強い紅秀峰は、7月上旬~中旬にかけてさくらんぼ狩りが楽しめます。

最近では贈答品としても注目が集まっている新品種ですので、こちらも見逃せませんよ。

●「紅きらり」のさくらんぼ狩りの時期 次世代のさくらんぼとして今注目を集めているのが、「紅きらり」です。

粒が大きいだけでなくハート型の可愛らしい見た目もあり、ぜひチェックしておきたいサクランボといえます。

今後さらなる改良が行われる予定の品種ですが、もしも見かけたらぜひともチェックしておきましょう。

ちなみに「紅きらり」は、6月上旬から中旬にかけて旬を迎えます。

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知っておくとさらに楽しめるさくらんぼのミニ知識

山形県のさくらんぼといえば、高級フルーツとしても有名な「佐藤錦」があります。

もちろんせっかく山形のさくらんぼ狩りを体験するなら、佐藤錦を狙ってみたいと思っている人も多いはずです。

そこでまずは有名な「佐藤錦」に関するミニ知識から紹介してみましょう。

佐藤錦は、秋田県東根市の篤農家であった故・佐藤栄助さんが16年もの月日をかけて品種改良を繰り返した結果生み出した最高品種のさくらんぼです。

もともとは当時秋田県内で多く生産されていた「日の出」「珊瑚」「若紫」などを栽培していた佐藤さんでしたが、これらのさくらんぼは日持ちが悪いこともあり、せっかく収穫しても出荷中に傷んで商品にならなくなるなど苦労が絶えない品種でもありました。

この欠点を何とか克服したいと思い大正元年から新たな品種改良に乗り出したのが、佐藤錦の生みの親である佐藤さんでした。

とはいえ佐藤錦の誕生までには、長く厳しい試練の日々が続きました。

それにもめげずに改良に取り組み続けた佐藤さんは、味は良いが日持ちがしない「黄玉」と日持ちはするが酸味が強い「ナポレオン」の2つをかけ合わせ、それぞれの特徴を生かしたさくらんぼの苗を育てることに成功します。

さらに佐藤さんはより品質の高いサクランボを作るために、苗からとった種をまき、状態の良い苗を厳選しながら繰り返し新しい苗を育てることを繰り返します。

こうした苦労を16年も繰り返し最も品質の良い苗を原木に指定して新たに生産を始めたのが、あの高級品種「佐藤錦」というわけなのです。

●とっても手間がかかるさくらんぼ生産 佐藤錦を生み出すまでの苦労を知っただけでも「凄い!」と思うかもしれません。

でも本当に凄いのは、その生産方法にあります。

佐藤錦はさくらんぼの中でも最高品種といわれていますが、その分本当に手間がかかるフルーツです。

なにしろあのパリっとしたさくらんぼの皮は、ちょっとした雨にあたるだけでも実が割れてしまって商品にならないそうです。

そのため雨除けのためのネットは欠かせません。

ところが日当たりが悪くなるとあの美しい赤い色が出てこないため、生育状況を見ながら日陰の原因となる葉っぱを手で摘み取っていかなければいけません。

もちろん収穫をする時も、熟し具合を確認しながら一つずつ手で摘み取っていきます。

それだけに山形のさくらんぼづくりは、すべての作業に人の手がかかる手間のかかったフルーツなのです。

山形でさくらんぼ狩りが体験できる観光農園情報

全国の7割ものさくらんぼを生産している山形県。

そんな山形県でさくらんぼ狩りを体験することが出来るおすすめの観光農園を紹介します。

●ふる里サクランボ園大曽根 制限時間は45分ですが、大人1200円(子供600円)で体験できます。
ふる里サクランボ園大曽根公式ホームページ

●さくらんぼのやまや園 要予約となりますが、制限時間なしでさくらんぼ狩りを楽しむことが出来ます。
さくらんぼのやまや園公式ホームページ

●喜三郎さくらんぼ狩園 大人1500円(子供1000円)で40分間食べ放題です。
喜三郎さくらんぼ狩園公式ホームページ

●果物楽園うばふところへ 期間限定ですが佐藤錦のさくらんぼ狩りが体験できます。他の品種の栽培もおこなっているので、公式ホームページを参考にしてみてください。
果物楽園うばふところへ公式ホームページ

まとめ

さくらんぼは、日持ちがしないため収穫したその場で食べるのが最も贅沢で美味しい食べ方です。

宝石のように美しく色づいたさくらんぼは、食べるだけでなく目でも楽しむことが出来ます。

今年はみなさんも足を運んでみてはいかがですか?

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