ペットのお葬式で火葬する時に入れるお花の種類や量は!?

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大切なペットのお葬式を、人間のお葬式と同じようにしてあげたいと思っている人が増えています。

一般的には火葬がメインのお葬式になるのですが、一番困るのが「火葬までに準備してあげるもの」ではないでしょうか?

だからこそ飼い主としてお葬式の準備をする人も、友人のペットのお葬式に呼ばれた人も、何をどれだけ準備すればよいのかわからない人の方が多いはずです。

そこで今回は、ペットのお葬式で火葬に何を準備すればよいのか、また参列する場合にもっていくと喜ばれるものなどについて紹介します。


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目次

ペットのお葬式で準備するお花の種類や量は?

ペットの火葬の場合は、ペットの体の大きさによって料金設定が異なるのが一般的です。

小鳥やハムスターなど体の小さいペットの火葬ほど値段は安く、大型犬や特大犬の場合は基本料金も高くなります。

つまりペットの体の大きさによって棺の大きさも変わってくるということがポイントになります。


お別れの花を選ぶときのポイントは?

お別れの花にタブーなどは特にありません。

お坊さんに読経供養をお願いする場合「仏教だからやっぱりキクじゃないといけないのかしら?」という人もいますが、これも特に気にする必要はありません。

 

花言葉から花を選ぶのもポイント

ペットのお葬式で乃花選びに「花言葉」を参考にする人が多いです。

花によっても花ことばは違いますが、同じ花でも色によって花言葉が違うこともあります。

★メッセージ性のある花の種類と花言葉
花の種類 花言葉
アネモネ(赤) いつまでも愛しています
アネモネ(紫) いつか和えることを信じて待っています
アングレカム いつまでもあなたと一緒です
カーネーション(白) 私の愛は今も生きています
カランコエ あなたを守る、たくさんの小さな思い出
キク(赤) あなたを愛しています
コチョウラン(ピンク) あなたを愛しています
サギソウ 夢でもあなたを想う
シオン あなたを忘れない
スターチス 変わらない心
ナナカマド 私はあなたを見守っています
ネリネ また会う日を楽しみにしています
ハナミズキ 私の思いを受け入れて
バラ(赤) あなたを愛しています
ヒマワリ 私はあなただけを見ています
ブーゲンビリア あなたしか見えない
ミセバヤ 大切なあなた
ルピナス あなたは私の安らぎ
レンゲソウ あなたと一緒ならどんなことも耐えられる
ワスレナグサ 真実の愛、私を忘れないで

★生前の面影を連想させる花の種類と花言葉
花の種類 花言葉
アジアンタム 天真爛漫
アマリリス 輝く美しさ
アルストロメリア(白) 凛々しさ
ウメ(白) 気品
オドントグロッサム 特別な存在
カエデ 大切な思い出
カスミソウ 無邪気、幸福、清らかな心
グラジオラス(ピンク) ひたむきな愛
ジャスミン 愛らしさ
シルクジャスミン 純粋な心
ヒメユリ 誇り
ユキヤナギ 愛らしさ、気まま
ユリ 純粋、無垢

★友人のペットのお葬式に持っていきたい花の種類と花言葉
花の種類 花言葉
アイビー 永遠の愛、友情、不滅
アマリリス 輝く美しさ
アルストロメリア(白) 凛々しさ
エーデルワイス 大切な思い出
オドントグロッサム 特別な存在
カエデ 大切な思い出
ガーベラ 希望
カンナ 永遠
カンパニュラ 感謝
キンセンカ 別れの悲しみ、寂しさ
コスモス(赤) 愛情
サンダーソニア 祈り
シオン あなたを忘れない
ジンチョウゲ 永遠
スイートピー 優しい思い出
スターチス 変わらない心
ヘリクリサム 永遠の思い出
ユリ 純粋、無垢
ライラック 思い出、友情

準備する花の量は?

準備する花の量の基準は、「棺の大きさ」を目安にするのが一番です。

体の小さなペットの場合は、あまりにも花の量が多すぎると体が花で埋もれてしまいます。

でも大型犬サイズになると、棺もある程度大きくなります。ですからあまりにも花の量が少なすぎると、何となくさみしい印象になってしまいます。

棺の大きさがわからない場合は、①直接ペット葬儀者に相談してみる ②花屋に相談する が良いでしょう。


色にも注意が必要なの?

お別れのお花ですから、特に色にタブーはありません。生前の元気だったころの様子にぴったりな色であれば、どんな色でもきっと気に入ってくれるでしょう。

ただしにおいが強すぎる花は、よほど思い出のある花でなければ避けておくのが無難です。

★意外と嫌われるのが「キク」 ペットのお葬式で意外と嫌われるのが、人間のお葬式を連想させる「菊」です。

どのような花を選べばよいか迷ったときは、とりあえず洋花のアレンジメントを選ぶのが良いでしょう。

ペットのお葬式のスタイルもさまざまある

ペットのお葬式のスタイルは1つではありません。

ペット葬儀業者によってもお葬式の流れやサービスには違いがあります。

ただ大きく分けると「個別葬」「僧侶立ち合い葬」「立ち合い葬」「引き取り葬」に分かれます。


ペットの個別葬とは?

個別でお別れのセレモニー・火葬を行います。

お別れのセレモニーは、主に好きだったものや花を棺の中に入れながら最後の時間を過ごす方法が取られます。

火葬が終わった後の遺骨は専用の骨壺に収められ、家族に引き渡されます。


僧侶立ち合い葬とは?

もっともお葬式のイメージがしやすいのが「僧侶立ち合い葬」です。

人間のお葬式と同じようにお坊さんの読経供養をしてもらいます。

お寺が独自に行っていることもありますが、一般的にはペット葬儀者からお坊さんを紹介してもらうことの方が多いです。

お寺で読経供養をした後に火葬をするというケースもありますが、ペット葬儀業者のセレモニーホールで読経供養をした後に火葬をするケースもあります。

僧侶立ち合い葬の場合は、遺骨となった後に寺やセレモニーホールで読経供養をすることもあります。


ペットの立ち合い葬とは?

お別れのセレモニーと火葬を行います。お別れのセレモニーは、個別葬と同じ方法が取られます。

火葬が終わると家族が収骨に立ち会い、終了後は自宅または納骨ホールなどに安置されます。


ペットの引き取り葬とは?

火葬のみを業者に依頼するお葬式です。遺体を自宅まで業者が引き取りにやってきます。

火葬が終了すると専用の骨壺に遺骨を納め、自宅で待つ家族に引き渡します。

ペットの引き取り葬では、
①業者が遺体を引き取りに来る
②業者に遺体を預けに行く
のどちらかを選ぶことが出来るのが一般的です。

ペットのお葬式で火葬までに準備しておくものは?

お花以外にも火葬の際に棺に入れてあげることが出来るものはあります。

例えば喜んで食べていたペットフードやおもちゃなども、燃えるものであれば一緒に火葬することは出来ます。

ほかにも「手紙」「洋服」「思い出の写真」などを一緒に入れてあげることもできます。

ただし燃えないものに関しては入れることはできません。特に瓶などは、大切なペットの体を傷つけてしまう可能性もあります。

きれいな状態で手元に帰ってきてもらうためにも、貴金属類や瓶などは棺に入れないようにしてください。

・どうしても貴金属や瓶を入れたい場合はどうすればいい? 火葬をする際に燃えないものを入れることはできませんが、火葬後に骨壺の中に収めてあげることはできます。

これならペットの体を傷つけることもありませんし、きれいな形のまま天国に持って行ってもらうことが出来ます。

まとめ

大切な家族の一員とのお別れの時間ですから、基本は「家族がしてあげたいことをすればよい」のです。

「最後にしてあげたいと思うことをしてあげること」。

それこそが残される家族が最後にしてあげられることですよ。

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